Mr.Dashのぶろぐ館

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2021年10月2日(土) [道場]鎌倉峡から百丈岩をめぐる!

2021年10月04日 | 山登りの記録
■メイン写真
百丈岩のシンボル、ローソク岩を眺める


■今回のコース
道場駅→やまびこ茶屋(駐車場)→(鎌倉峡)→渡渉・尾根へ→鎌ヶ池→百丈岩→
やまびこ茶屋→道場駅


足首の靭帯を傷めてしまい、しばらく山はおあずけだったが、ようやく現場復帰。
のっけから、溪谷沿いの岩場をトラバースする、気を遣うルートである。

やまびこ茶屋の奥にある未舗装の駐車場(有料500円)に駐車。
まずは船坂川の鎌倉峡へ歩を進める。



鎌倉峡に沿った道は登山、神戸市が昭和47年に設定した「太陽と緑の道」でもある。
お役所の「あるある」だが、設定した後のメンテナンスがおろそかになり、
「太陽と緑の道」も、今では廃道化しているところも幾つかある。
この日のルートは、沢添いの「へつり」が求められる難ルートである。
渡渉ポイントもあり、増水すると、もはや手に負えなくなる。



この日は水量が少ない。



渓相はよいが、水質はイマイチ。ジャブジャブ行く気にはなれない。



奇岩を眺めながら上流へ進む。



やばい箇所には鎖や金属製の足場が設置されているが、十分とは言えないので
細心の注意を払う。



3点確保は基本の「キ」。しかし、これでも「道」といえるの?



花が少ないこの季節、ミゾソバが気を吐く。



振り返るとピラミダルな岩峰が見える。



我々が通り抜けてきたルートは、やはり「道」だったことがわかる標識。
忘れた頃に出てくる。



平田浄水場への分岐のほんの少し手前で、船坂川を渡渉する。
渡ったところで尾根に乗っかると、あとで登る百丈岩が彼方に垣間見える。



ゴルフ場との境目から、P372へ向けて登っていく。
この日は快晴で、灌木が茂る尾根道は暑い。生野団地への分岐を過ごして、
P372は右からぐるっと巻く。



ゆるやかな尾根道を進むと、右手に鎌ヶ池が笹薮越しに現れる。
ゴムボートを浮かべて遊ぶ人たちの姿があった。



西へ続く、歩きやすい尾根道を行くと、ついに百丈岩の三角点に着く。
手作りの標識が「百文岩」になっているのはご愛敬とみるべきか、
やはり地名は大事にしてほしい。



三角点の少し先、岩峰の頂上に立つ。百丈岩を登るクライマーの姿も見えた。



北側は三田方面の眺めが広がる。



目がくらみそうな崖に咲いていたツメレンゲ。多肉植物で、3年に1度くらいしか
開花しないらしい。



ひとつ隣の、やや低い岩峰に「百丈岩」の標識がある。
さらに隣の垂直の尖峰が、ローソク岩である。
日本の風景とは思えない印象的な光景だ。



やまびこ茶屋へ下る道は、ロープが張られた急坂だ。
言ってみればさっきまでの垂直の岩のすぐ横を下りていくのだから、急なのは当然だ。
ゆっくり、丁寧に下りていく。

やまびこ茶屋の自販機のジュースを一気飲みして、ショートコースながら
周囲の様子が目まぐるしく変化する周回ハイクは終了!

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