■メイン写真
美しい釜に水を落とす「かやの滝」
■今回のコース
百間山渓谷駐車場→梅太郎渕→亀の峡⇒こさめ渕→かやの滝→ふたおい釜→藤の中島→
甚兵衛渕→難渋の壺→猿渡り(吊橋)→雨乞の滝→三十三尋の壺→吊橋→夫婦滝→
犬落の滝→百間山渓谷→(下山路)→百間山渓谷駐車場
夏のプライベート山行は、沢歩きに限る。
通い慣れた百間山渓谷へ、今年も行ってきた。
この沢は"沢登り未満"。すぐ横に登山道が並行する沢なので、入りたいときに流れに入る。
それがいい。南紀の沢としては珍しく、夏にヒルが出ないのもいい。
百間山渓谷入口の駐車場には立派な公衆トイレや、自販機まであって便利だ。
沢の入り口は、水害のあと親水整備がなされた。
小手調べに入渓、さっそく大きな岩のトンネルをくぐったりして楽しい。
2mほどの小滝をよじ登ると、滝の上は梅太郎渕だ。
きこりの梅太郎が落としたウバメガシの枝が根付いて、樹齢500年を数えるという。
数mだが泳いで渡り、後続をロープで引く。
かやの滝の手前は、遊歩道に上がり、鉄階段で岩の隙間をくぐる。
序盤から、探検っぽくって面白い。
かやの滝では、右岸のバンドをへつって、滝の裏側近くに入り込める。
かつて樹齢300年のカヤの大木が滝の上部にかぶさっていたという。なんといっても水が美しい。
その後も探検モードが続く。
岩壁にたくさん咲いていたのはイワタバコ。
ふたおい釜にかかる滝。巨岩に岩清水が滴っているのが綺麗だ。
藤の中島を過ぎ、エメラルド色に澄んだ甚兵衛渕に到着。
泳ぐもよし、左岸をへつるもよし。
「難渋の壺」では、ポットホール(甌穴)が多くみられる。
岩のトンネルをくぐったり、ちょっとした滑り台を愉しんだり。
アカハライモリを発見。ともちゃんやTさんは「かわいい~」と言って弄んでいる。
逆三角形の巨岩。どうやったら、こんな形で安定鎮座できるのだろうか。
休憩舎に到着。屋根にずいぶん草が生えたものだ。
雨乞の滝(落差10m)。かつて日照りが続くと、ここで神楽をあげて雨乞いしたという。
右岸、左岸どちらからでも、釜をへつって行けば、腰までつかる程度で雨乞の滝の裏側を観に行ける。
「三十三尋の壺」は、吸い込まれそうな深い釜が印象的だ。いったい何メートルあるのだろう。
凡流になるので、あとは遊歩道を歩く。吊橋は、一度に三名まで。
この日のゴール、犬落の滝(落差30m)を見おろす。
猪を追っていた猟犬が、猪もろとも転がり落ちたと伝わる。
帰りは雨乞の滝まではさっき歩いた遊歩道を戻り、そのあとは、上部を巻いている下山用の道を
わずか30分ほどで登山口へ。
旧かもしか苑の敷地の隣で、珍しいシャクジョウソウを見つけた。
駐車場に着いて、着替えをすませたら、雨が降ってきた。最後までラッキー。
いいタイミングで下山してきたものだ。
美しい釜に水を落とす「かやの滝」
■今回のコース
百間山渓谷駐車場→梅太郎渕→亀の峡⇒こさめ渕→かやの滝→ふたおい釜→藤の中島→
甚兵衛渕→難渋の壺→猿渡り(吊橋)→雨乞の滝→三十三尋の壺→吊橋→夫婦滝→
犬落の滝→百間山渓谷→(下山路)→百間山渓谷駐車場
夏のプライベート山行は、沢歩きに限る。
通い慣れた百間山渓谷へ、今年も行ってきた。
この沢は"沢登り未満"。すぐ横に登山道が並行する沢なので、入りたいときに流れに入る。
それがいい。南紀の沢としては珍しく、夏にヒルが出ないのもいい。
百間山渓谷入口の駐車場には立派な公衆トイレや、自販機まであって便利だ。
沢の入り口は、水害のあと親水整備がなされた。
小手調べに入渓、さっそく大きな岩のトンネルをくぐったりして楽しい。
2mほどの小滝をよじ登ると、滝の上は梅太郎渕だ。
きこりの梅太郎が落としたウバメガシの枝が根付いて、樹齢500年を数えるという。
数mだが泳いで渡り、後続をロープで引く。
かやの滝の手前は、遊歩道に上がり、鉄階段で岩の隙間をくぐる。
序盤から、探検っぽくって面白い。
かやの滝では、右岸のバンドをへつって、滝の裏側近くに入り込める。
かつて樹齢300年のカヤの大木が滝の上部にかぶさっていたという。なんといっても水が美しい。
その後も探検モードが続く。
岩壁にたくさん咲いていたのはイワタバコ。
ふたおい釜にかかる滝。巨岩に岩清水が滴っているのが綺麗だ。
藤の中島を過ぎ、エメラルド色に澄んだ甚兵衛渕に到着。
泳ぐもよし、左岸をへつるもよし。
「難渋の壺」では、ポットホール(甌穴)が多くみられる。
岩のトンネルをくぐったり、ちょっとした滑り台を愉しんだり。
アカハライモリを発見。ともちゃんやTさんは「かわいい~」と言って弄んでいる。
逆三角形の巨岩。どうやったら、こんな形で安定鎮座できるのだろうか。
休憩舎に到着。屋根にずいぶん草が生えたものだ。
雨乞の滝(落差10m)。かつて日照りが続くと、ここで神楽をあげて雨乞いしたという。
右岸、左岸どちらからでも、釜をへつって行けば、腰までつかる程度で雨乞の滝の裏側を観に行ける。
「三十三尋の壺」は、吸い込まれそうな深い釜が印象的だ。いったい何メートルあるのだろう。
凡流になるので、あとは遊歩道を歩く。吊橋は、一度に三名まで。
この日のゴール、犬落の滝(落差30m)を見おろす。
猪を追っていた猟犬が、猪もろとも転がり落ちたと伝わる。
帰りは雨乞の滝まではさっき歩いた遊歩道を戻り、そのあとは、上部を巻いている下山用の道を
わずか30分ほどで登山口へ。
旧かもしか苑の敷地の隣で、珍しいシャクジョウソウを見つけた。
駐車場に着いて、着替えをすませたら、雨が降ってきた。最後までラッキー。
いいタイミングで下山してきたものだ。