■メイン写真
北総門山展望台から宮川(三瀬谷ダム)を望む
※昨年、北総門山、総門山を遊山トレッキングサービスの登山教室で歩いたときの記録は、
「ここをクリック」!!
三重県大台町観光協会が主催し、大台町、大台町商工会が後援する、
「大台町魅力発信ツアー」参加レポートの第3回目。
魅力が多すぎて、いったいこのレポートは何本続くのか。
今回は、初日の午後一番に、「(株)Verde大台ツーリズム」の野田綾子さんの案内で、北総門山への散策だ。
北総門山は、大台町の温泉宿泊施設「奥伊勢フォレストピア」から見て南西にある標高704mの山だ。
対向が難しいような細い林道ではあるが、クルマで山頂まで上がることができる。
奥伊勢フォレストピアのマイクロバスで送って頂く。
バスの運転手・寺添さんは、大台町の山にたいへん詳しく、車窓からの風景を
いろいろと説明してくださった。
大台町の93%は山林、うち6割が人工林(植林)だ。
そんな中、北総門山には貴重なヒメシャラ林が残る。
薗川沿いの林道には7月頃、ヒメボタルが出るという。
途中にある天然のワサビ田。天然モノとはいえ、私有林なので周りはネットで囲んである。
狼岩。当然、かつてはこのあたりにもニホンオオカミが棲んでいたのだろう。
第三駐車場でバスを降り、バリアフリーの桟道が整備された「車椅子の道」から
北総門山をめざす。
車椅子が通れる道だから危険個所はない。
この周辺がヒメシャラを中心とする広葉樹林の森で、たいへん美しい。
ちょっと歩くだけで4種類ほどのカエデ、ホオノキなどの落ち葉が見つかった。
すぐに稜線に出る。奥伊勢フォレストピアから尾根コースを経て延びる登山道と
合流する。(奥伊勢フォレストピアから北総門山までは徒歩約1時間30分)
ただし北総門山への登山道は、夏季はヤマビルが多いので避けたい。
尾根筋は、北面はヒノキやスギの植林。南面はアカマツやアセビなどが目立つ。
松ぼっくりをリスなどの小動物が食べた跡、我々が通称エビフライと呼ぶ食痕が
たくさん転がっていた。
食痕を珍しそうに撮影するブロガーさんたち。こういう発見も楽しい。
あっという間に北総門山のピークに到着。三角点がある。
山頂は広い駐車場になっていて、ここまでクルマで来れる。
展望台からの眺めは最高だが、さすがに冷たい風が吹き抜けている。
野田さんが、地元の酒蔵の甘酒をふるまってくれた。温まる~!
伊勢湾を彼方に見ながら、贅沢な時間。
北総門山からの展望はすばらしい。
東に伊勢湾を望みながら、目を引いたのは獅子ヶ岳の風力発電の風車群。
あの風車群の建設で、従来からの登山道が一部寸断された。
北にひときわ鋭い峰を天に突き上げているのは局ヶ岳。
高見山~三峰山~修験業山~局ヶ岳と続く、いわゆる高見山地の東の雄。
いいカオしてるな~!
西は豪華に迷岳が重量感をもってそびえる。
この写真にはないが、さらに左に白倉山、古ヶ丸山、大杉国見山と、
大台町の秘峰が連なる。
そして南は総門山がすぐそこに迫る。
なんでも昭和34年以前はススキの山で、地元の人たちのカヤ場になっていたという。
牛が放牧され、質のいいものは松阪牛として出荷されたそうだ。
今ではすっかり植林の山になってしまった。
山頂からの眺めは今一つだが、条件が揃えば富士山が見えるらしい。
ブロガーの皆さんも、絶景にすっかり魅了された様子。よかったね~。
Mr.Dashは、皆さんの笑顔を撮りたくって、集合写真に入りそびれた(笑)。
山に来ると、いつの間にか「参加する側」ではなく、「参加者の笑顔」を見たくなっていたのだった。
職業病である。
奥伊勢フォレストピアでは、北総門山の山頂への星空ツアーも実施している。
宿泊時に頼めば、雨や曇りの時以外は毎日実施してくれる。
クルマで行くことも、麓から自分の足で登ることもでき、こんな絶景を見られる
北総門山。もっとメジャーになるべき山だ。
第4回は、お待ちかねの夕食。お楽しみに~!
※この記事を執筆するにあたり、主催者からホテル宿泊費用、交通費、各種体験代、
食事代(1日目昼・夕食、2日目朝・昼食)の提供を受けています。
だから否定的な内容は書きませんが、かといって必要以上に持ち上げたり、事実から
乖離するようなオーバーな表現はせず、取材した事実と、Mr.Dashの素直な感動を正直に
書いています。
※初心者から楽しめる「遊山トレッキングサービスの登山教室」は、「ここをクリック」!!
北総門山展望台から宮川(三瀬谷ダム)を望む
※昨年、北総門山、総門山を遊山トレッキングサービスの登山教室で歩いたときの記録は、
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三重県大台町観光協会が主催し、大台町、大台町商工会が後援する、
「大台町魅力発信ツアー」参加レポートの第3回目。
魅力が多すぎて、いったいこのレポートは何本続くのか。
今回は、初日の午後一番に、「(株)Verde大台ツーリズム」の野田綾子さんの案内で、北総門山への散策だ。
北総門山は、大台町の温泉宿泊施設「奥伊勢フォレストピア」から見て南西にある標高704mの山だ。
対向が難しいような細い林道ではあるが、クルマで山頂まで上がることができる。
奥伊勢フォレストピアのマイクロバスで送って頂く。
バスの運転手・寺添さんは、大台町の山にたいへん詳しく、車窓からの風景を
いろいろと説明してくださった。
大台町の93%は山林、うち6割が人工林(植林)だ。
そんな中、北総門山には貴重なヒメシャラ林が残る。
薗川沿いの林道には7月頃、ヒメボタルが出るという。
途中にある天然のワサビ田。天然モノとはいえ、私有林なので周りはネットで囲んである。
狼岩。当然、かつてはこのあたりにもニホンオオカミが棲んでいたのだろう。
第三駐車場でバスを降り、バリアフリーの桟道が整備された「車椅子の道」から
北総門山をめざす。
車椅子が通れる道だから危険個所はない。
この周辺がヒメシャラを中心とする広葉樹林の森で、たいへん美しい。
ちょっと歩くだけで4種類ほどのカエデ、ホオノキなどの落ち葉が見つかった。
すぐに稜線に出る。奥伊勢フォレストピアから尾根コースを経て延びる登山道と
合流する。(奥伊勢フォレストピアから北総門山までは徒歩約1時間30分)
ただし北総門山への登山道は、夏季はヤマビルが多いので避けたい。
尾根筋は、北面はヒノキやスギの植林。南面はアカマツやアセビなどが目立つ。
松ぼっくりをリスなどの小動物が食べた跡、我々が通称エビフライと呼ぶ食痕が
たくさん転がっていた。
食痕を珍しそうに撮影するブロガーさんたち。こういう発見も楽しい。
あっという間に北総門山のピークに到着。三角点がある。
山頂は広い駐車場になっていて、ここまでクルマで来れる。
展望台からの眺めは最高だが、さすがに冷たい風が吹き抜けている。
野田さんが、地元の酒蔵の甘酒をふるまってくれた。温まる~!
伊勢湾を彼方に見ながら、贅沢な時間。
北総門山からの展望はすばらしい。
東に伊勢湾を望みながら、目を引いたのは獅子ヶ岳の風力発電の風車群。
あの風車群の建設で、従来からの登山道が一部寸断された。
北にひときわ鋭い峰を天に突き上げているのは局ヶ岳。
高見山~三峰山~修験業山~局ヶ岳と続く、いわゆる高見山地の東の雄。
いいカオしてるな~!
西は豪華に迷岳が重量感をもってそびえる。
この写真にはないが、さらに左に白倉山、古ヶ丸山、大杉国見山と、
大台町の秘峰が連なる。
そして南は総門山がすぐそこに迫る。
なんでも昭和34年以前はススキの山で、地元の人たちのカヤ場になっていたという。
牛が放牧され、質のいいものは松阪牛として出荷されたそうだ。
今ではすっかり植林の山になってしまった。
山頂からの眺めは今一つだが、条件が揃えば富士山が見えるらしい。
ブロガーの皆さんも、絶景にすっかり魅了された様子。よかったね~。
Mr.Dashは、皆さんの笑顔を撮りたくって、集合写真に入りそびれた(笑)。
山に来ると、いつの間にか「参加する側」ではなく、「参加者の笑顔」を見たくなっていたのだった。
職業病である。
奥伊勢フォレストピアでは、北総門山の山頂への星空ツアーも実施している。
宿泊時に頼めば、雨や曇りの時以外は毎日実施してくれる。
クルマで行くことも、麓から自分の足で登ることもでき、こんな絶景を見られる
北総門山。もっとメジャーになるべき山だ。
第4回は、お待ちかねの夕食。お楽しみに~!
※この記事を執筆するにあたり、主催者からホテル宿泊費用、交通費、各種体験代、
食事代(1日目昼・夕食、2日目朝・昼食)の提供を受けています。
だから否定的な内容は書きませんが、かといって必要以上に持ち上げたり、事実から
乖離するようなオーバーな表現はせず、取材した事実と、Mr.Dashの素直な感動を正直に
書いています。
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