![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/65/751aa8580f5423a5430e77252dbecb6d.jpg)
■メイン写真
北総門山展望台から宮川(三瀬谷ダム)を望む
※昨年、北総門山、総門山を遊山トレッキングサービスの登山教室で歩いたときの記録は、
「ここをクリック」!!
三重県大台町観光協会が主催し、大台町、大台町商工会が後援する、
「大台町魅力発信ツアー」参加レポートの第3回目。
魅力が多すぎて、いったいこのレポートは何本続くのか。
今回は、初日の午後一番に、「(株)Verde大台ツーリズム」の野田綾子さんの案内で、北総門山への散策だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/7a/21ac54eacaf9f3fcead8b220de2cc30b.jpg)
北総門山は、大台町の温泉宿泊施設「奥伊勢フォレストピア」から見て南西にある標高704mの山だ。
対向が難しいような細い林道ではあるが、クルマで山頂まで上がることができる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/71/1b9b659f378c1fca70f1a2defbf01362.jpg)
奥伊勢フォレストピアのマイクロバスで送って頂く。
バスの運転手・寺添さんは、大台町の山にたいへん詳しく、車窓からの風景を
いろいろと説明してくださった。
大台町の93%は山林、うち6割が人工林(植林)だ。
そんな中、北総門山には貴重なヒメシャラ林が残る。
薗川沿いの林道には7月頃、ヒメボタルが出るという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/01/4d6becc3538a3afaed19a51c3d8b22b6.jpg)
途中にある天然のワサビ田。天然モノとはいえ、私有林なので周りはネットで囲んである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/8c/1cf3f4320a985b1b7df5a9c1603039e5.jpg)
狼岩。当然、かつてはこのあたりにもニホンオオカミが棲んでいたのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/5b/76650d618dd083e9b536628bee6f2b89.jpg)
第三駐車場でバスを降り、バリアフリーの桟道が整備された「車椅子の道」から
北総門山をめざす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/1b/9205dc9dc11c6fa5db19a9f996760695.jpg)
車椅子が通れる道だから危険個所はない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/da/5c4be4ea77271747e913f1bacdc6d901.jpg)
この周辺がヒメシャラを中心とする広葉樹林の森で、たいへん美しい。
ちょっと歩くだけで4種類ほどのカエデ、ホオノキなどの落ち葉が見つかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/be/d631ddcdc2d5e60f0f45714d5104ef3c.jpg)
すぐに稜線に出る。奥伊勢フォレストピアから尾根コースを経て延びる登山道と
合流する。(奥伊勢フォレストピアから北総門山までは徒歩約1時間30分)
ただし北総門山への登山道は、夏季はヤマビルが多いので避けたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/64/0b2dc6f7282d6063d00f19934334e3b7.jpg)
尾根筋は、北面はヒノキやスギの植林。南面はアカマツやアセビなどが目立つ。
松ぼっくりをリスなどの小動物が食べた跡、我々が通称エビフライと呼ぶ食痕が
たくさん転がっていた。
食痕を珍しそうに撮影するブロガーさんたち。こういう発見も楽しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/6f/52af79359184a7f1e3facce56b464161.jpg)
あっという間に北総門山のピークに到着。三角点がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/f3/6231492b73a49347a837b5a032ca042b.jpg)
山頂は広い駐車場になっていて、ここまでクルマで来れる。
展望台からの眺めは最高だが、さすがに冷たい風が吹き抜けている。
野田さんが、地元の酒蔵の甘酒をふるまってくれた。温まる~!
伊勢湾を彼方に見ながら、贅沢な時間。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/99/3e7f0e12e53bfd77bfe3d660cd87e92f.jpg)
北総門山からの展望はすばらしい。
東に伊勢湾を望みながら、目を引いたのは獅子ヶ岳の風力発電の風車群。
あの風車群の建設で、従来からの登山道が一部寸断された。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/fc/731fc371b6671f1c6c89496c8f24b13d.jpg)
北にひときわ鋭い峰を天に突き上げているのは局ヶ岳。
高見山~三峰山~修験業山~局ヶ岳と続く、いわゆる高見山地の東の雄。
いいカオしてるな~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/af/d33a080728559ae371f0471b5a111abf.jpg)
西は豪華に迷岳が重量感をもってそびえる。
この写真にはないが、さらに左に白倉山、古ヶ丸山、大杉国見山と、
大台町の秘峰が連なる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/75/8c232c83489e6df6f8cb397722201295.jpg)
そして南は総門山がすぐそこに迫る。
なんでも昭和34年以前はススキの山で、地元の人たちのカヤ場になっていたという。
牛が放牧され、質のいいものは松阪牛として出荷されたそうだ。
今ではすっかり植林の山になってしまった。
山頂からの眺めは今一つだが、条件が揃えば富士山が見えるらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/b5/128b84bb5abc1da13b768c7d23893f7b.jpg)
ブロガーの皆さんも、絶景にすっかり魅了された様子。よかったね~。
Mr.Dashは、皆さんの笑顔を撮りたくって、集合写真に入りそびれた(笑)。
山に来ると、いつの間にか「参加する側」ではなく、「参加者の笑顔」を見たくなっていたのだった。
職業病である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/12/9e8344457e74c564d7745c71448c9600.jpg)
奥伊勢フォレストピアでは、北総門山の山頂への星空ツアーも実施している。
宿泊時に頼めば、雨や曇りの時以外は毎日実施してくれる。
クルマで行くことも、麓から自分の足で登ることもでき、こんな絶景を見られる
北総門山。もっとメジャーになるべき山だ。
第4回は、お待ちかねの夕食。お楽しみに~!
※この記事を執筆するにあたり、主催者からホテル宿泊費用、交通費、各種体験代、
食事代(1日目昼・夕食、2日目朝・昼食)の提供を受けています。
だから否定的な内容は書きませんが、かといって必要以上に持ち上げたり、事実から
乖離するようなオーバーな表現はせず、取材した事実と、Mr.Dashの素直な感動を正直に
書いています。
※初心者から楽しめる「遊山トレッキングサービスの登山教室」は、「ここをクリック」!!
北総門山展望台から宮川(三瀬谷ダム)を望む
※昨年、北総門山、総門山を遊山トレッキングサービスの登山教室で歩いたときの記録は、
「ここをクリック」!!
三重県大台町観光協会が主催し、大台町、大台町商工会が後援する、
「大台町魅力発信ツアー」参加レポートの第3回目。
魅力が多すぎて、いったいこのレポートは何本続くのか。
今回は、初日の午後一番に、「(株)Verde大台ツーリズム」の野田綾子さんの案内で、北総門山への散策だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/7a/21ac54eacaf9f3fcead8b220de2cc30b.jpg)
北総門山は、大台町の温泉宿泊施設「奥伊勢フォレストピア」から見て南西にある標高704mの山だ。
対向が難しいような細い林道ではあるが、クルマで山頂まで上がることができる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/71/1b9b659f378c1fca70f1a2defbf01362.jpg)
奥伊勢フォレストピアのマイクロバスで送って頂く。
バスの運転手・寺添さんは、大台町の山にたいへん詳しく、車窓からの風景を
いろいろと説明してくださった。
大台町の93%は山林、うち6割が人工林(植林)だ。
そんな中、北総門山には貴重なヒメシャラ林が残る。
薗川沿いの林道には7月頃、ヒメボタルが出るという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/01/4d6becc3538a3afaed19a51c3d8b22b6.jpg)
途中にある天然のワサビ田。天然モノとはいえ、私有林なので周りはネットで囲んである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/8c/1cf3f4320a985b1b7df5a9c1603039e5.jpg)
狼岩。当然、かつてはこのあたりにもニホンオオカミが棲んでいたのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/5b/76650d618dd083e9b536628bee6f2b89.jpg)
第三駐車場でバスを降り、バリアフリーの桟道が整備された「車椅子の道」から
北総門山をめざす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/1b/9205dc9dc11c6fa5db19a9f996760695.jpg)
車椅子が通れる道だから危険個所はない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/da/5c4be4ea77271747e913f1bacdc6d901.jpg)
この周辺がヒメシャラを中心とする広葉樹林の森で、たいへん美しい。
ちょっと歩くだけで4種類ほどのカエデ、ホオノキなどの落ち葉が見つかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/be/d631ddcdc2d5e60f0f45714d5104ef3c.jpg)
すぐに稜線に出る。奥伊勢フォレストピアから尾根コースを経て延びる登山道と
合流する。(奥伊勢フォレストピアから北総門山までは徒歩約1時間30分)
ただし北総門山への登山道は、夏季はヤマビルが多いので避けたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/64/0b2dc6f7282d6063d00f19934334e3b7.jpg)
尾根筋は、北面はヒノキやスギの植林。南面はアカマツやアセビなどが目立つ。
松ぼっくりをリスなどの小動物が食べた跡、我々が通称エビフライと呼ぶ食痕が
たくさん転がっていた。
食痕を珍しそうに撮影するブロガーさんたち。こういう発見も楽しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/6f/52af79359184a7f1e3facce56b464161.jpg)
あっという間に北総門山のピークに到着。三角点がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/f3/6231492b73a49347a837b5a032ca042b.jpg)
山頂は広い駐車場になっていて、ここまでクルマで来れる。
展望台からの眺めは最高だが、さすがに冷たい風が吹き抜けている。
野田さんが、地元の酒蔵の甘酒をふるまってくれた。温まる~!
伊勢湾を彼方に見ながら、贅沢な時間。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/99/3e7f0e12e53bfd77bfe3d660cd87e92f.jpg)
北総門山からの展望はすばらしい。
東に伊勢湾を望みながら、目を引いたのは獅子ヶ岳の風力発電の風車群。
あの風車群の建設で、従来からの登山道が一部寸断された。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/fc/731fc371b6671f1c6c89496c8f24b13d.jpg)
北にひときわ鋭い峰を天に突き上げているのは局ヶ岳。
高見山~三峰山~修験業山~局ヶ岳と続く、いわゆる高見山地の東の雄。
いいカオしてるな~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/af/d33a080728559ae371f0471b5a111abf.jpg)
西は豪華に迷岳が重量感をもってそびえる。
この写真にはないが、さらに左に白倉山、古ヶ丸山、大杉国見山と、
大台町の秘峰が連なる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/75/8c232c83489e6df6f8cb397722201295.jpg)
そして南は総門山がすぐそこに迫る。
なんでも昭和34年以前はススキの山で、地元の人たちのカヤ場になっていたという。
牛が放牧され、質のいいものは松阪牛として出荷されたそうだ。
今ではすっかり植林の山になってしまった。
山頂からの眺めは今一つだが、条件が揃えば富士山が見えるらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/b5/128b84bb5abc1da13b768c7d23893f7b.jpg)
ブロガーの皆さんも、絶景にすっかり魅了された様子。よかったね~。
Mr.Dashは、皆さんの笑顔を撮りたくって、集合写真に入りそびれた(笑)。
山に来ると、いつの間にか「参加する側」ではなく、「参加者の笑顔」を見たくなっていたのだった。
職業病である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/12/9e8344457e74c564d7745c71448c9600.jpg)
奥伊勢フォレストピアでは、北総門山の山頂への星空ツアーも実施している。
宿泊時に頼めば、雨や曇りの時以外は毎日実施してくれる。
クルマで行くことも、麓から自分の足で登ることもでき、こんな絶景を見られる
北総門山。もっとメジャーになるべき山だ。
第4回は、お待ちかねの夕食。お楽しみに~!
※この記事を執筆するにあたり、主催者からホテル宿泊費用、交通費、各種体験代、
食事代(1日目昼・夕食、2日目朝・昼食)の提供を受けています。
だから否定的な内容は書きませんが、かといって必要以上に持ち上げたり、事実から
乖離するようなオーバーな表現はせず、取材した事実と、Mr.Dashの素直な感動を正直に
書いています。
※初心者から楽しめる「遊山トレッキングサービスの登山教室」は、「ここをクリック」!!