■メイン写真
2022年2月22日2時22分に虹(ニジ)がかかった御滝神社の滝!
■今回のコース
大滝川森林公園→展望台分岐→涼みの滝→徳本上人所行洞窟→(上人道)→真妻山→
高石大明神→観音祠→役行者祠→岩屋不動→25m滝→炭焼き小屋→御瀧神社(大滝)→
大滝川森林公園
和歌山県日高川町のご当地富士・真妻山は、洞窟、鎖場、滝、絶景がコンパクトな
周回ルートで楽しめる、盛りだくさんな山だ。
大滝川森林公園が起点だ。無料駐車場とトイレがあり便利。
橋を渡って登山道に入ると間もなく現れるのが涼みの滝。
水量は少ない、ハングした黒い岩から飛沫が降り注ぐ、滝行によさそうな滝だ。
続いて、徳本上人が修行をした洞窟が口を開ける。
徳本上人は、地元出身の江戸時代後期の浄土宗のお坊さん。
江戸近郊の農村を中心に念仏講を組織した木喰の僧侶だ。
鎖やロープが張られた、ちょっぴりスリリングな急坂を行く。
徳本上人は修行の際、藤蔓を頼りに岩場を登り降りしたというが…
和歌山ということで少し気持ちが緩んでいたが寒い日だった。
急坂を登っても身体が温まらなかった。
ウバメガシが目立つ尾根に出るとうっすらと雪がでてきた。
360度の眺望が得られる真妻山の山頂に到着。北に生石ヶ峰、東に矢筈岳、
南に太平洋、西に日ノ御崎などが望め、眺めは抜群だ。
山頂で風を避けてランチタイムとした。
山頂には千手観音の祠もある。
山頂を後にして、尾根を東へたどる。
しばらく行くと、岩肌にへばりつくように高石大明神が祀られていた。
P496直下にある観音祠。祠のデザインは山頂と同じだが、ここは薬師如来が祀られている。
観音祠からは北へ下る。標高差150mほど下りると、今度は役行者祠がある。
ここも、おそらくかつてはもっと充実した修験の行場ルートがあったのだろう。
さらに下り続けて谷筋に出る。なかなか大規模な古い石垣群がある。
水路は石垣で守られ、平らにならされた区画はかつての集落や棚田、畑を想起させる。
ここでどのような暮らしが営まれていたのだろうか。想像するだけで楽しい。
石垣エリアの下部に、岩屋不動へ向かう分岐がある。標高差50mほど、かなりの急登を
しのぐと、垂直の岩壁の前がテラス状になっていて、不動明王祠がある。
もとの道に戻って少し下ると、無名の25m滝が見えてくる。
滝の直下に下ってみる。この滝も水量は少ないが、真ん中で腰を折り、中間テラスのように
なっている。そのテラスも、まさに滝行にもってこいという印象を受ける。
大滝川沿いの林道に出る。林道を東へ10分ほど進むと、御瀧神社がある。
ご神殿の上にあるオーバーハングした巨岩の迫力もさることながら、
手前にかかる滝は、落差10m程度ながら、エメラルド色の釜が美しい。
滝を見ていたら、ちょうど滝に虹がかかった。
あまりの偶然に、皆さん、夢中で写真を撮る。
「2時の虹だ」とダジャレを飛ばしたら、Tさんが「今ちょうど、2022年2月22日2時22分!!」と。
偶然は重なるものだ。
林道に戻り、現役の炭焼き小屋を見ながら大滝川森林公園までそぞろ歩いた。
2022年2月22日2時22分に虹(ニジ)がかかった御滝神社の滝!
■今回のコース
大滝川森林公園→展望台分岐→涼みの滝→徳本上人所行洞窟→(上人道)→真妻山→
高石大明神→観音祠→役行者祠→岩屋不動→25m滝→炭焼き小屋→御瀧神社(大滝)→
大滝川森林公園
和歌山県日高川町のご当地富士・真妻山は、洞窟、鎖場、滝、絶景がコンパクトな
周回ルートで楽しめる、盛りだくさんな山だ。
大滝川森林公園が起点だ。無料駐車場とトイレがあり便利。
橋を渡って登山道に入ると間もなく現れるのが涼みの滝。
水量は少ない、ハングした黒い岩から飛沫が降り注ぐ、滝行によさそうな滝だ。
続いて、徳本上人が修行をした洞窟が口を開ける。
徳本上人は、地元出身の江戸時代後期の浄土宗のお坊さん。
江戸近郊の農村を中心に念仏講を組織した木喰の僧侶だ。
鎖やロープが張られた、ちょっぴりスリリングな急坂を行く。
徳本上人は修行の際、藤蔓を頼りに岩場を登り降りしたというが…
和歌山ということで少し気持ちが緩んでいたが寒い日だった。
急坂を登っても身体が温まらなかった。
ウバメガシが目立つ尾根に出るとうっすらと雪がでてきた。
360度の眺望が得られる真妻山の山頂に到着。北に生石ヶ峰、東に矢筈岳、
南に太平洋、西に日ノ御崎などが望め、眺めは抜群だ。
山頂で風を避けてランチタイムとした。
山頂には千手観音の祠もある。
山頂を後にして、尾根を東へたどる。
しばらく行くと、岩肌にへばりつくように高石大明神が祀られていた。
P496直下にある観音祠。祠のデザインは山頂と同じだが、ここは薬師如来が祀られている。
観音祠からは北へ下る。標高差150mほど下りると、今度は役行者祠がある。
ここも、おそらくかつてはもっと充実した修験の行場ルートがあったのだろう。
さらに下り続けて谷筋に出る。なかなか大規模な古い石垣群がある。
水路は石垣で守られ、平らにならされた区画はかつての集落や棚田、畑を想起させる。
ここでどのような暮らしが営まれていたのだろうか。想像するだけで楽しい。
石垣エリアの下部に、岩屋不動へ向かう分岐がある。標高差50mほど、かなりの急登を
しのぐと、垂直の岩壁の前がテラス状になっていて、不動明王祠がある。
もとの道に戻って少し下ると、無名の25m滝が見えてくる。
滝の直下に下ってみる。この滝も水量は少ないが、真ん中で腰を折り、中間テラスのように
なっている。そのテラスも、まさに滝行にもってこいという印象を受ける。
大滝川沿いの林道に出る。林道を東へ10分ほど進むと、御瀧神社がある。
ご神殿の上にあるオーバーハングした巨岩の迫力もさることながら、
手前にかかる滝は、落差10m程度ながら、エメラルド色の釜が美しい。
滝を見ていたら、ちょうど滝に虹がかかった。
あまりの偶然に、皆さん、夢中で写真を撮る。
「2時の虹だ」とダジャレを飛ばしたら、Tさんが「今ちょうど、2022年2月22日2時22分!!」と。
偶然は重なるものだ。
林道に戻り、現役の炭焼き小屋を見ながら大滝川森林公園までそぞろ歩いた。