■メイン写真
「護摩壇」に鎮座する役行者像
■今回のコース
原山バス停→(東海自然歩道)→あずま屋→金胎寺→(行場ルート)→迎え行者→
行場の辻→東覗→西覗→胎内潜→千手の滝→五光の滝→護摩壇→鐘掛→平等岩→
蟻の戸渡→行場の辻→迎え行者→金胎寺本堂→鷲峰山→金胎寺→原山バス停
近場でスリルたっぷりの岩場めぐりを楽しめる、鷲峰山の行場ルート。
この日は手話通訳士の資格をもつ登山ガイド、Hさんのお伴としての下見山行だ。
修験の寺である金胎寺の行場なので、入山料が必要。
単なる「レジャー」の場としてだけでなく、寺としてはきっちりお参りしてほしいとの
思いがあるルートなので、それなりの心構えと行動で臨むべき場所ではある。
とはいえ、登山者にとって魅力的であることも明らかだ。
原山バス停から徒歩。東海自然歩道なので、要所にちゃんと道標がある。
お茶どころ・和束の美しい茶畑が広がる。
途中にある休憩所。お地蔵さんが祀られている。
役行者祠。素朴なデザインだ。
沢の分岐に、「登山口」の立札とお地蔵さんが立つ。
とっくに登山しているつもりだったのだが、そうか、ここが登山口なのか(笑)。
寺の参道に出た。右へ進み山門をくぐり、金胎寺の寺務所へ。
この寺は無住。300円の入山料を箱に納め、ノートに入山記録を記入して出発だ。
迎え行者の前を通る。
行場の辻は、大きなアカガシの木が目印だ。左へ進むと、じきに激下りとなる。
東覗。狭い岩峰の上に立つと高度感がすごい。
続いて西覗。ここのほうが眺めはいいかな。
30mほど続く岩場を下る。慎重に、慎重に。
Hさんはクライミングの達人でもある。スイスイと軽やか。
胎内潜。狭い岩の隙間を抜ける。「再生」を意味するのだろう。
穴を抜けたすぐ向こうが2mほどの崖なので要注意だ。
谷筋に下りてきた。千手の滝だ。
朝方まで雨だったので、やや水量が多く、いい感じだ。
続いて五光の滝へ。簾状の美しい滝だ。不動明王像がある。
滝の下で沢を渡り、しばらく沢沿いに下るが、木橋の手前で橋を渡らずに
ふたたび沢を渡り返す。ちょっと倒木で歩きにくくなっているが、
気をつけて通過。
ここからが、いよいよ楽しい岩場登りのはじまり、はじまり。
護摩壇では、役行者像が待っている(メイン写真)。
鐘掛。右を巻けるが、鎖を頼りに正面壁を登ることもできる。
クライミング経験がない人はやめておこう。
ちょっぴりトリッキーなムーブが必要な小鐘掛を経て、クライマックス、平等岩へ。
正面壁は登山靴では歯が立たない。中央の凹部を攀じ登るか、右を巻く。
Hさんは果敢に凹ルートに挑戦。さすがの身のこなしだ。
3つめの岩場、蟻の戸渡を登り終えると、ご褒美の展望スポットがある。
ここからほどなくして、行場の辻に戻る。
寺務所に戻ったが、時間の余裕があったので、本堂にも寄ってみた。
行者堂や多宝塔もあるが、どれもかなり老朽化が進んでいる。
鷲峰山の山頂には宝篋印塔(重文)が鎮座している。
もと来た道を戻って原山バス停に着いたが、バスは1時間に1本。
待ち時間の間、小腹がへったのでおやつタイム。
無事、下見を完了。あとは本番のテレビ取材を待つのみである。
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!
「護摩壇」に鎮座する役行者像
■今回のコース
原山バス停→(東海自然歩道)→あずま屋→金胎寺→(行場ルート)→迎え行者→
行場の辻→東覗→西覗→胎内潜→千手の滝→五光の滝→護摩壇→鐘掛→平等岩→
蟻の戸渡→行場の辻→迎え行者→金胎寺本堂→鷲峰山→金胎寺→原山バス停
近場でスリルたっぷりの岩場めぐりを楽しめる、鷲峰山の行場ルート。
この日は手話通訳士の資格をもつ登山ガイド、Hさんのお伴としての下見山行だ。
修験の寺である金胎寺の行場なので、入山料が必要。
単なる「レジャー」の場としてだけでなく、寺としてはきっちりお参りしてほしいとの
思いがあるルートなので、それなりの心構えと行動で臨むべき場所ではある。
とはいえ、登山者にとって魅力的であることも明らかだ。
原山バス停から徒歩。東海自然歩道なので、要所にちゃんと道標がある。
お茶どころ・和束の美しい茶畑が広がる。
途中にある休憩所。お地蔵さんが祀られている。
役行者祠。素朴なデザインだ。
沢の分岐に、「登山口」の立札とお地蔵さんが立つ。
とっくに登山しているつもりだったのだが、そうか、ここが登山口なのか(笑)。
寺の参道に出た。右へ進み山門をくぐり、金胎寺の寺務所へ。
この寺は無住。300円の入山料を箱に納め、ノートに入山記録を記入して出発だ。
迎え行者の前を通る。
行場の辻は、大きなアカガシの木が目印だ。左へ進むと、じきに激下りとなる。
東覗。狭い岩峰の上に立つと高度感がすごい。
続いて西覗。ここのほうが眺めはいいかな。
30mほど続く岩場を下る。慎重に、慎重に。
Hさんはクライミングの達人でもある。スイスイと軽やか。
胎内潜。狭い岩の隙間を抜ける。「再生」を意味するのだろう。
穴を抜けたすぐ向こうが2mほどの崖なので要注意だ。
谷筋に下りてきた。千手の滝だ。
朝方まで雨だったので、やや水量が多く、いい感じだ。
続いて五光の滝へ。簾状の美しい滝だ。不動明王像がある。
滝の下で沢を渡り、しばらく沢沿いに下るが、木橋の手前で橋を渡らずに
ふたたび沢を渡り返す。ちょっと倒木で歩きにくくなっているが、
気をつけて通過。
ここからが、いよいよ楽しい岩場登りのはじまり、はじまり。
護摩壇では、役行者像が待っている(メイン写真)。
鐘掛。右を巻けるが、鎖を頼りに正面壁を登ることもできる。
クライミング経験がない人はやめておこう。
ちょっぴりトリッキーなムーブが必要な小鐘掛を経て、クライマックス、平等岩へ。
正面壁は登山靴では歯が立たない。中央の凹部を攀じ登るか、右を巻く。
Hさんは果敢に凹ルートに挑戦。さすがの身のこなしだ。
3つめの岩場、蟻の戸渡を登り終えると、ご褒美の展望スポットがある。
ここからほどなくして、行場の辻に戻る。
寺務所に戻ったが、時間の余裕があったので、本堂にも寄ってみた。
行者堂や多宝塔もあるが、どれもかなり老朽化が進んでいる。
鷲峰山の山頂には宝篋印塔(重文)が鎮座している。
もと来た道を戻って原山バス停に着いたが、バスは1時間に1本。
待ち時間の間、小腹がへったのでおやつタイム。
無事、下見を完了。あとは本番のテレビ取材を待つのみである。
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