■メイン写真
電波反射塔が立つ根古峰
■今回のコース
天見・流谷川林道(適地の路肩に駐車)→アシ谷分岐→根古峰三角点→(ダイトレ)→
阿弥陀山前分岐→五ツ辻→(長尾、とち谷)→流谷川林道出合→(竹ノタワ)→
葛城第16番経塚→駐車地
梅雨の合間の青天。軽く山歩きをしてきた。
天見の流谷から、チョット地味だが根古峰を目指す。
今日のルートは、梅雨の頃は、ヤマアジサイ群落が綺麗だからだ。
八幡神社への赤い橋。普通、ハイカーは通り過ぎてしまうところ。
八幡神社の大クス。このたたずまいが、いいのである。
アシ谷分岐。ここからクルマは入ってはいけない。
(まあ、勇気を出して乗り入れても、すぐに後悔するだろう)
しばらくはキツリフネの花を見ながら沢沿いの林道を歩く。
やがて「保安林」の黄色い標識が立つあたりで山道に変わる。
谷筋を離れ、右手の斜面を急登する。
U字にえぐれた道に変わり、支尾根に乗ったかと思うと、またトラバース気味に。
このあたりのヤマアジサイ群落がいい。
しだいにクロモジが混じるようになる。モミジイチゴも熟れ頃だった。
分岐を直進する(右はすぐに延伸中の幅広の林道になる)。
すぐに根古峰に着く。2本の電波反射塔が向かい合って立っているのが特徴だ。
ニガイチゴが実をつけていた。口に入れたら案の定、ほの甘い香りの後に
苦みが襲ってきた。
すぐ脇にひっそりと三角点がある。
先に進むと、すぐにダイヤモンドトレールに合流する。
ウツギが咲いている。
コアジサイもなかなか。
アミダ山前分岐の小さな沼。
欽命水。癖のない味。昨日の雨で水量も潤沢だ。
五ツ辻に到着。こは右へ長尾をたどる。
ここまでずっとスギ、ヒノキの植林ばかりだったが、北東に延びる長尾は
自然林がしばらく続く。
「テッペンカケタカ」とホトトギスのさえずりが響く。
下って行くと再び植林となるが、このあたりも斜面一面がヤマアジサイ群落。
アジサイをかき分けながら下り続けるが、間伐されたスギの枝が時折、
自分の足で跳ね上がり、もう片足に絡んで転びそうになる。
とち谷に下り着く。
美しいナメを渡渉。
あとは林道を下るだけだが、とち谷は滝が連続するすばらしい谷。
ナメや小滝を眺めながら楽しく歩ける。
ところが途中(標高約400mあたり)、沢が2段の斜瀑になっているところで
倒木の山が林道を覆っていた。
なんとか越せるようになっているのが救い。
比較的大きな滝が下部に2つある。雨後に遡行してみたら案外面白いかも。
流谷林道に着く。
アシ谷、とち谷ともにマタタビは多いが、林道脇では白い花が満開。
甘い、いい香り。猫ならラリってしまうのだろうか。
流谷林道名物、ループトンネル。くるんとループして上を一周する。
どうってもんじゃないけど、ドクダミも時節柄、満開。
葛城第16番経塚にも立ち寄ってみた。
なんとも分かりにくいところにある。
流谷の棚田は、素朴な美しさが、なんとも良い。
ナンテンの実が赤く色づく秋、また流谷を歩きたくなるだろう。
電波反射塔が立つ根古峰
■今回のコース
天見・流谷川林道(適地の路肩に駐車)→アシ谷分岐→根古峰三角点→(ダイトレ)→
阿弥陀山前分岐→五ツ辻→(長尾、とち谷)→流谷川林道出合→(竹ノタワ)→
葛城第16番経塚→駐車地
梅雨の合間の青天。軽く山歩きをしてきた。
天見の流谷から、チョット地味だが根古峰を目指す。
今日のルートは、梅雨の頃は、ヤマアジサイ群落が綺麗だからだ。
八幡神社への赤い橋。普通、ハイカーは通り過ぎてしまうところ。
八幡神社の大クス。このたたずまいが、いいのである。
アシ谷分岐。ここからクルマは入ってはいけない。
(まあ、勇気を出して乗り入れても、すぐに後悔するだろう)
しばらくはキツリフネの花を見ながら沢沿いの林道を歩く。
やがて「保安林」の黄色い標識が立つあたりで山道に変わる。
谷筋を離れ、右手の斜面を急登する。
U字にえぐれた道に変わり、支尾根に乗ったかと思うと、またトラバース気味に。
このあたりのヤマアジサイ群落がいい。
しだいにクロモジが混じるようになる。モミジイチゴも熟れ頃だった。
分岐を直進する(右はすぐに延伸中の幅広の林道になる)。
すぐに根古峰に着く。2本の電波反射塔が向かい合って立っているのが特徴だ。
ニガイチゴが実をつけていた。口に入れたら案の定、ほの甘い香りの後に
苦みが襲ってきた。
すぐ脇にひっそりと三角点がある。
先に進むと、すぐにダイヤモンドトレールに合流する。
ウツギが咲いている。
コアジサイもなかなか。
アミダ山前分岐の小さな沼。
欽命水。癖のない味。昨日の雨で水量も潤沢だ。
五ツ辻に到着。こは右へ長尾をたどる。
ここまでずっとスギ、ヒノキの植林ばかりだったが、北東に延びる長尾は
自然林がしばらく続く。
「テッペンカケタカ」とホトトギスのさえずりが響く。
下って行くと再び植林となるが、このあたりも斜面一面がヤマアジサイ群落。
アジサイをかき分けながら下り続けるが、間伐されたスギの枝が時折、
自分の足で跳ね上がり、もう片足に絡んで転びそうになる。
とち谷に下り着く。
美しいナメを渡渉。
あとは林道を下るだけだが、とち谷は滝が連続するすばらしい谷。
ナメや小滝を眺めながら楽しく歩ける。
ところが途中(標高約400mあたり)、沢が2段の斜瀑になっているところで
倒木の山が林道を覆っていた。
なんとか越せるようになっているのが救い。
比較的大きな滝が下部に2つある。雨後に遡行してみたら案外面白いかも。
流谷林道に着く。
アシ谷、とち谷ともにマタタビは多いが、林道脇では白い花が満開。
甘い、いい香り。猫ならラリってしまうのだろうか。
流谷林道名物、ループトンネル。くるんとループして上を一周する。
どうってもんじゃないけど、ドクダミも時節柄、満開。
葛城第16番経塚にも立ち寄ってみた。
なんとも分かりにくいところにある。
流谷の棚田は、素朴な美しさが、なんとも良い。
ナンテンの実が赤く色づく秋、また流谷を歩きたくなるだろう。