Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2007年1月28日(日)桜井・外鎌山へのお気楽散歩

2007年01月30日 | 山登りの記録
車に乗り、今日のもつひとつの目標、外鎌山(292m)を目指す。
ハシゴ登山であるが、そもそも散歩のような程度。苦にはならない。

166号線に入り、忍阪(おっさか)バス停のところの細道に入る。
突き当りを左折し、すぐ山手に延びる道へ右折する。緩やかな坂道を
上がると、すぐに舒明天皇陵だ。邪魔にならないよう路駐。

まずは綺麗に掃き清められた舒明天皇陵にお参りする。
Mr.Dashは、宗派等を問わず、ありがたい存在には
何にでも手を合わせて拝むことにしている。

細い谷川に沿って、幅1m強のコンクリート歩道をとる。
すぐに畦道になる。どこか懐かしい段々畑が続く。鏡女王墓を過ぎ、
大伴皇女墓に寄り道。元の畦道に戻り、栗林の中、先に進む。

「外鎌山」と、私製の小さな標識が左に。いよいよササが茂る山道に
入る。ここも夏場はヤブが深そう。行くなら冬枯れの頃がいいかも。

すぐ鋭角に左に折れ、そこからは尾根に乗る。植林帯である。
ニセピークを一つ過ごす。最後はクヌギなどの雑木林に変わり、
フカフカの落ち葉に何度か足を取られそうになる。

ちょっとした登りをこなすと、突然、開けた頂上に飛び出す。
まずは大きな石碑がある。山頂部は結構広い。見渡すと8-9本の
サクラが植えられている。春はさぞかし美しいことだろう。
予想外の好展望で、奈良盆地が一望できる。大和三山が浮島のように漂っている。
彼方の二上山は、雄岳、雌岳の両ピークのシルエットが、ちょうど
ナイスバディな女性のバストのように見える。
そして、葛城、金剛の峰々の雄大なこと!
近鉄電車がジオラマのような街を抜けて疾走する。
北側、眼下には、朝倉台の住宅街も見え隠れ。ここにお住まいの
H野さんは、お元気かな? しばし、無言で、山頂からの展望に酔った。

北に、朝倉台への下山道もあるが、南にもうひとつ、薄い踏み跡を
発見したので、好奇心に駆られて様子を見に行く。踏み跡はほどなく
二つに分かれる。明確な道のほうは右に折れ、そのまま山腹を巻いて
北に転じている様子なので、今回は捨てた。

南の急斜面を強引に下りている古いテープがあったが、こっちの踏み跡は
薄い。落ち葉が深く積もり、滑るのなんの。やがてテープがなくなり、
踏み跡も完全に消えてしまった。
このまま強引に下りても、鏡女王墓あたりの裏手に出てしまうに違いない。
標高差はおそらく60mほどしかない。
だが、宮内庁に喧嘩を売るつもりはないので、ここは再度、山頂に引き返し、
往路を忠実に戻ることにした。

帰路、さっきの畑では、ご夫婦とおぼしき二人がのどかに土を耕されていた。

短い散歩のような山行であったが、身体はスッキリ、気分も晴れ晴れして
家路についた。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2007年1月28日(日)... | トップ | 和泉葛城山で新種のガ(蛾)が... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

山登りの記録」カテゴリの最新記事