Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2015年9月20日(日)~23日(水) 錦秋を堪能、北ア・船窪岳から烏帽子岳を縦走(その3)

2015年09月25日 | 山登りの記録
■メイン写真
霜がつくほどに冷えた朝


■今回のコース
20日 大町駅⇒七倉駐車場(駐車)→七倉山荘[泊]
21日 七倉山荘→船窪小屋[泊]
22日 船窪小屋→船窪乗越→船窪岳→不動岳→南沢岳→山頂分岐→
   烏帽子岳→山頂分岐→烏帽子小屋[泊]
23日 烏帽子小屋→2208m三角点→ブナ立尾根登山口→高瀬ダム⇒
   (タクシー)⇒七倉駐車場(車を回収)⇒七倉温泉(入浴)


23日。今日はブナ立尾根を下山するのみ。しかし標高差は1280mほどある。
北アルプス3大急登の坂を下りるのだから、それなりにきついと予想した。



小屋を出て回り込み、尾根の東側に出る。
昨日歩いてきた稜線が見え、感慨深い。



ダケカンバの黄葉はここでも最盛期だ。



タヌキ岩。
どう見てもタヌキに見えないが、タヌキが巣作りでもしていたのかな?



2208.7m三角点。休憩によい。



下り坂は途切れることがない。しかし、七倉尾根のようなハシゴ、クサリは
殆どないので、脚力は必要なものの、難易度は高くない。
親切に固定ロープがついているところもある。



登山道に覆いかぶさっている巨岩。
下を通り抜ける時は、なかなかの迫力。



快調に針葉樹林帯を抜け、ブナなどの落葉広葉樹林帯に入る。
マユミの花が咲いていた。



濁沢へ下りる最後の急斜面には、金属製のステップがつづら折に設置してあり
安全に通行できる。



白い砂がまばゆい、濁沢の広い河原に到着!
ここには水場もあり、ともちゃんは靴を脱いで沢でしばらく足をクールダウン。
気持ちがいい場所だったので、ここで烏帽子小屋で用意してもらったおにぎりを食べる。



河原は、なんとなく上高地っぽい風景なのだ。



濁沢の方を振り返ると、大きな滝が見えた。
水は、沢の名前そのままに白濁し、スイスアルプスの氷河から流れ出す
渓流のようだった。



濁沢キャンプ場。テン場は日蔭がなく、夏場は暑いだろうな。



不動沢吊橋を渡る。不動沢の水は茶色に濁っていた。



不動沢トンネル。分厚い鉄板のシャッターがついている。
中は灯りが点いているのでヘッ電は出さなくてよい。



トンネルを出ると高瀬ダムに出る。
今回の縦走も、これで無事終了である。



高瀬ダムは、ロックフィル四季のダムとしては日本最大の規模。
高さは176mあるという。
タクシーの運ちゃんは、東洋一の規模だと胸を張った。

日産NV200のタクシーは待ち時間なく乗ることができ、マイカーが待つ
七倉山荘へ戻る。
再び七倉山荘の温泉に入り、3日分の汗を洗い流した。

あとは帰るだけだが、ちょっとだけ寄り道。
大町駅に近い横川酒店さんで、めいめい土産(自分へのご褒美)の
地酒を買い、大満足。

酒屋さんで教えてもらった蕎麦屋さん(蕎麦処・美寿々)で遅めの昼食。
ここの蕎麦、かなりいける。次回も寄ろうかな。

その後は、大した渋滞もなく奈良に戻れた。
餅米を使用したという酒は、コクとキレが両方あって、かなり美味かった。











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