■メイン写真
麦草峠から雨池へと、雪をかぶった針葉樹林を歩く
■今回のコース
19日 北八ヶ岳ロープウェイ・山麓駅→五辻→出逢いの辻→大石峠→麦草峠→白駒池→
白駒荘[泊]
20日 白駒荘→麦草峠→雨池→雨池峠→ロープウェイ・山麓駅⇒山麓駅⇒小斉の湯
継続して取り組んでいる、「手話Deハイキング」。手話通訳士の資格を持つ登山ガイド、
細井裕子さんが主宰する-等高線-とのコラボ企画で、今回は北八ツへのスノーシューだ。
先週、遊山トレッキングサービスの登山教室で同ルートを歩いてきたばかりだ。
今回は二つ玉低気圧が夜に通過する中、ラッキーにも合間を縫って行動できた。
一晩で積もった新雪は30cm。一晩の降雪量としては今シーズン屈指の量だったという。
おかげで日曜は、楽しい楽しいラッセルに手こずったが、スノーシューがフルに活かせた
山行ともいえる魅力的なスノーハイクになった。
19日、茅野駅でお客様と合流し、八ヶ岳ロープウェイで一気に標高2200mへ。
スノーシューを履き、基本的な歩行、方向転換、深雪でコケたあとの立ち上がり方などを
練習してから出発だ。
この土日は、ちょっと天気が心配。予想では今夜、二つ玉低気圧が通過して大荒れになる。
早いタイミングで小屋に入りたい。
森林浴展望台からは、北アルプス、乗鞍岳、御嶽山、中央アルプスなどが見えるのだが、
既に雲が出てきている。
Mr.Dashは手話ができないので、今回も筆談と紙芝居で解説し、細井ガイドが手話で翻訳する。
五辻を出てすぐのところにあるあずま屋。屋根の上の雪が重々しい。
ふかふかの雪で、有頂天になる。
麦草に到着。冬期通行止めの国道299号を渡る。
麦草ヒュッテを横目に見て、草原の丘に登っていく。
白駒の奥庭は、黒い岩が点在する日本庭園のような美しい場所だが、
この時期は一面の雪原と化す。
みごとに氷結した白駒池に到着。もちろん氷の上を歩いても平気だ。
氷の上にも、もちろん新雪が積もっている。
今年、創業100周年を迎えた白駒荘に到着。
おいしい夕食が終わると、小屋のスタッフから19:00に本館1階に集まってくださいと
呼びかけがあった。なんと、お神酒を用意しているとのこと。
この日は、白駒荘が白駒池の水利権を個人名で申請してちょうど100年という、
まさに記念の日だったのだ。ちゃんと証書も残っている。
4代目主人の辰野廣茂さんが、乾杯の音頭をとられた。
2017年の火事から再起を図られ、この日を迎えた。辛苦を乗り越えての記念の日だ。
図らずも、こんな日に泊まれた幸運。忘れられない一日となった。
この日の夜は低気圧の通過で、ずっと雪が降っていたようだ。
朝、表をみてびっくり。一晩で30cmの雪が追加されていた。
トレースが消えていたので、スノーシューのありがたみを感じながら歩く。
小屋を出発したタイミングは、他のパーティより少し早かったが、こちらはスローペース。
次々に後続に抜かれていく中、「ラッセルしてくれてありがとう」「トレースつけてくれて
ありがとう」と、嬉しいお言葉を頂く。
麦草峠に到着。天気は回復傾向だ。
追い抜いて行ったパーティは、全部、五辻のほうへ歩いて行ったようで、
茶水の池から雨池へのルートはトレースがなかった。
ちょっとひるんだが、すぐにギアを切り替える。もしバテても、細井ガイドが
ラッセル作業をつないでくれるに違いない。実際、ちょっと先頭を代わってもらって助かった。
先週よりも距離が長く感じられたが、無事、雨池に到着。
昨日は見られなかった青空。やっぱり純白の世界には澄んだ青空が似合う。
雨池峠へは直登の旧道を歩いた。雨池峠は強い西風を受け続けて、樹木が凍りついていた。
縞枯山荘を通過し、ロープウェイの駅が見えてきた。
スノーシュー初心者のお客様もおられたが、気力をふりしぼって踏破された。
雪に沈まないようにするために履くとはいえ、足に重りをつけて歩くことに変わりなく、
いつもより足に負担がかかったことだろう。
帰りには、原泉かけ流しの酸性泉「小斉の湯」で入浴。
湯船に身体を沈めると、手足の指先がじわ~んとしびれる。
雪山を歩いた後の温泉は格別だ。
麦草峠から雨池へと、雪をかぶった針葉樹林を歩く
■今回のコース
19日 北八ヶ岳ロープウェイ・山麓駅→五辻→出逢いの辻→大石峠→麦草峠→白駒池→
白駒荘[泊]
20日 白駒荘→麦草峠→雨池→雨池峠→ロープウェイ・山麓駅⇒山麓駅⇒小斉の湯
継続して取り組んでいる、「手話Deハイキング」。手話通訳士の資格を持つ登山ガイド、
細井裕子さんが主宰する-等高線-とのコラボ企画で、今回は北八ツへのスノーシューだ。
先週、遊山トレッキングサービスの登山教室で同ルートを歩いてきたばかりだ。
今回は二つ玉低気圧が夜に通過する中、ラッキーにも合間を縫って行動できた。
一晩で積もった新雪は30cm。一晩の降雪量としては今シーズン屈指の量だったという。
おかげで日曜は、楽しい楽しいラッセルに手こずったが、スノーシューがフルに活かせた
山行ともいえる魅力的なスノーハイクになった。
19日、茅野駅でお客様と合流し、八ヶ岳ロープウェイで一気に標高2200mへ。
スノーシューを履き、基本的な歩行、方向転換、深雪でコケたあとの立ち上がり方などを
練習してから出発だ。
この土日は、ちょっと天気が心配。予想では今夜、二つ玉低気圧が通過して大荒れになる。
早いタイミングで小屋に入りたい。
森林浴展望台からは、北アルプス、乗鞍岳、御嶽山、中央アルプスなどが見えるのだが、
既に雲が出てきている。
Mr.Dashは手話ができないので、今回も筆談と紙芝居で解説し、細井ガイドが手話で翻訳する。
五辻を出てすぐのところにあるあずま屋。屋根の上の雪が重々しい。
ふかふかの雪で、有頂天になる。
麦草に到着。冬期通行止めの国道299号を渡る。
麦草ヒュッテを横目に見て、草原の丘に登っていく。
白駒の奥庭は、黒い岩が点在する日本庭園のような美しい場所だが、
この時期は一面の雪原と化す。
みごとに氷結した白駒池に到着。もちろん氷の上を歩いても平気だ。
氷の上にも、もちろん新雪が積もっている。
今年、創業100周年を迎えた白駒荘に到着。
おいしい夕食が終わると、小屋のスタッフから19:00に本館1階に集まってくださいと
呼びかけがあった。なんと、お神酒を用意しているとのこと。
この日は、白駒荘が白駒池の水利権を個人名で申請してちょうど100年という、
まさに記念の日だったのだ。ちゃんと証書も残っている。
4代目主人の辰野廣茂さんが、乾杯の音頭をとられた。
2017年の火事から再起を図られ、この日を迎えた。辛苦を乗り越えての記念の日だ。
図らずも、こんな日に泊まれた幸運。忘れられない一日となった。
この日の夜は低気圧の通過で、ずっと雪が降っていたようだ。
朝、表をみてびっくり。一晩で30cmの雪が追加されていた。
トレースが消えていたので、スノーシューのありがたみを感じながら歩く。
小屋を出発したタイミングは、他のパーティより少し早かったが、こちらはスローペース。
次々に後続に抜かれていく中、「ラッセルしてくれてありがとう」「トレースつけてくれて
ありがとう」と、嬉しいお言葉を頂く。
麦草峠に到着。天気は回復傾向だ。
追い抜いて行ったパーティは、全部、五辻のほうへ歩いて行ったようで、
茶水の池から雨池へのルートはトレースがなかった。
ちょっとひるんだが、すぐにギアを切り替える。もしバテても、細井ガイドが
ラッセル作業をつないでくれるに違いない。実際、ちょっと先頭を代わってもらって助かった。
先週よりも距離が長く感じられたが、無事、雨池に到着。
昨日は見られなかった青空。やっぱり純白の世界には澄んだ青空が似合う。
雨池峠へは直登の旧道を歩いた。雨池峠は強い西風を受け続けて、樹木が凍りついていた。
縞枯山荘を通過し、ロープウェイの駅が見えてきた。
スノーシュー初心者のお客様もおられたが、気力をふりしぼって踏破された。
雪に沈まないようにするために履くとはいえ、足に重りをつけて歩くことに変わりなく、
いつもより足に負担がかかったことだろう。
帰りには、原泉かけ流しの酸性泉「小斉の湯」で入浴。
湯船に身体を沈めると、手足の指先がじわ~んとしびれる。
雪山を歩いた後の温泉は格別だ。