Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2022年6月16日(木) [プライベート]美杉・日神渓谷を遡行する!!

2022年06月17日 | 山登りの記録
■メイン写真
ゴールの「いもづかの滝」


■今回のコース
日神石仏群→日神小滝→日神大滝→いもづかの滝→(セラピーロード)→日神石仏群


沢登りのレベルではないが、2kmに満たない短い区間に美しい滝が連続する日神(ひかわ)渓谷。
名張川の支流である。ずっと気になっていたが、このほどやっと遡行の機会を得た。



登山口にあるのは日神石仏群。石仏は、阿弥陀如来坐像を中心に7体。
五輪塔が平家六代(平維盛の子)の墓との伝承がある。
ちなみに平家六代の墓とされるものは、あちこちにある。



用水路のところから、細い竹が茂るヤブを下りて入渓。
気温21度。水が冷たい。コケが美しい小さな流れだ。



しばらく凡流を行けば、日神小滝(6m)が見えてくる。
左から巻いたが、右の登山道に出てもいい。
なお、沢沿いの登山道は、セラピーロードに指定されているが、決して足場がよいわけでは
なく、公園内の遊歩道などと勘違いしないようにしたい。



日神小滝のすぐ手前、右手の支流にある日神不動滝を見上げる。
水量は非常に少ないが、4段20mほどあろうか。



二ノ滝とされる斜瀑。このように時折、目立った釜が現れる。
もっと暑かったら積極的に入っていくのだが、この日は微妙に巻きながら進む。



ミニミニゴルジュ。右をへつって行ったが、腰まで水に浸かってこごえた。
巻けばよかった(笑)。



セラピーロードの木橋が沢を横切る。



日神大滝に到着。大滝というが落差7m程度。ただ、この日は前日までの雨の影響で
水量は倍増、大サービス中だ。滝芯の裏を抜けて高巻きしたかったが、この水圧を
こらえる自信なく、手前の踏み跡からセラピーロードへ逃げた。



セラピーロードには、滝ごとに案内看板がかかる。



大滝のすぐ上には小ゴルジュと斜瀑が隠されている。この沢で最も大きく変化している
のがこのあたり。



取水口。たぶん用水路へと続いているもの。



右岸に見えてきたのは立派なウッドデッキ。しかし、ここから滝が見えるわけではない。
帰りに、ここで昼食をとった。



堰堤登場。ここは右からたやすく巻ける。



ひときわ大きな釜に出た。どう見ても背が立ちそうにない。
がんばって泳いだとしても、抜けた先は倒木で歩きづらそう。
ということで少し引き返して、すぐ横の林道に逃げた。



そのまま林道を進むと、ゴールのいもづかの滝へ枝道が出ている。



流れに戻る。遊歩道もすぐ横に続いている。



赤い岩盤のナメ床。なんて美しい流れなのか。



振り返ると、まるでクルマが走れそう。



ウォータースライダーになりそうでならない。ナメ床の岩質はそれなりに凹凸があり
まったく滑らない。

いもづかの滝(8m、メイン写真)は、ホールド、スタンスとも豊富で、ロープを出さずとも、
たやすく楽しく登れた。ただし水が冷たいので指がこごえて仕方なかった。



少し上流で林道の橋がかかる。すっかり凡流になるので、ここで遡行を打ち切る。



セラピーロードを戻る。「セラピー」とはいえ、ところどころ滑りやすかったり
崩れかかっているところがある。あっという間に登山口に戻った。



帰りに、道の駅伊勢本街道 御杖に寄った。
姫石の湯でサッパリしようと思ったのだが、なんと臨時休業。残念~!
道の駅の売店で働く知人に挨拶し、山行の仕上げにプリンを購入。
ご当地の生産物ではないのだが、これが美味い。
味のバリエーションがたくさんあるので、全種制覇までしばらく楽しめそう。

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