Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2023年8月5日(土) [大峰]大天井ヶ岳、奥駈道と在来道を周回。意外に涼しい山行に!

2023年08月16日 | 山登りの記録
■メイン写真
大天井ヶ岳から五番関に向かう途中、樹の枝越しに見えた山上ヶ岳


■今回のコース
五番関トンネル前→五番関→(在来道)→二蔵宿小屋→(奥駈道)→大天井ヶ岳→五番関→
五番関トンネル前⇒洞川温泉センター


吉野山から大天井ヶ岳にかけては、尾根を忠実にたどる大峰奥駈道と、それに並行して
尾根筋のアップダウンを避けた在来道が走っている。
今回は、五番関を起点に、在来道でまず二蔵小屋へ、そして奥駈道で大天井ヶ岳に登る
周回ルートを歩いてみた。



五番関トンネル前に駐車。登山スタート。



急登15分で五番関に到着。女人結界門が立つ。
五番関の由来は、かつて碁盤模様が入った岩があったことによるというが、今は見当たらない。

在来道に入る。山腹を巻きながら、緩やかに下っていく。



石清水がぽたぽた流れ落ちる岩壁に、イワタバコの花。
夏を感じるなぁ。



赤い小さなキノコがかわいらしい。



ギンバイソウも見られた。
ミカエリソウの開花はまだ先だ。



ずっとトラバース道なので、たまに桟道があったりする。こうした変化も楽しい。



一部、崩壊の跡もある。こういうところは落石に注意しつつ、慎重かつ足早に通り過ぎるべし。
間違っても、こういう場所で休憩など取らないよう。



そそり立つ岩峰に、根を回して張り付く樹々。大峰山系らしい光景だ。



二蔵小屋(百丁茶屋跡)に到着。
昼食をとっていると、山伏が一人、五番関のほうから歩いてきて、役行者像の祠で
読経をすると、雲のように立ち去ってしまった。



二蔵小屋からは、尾根筋の奥駈道を登り返す。
植林の部分もあるが、半分はブナやカエデなどの美しい落葉広葉樹。



タマゴタケ!



林業用のモノレールが現れ、ほぼ、それに沿うかたちで標高を稼ぐ。
小祠の手前で後方の眺めが開け、奈良盆地の向こうに金剛山地が見える。



小祠を通る。



林業用のモノレール、今は使われているのだろうか。
時折、またぎながら最後の急登にとりかかる。



ヤマジノホトトギス。暑い時期に咲くが、この日は意外にも涼しさを感じるほど。



大天井ヶ岳に到着!! 展望には恵まれないが、充実感を感じるピークだ。



五番関へ戻る途中、ツルリンドウをみつけた。



この区間は、古き良き大峰の雰囲気が残る。
巨大ヒノキには、いろいろな木が集合して、不思議な調和を感じる。



巨大ミズナラ。気高い威圧感がただよう。

五番関トンネル前に戻り、クルマで洞川温泉センターへ。
誰が言ったか天川村は「関西の軽井沢」。本当は浮かれた挙句にさびれた軽井沢よりもっと良い。
避暑に訪れた観光客、家族連れの本格ラッシュがやってくる直前に風呂に入れて
快適、快適。

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