![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/ad/421e80dd22fd324ec37229b6f937fee7.jpg)
■メイン写真
双子山から見た大岳
■今回のコース
2日 大河原峠→双子山→双子池ヒュッテ[泊]
3日 双子池ヒュッテ→大岳→北横岳→亀甲池→天祥寺原→大河原峠
8月到来。暑さも強烈。
少しは涼しい、標高2,000mを超えた世界にお気軽に行くことが、酷暑を乗り切る解決法
なのかどうかは知らないが、そういうことで北八ツ(双子山、大岳、北横岳)である。
火山岩がゴロゴロした岩場をすり抜け、よじ登って進むフィールドアスレチック的要素が、
大岳の魅力だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/2e/f5e129eedf1a4a8b2db7b45a9ab1832e.jpg)
大河原峠までクルマで入れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/05/19c79ea752ae53c166b5d0a8497e73fc.jpg)
背の高いササが茂る道。直射日光が暑い。途中で一度、針葉樹林の中に入ったときに
若干の涼しさを感じた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/e5/49dda9beb09f89c2316dca2bfa74c7fc.jpg)
ほどなく二子山の頂上に到着。頂上といっても平坦で広い。
少し先に、石でできた小さな祠がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/c3/9586c64586fa6e9844a3fc2208e83feb.jpg)
初日の宿、双子池ヒュッテに到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/df/e45fbad177229fb3304bdb84d1eee7e5.jpg)
コロナ対策で、大部屋の中に1人用テントをびっしり張ってあり、中に布団が用意してある。
違和感を持つも、いざ中で寝ると、妙な安心感で熟睡できた。
食事は夕食、朝食とも、洒落ているだけでなく非常に美味だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/12/7ef79f4454f67f2bf4347a5f9717c691.jpg)
双子池ヒュッテは、文字通り双子の池、雄池、雌池のほとりに建つ。
雄池の静かなたたずまいに癒される。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/00/91aab969231f5d5dbad3956c9cef3e1a.jpg)
雄池は、ヒュッテの貴重な水源だけでなく、サンショウウオの住処でもある。
体長1.5cm程度のゲンゴロウのような水生昆虫もたくさん泳いでいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/0b/d9571ca3001979d1f58ede887cda450d.jpg)
対岸にはシカの群れが草を食んでいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/33/7bbd4a7acd1478afa63fa7d2b8fe49e2.jpg)
雌池のほとりにはテント場がある。テント場から汚れた水を流す者があるのか、
こちらは少し濁りがあり、サンショウウオの姿も見なかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/a6/c5263e38f811d686d2de90916f11fc0b.jpg)
翌朝、大岳へ向かう。ゴロゴロした火山岩の間を縫うように進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/a8/6865667c3d5814a4c7e77894f96bcac9.jpg)
北八ツらしい、コケが美しい区間もある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/ed/01108b5bf199c42075f9d2f2b4f99d13.jpg)
やがて平坦な場所に出る。天狗の露地だ。日本庭園のような岩と緑の絶妙な配置。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/12/387970365143762ace9da5ed6f6900fe.jpg)
クライミングのような岩場ではないが、岩場歩きに慣れていないと、想像以上に
手こずるルート。
足の置き場、置き方、3点確保を、それこそ一歩ずつ指示しながら、標準コースタイムで
1時間40分ほどのところを、倍の3時20分かけて大岳に到着した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/4e/9660b6c73f6bbc5bc7bba162001d8fb8.jpg)
大岳直下から見た蓼科山。去年、あちらも登ったが、同じような火山岩のルートだったな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/7b/4bd1b3dc60fa008a3aa28f23349a60f6.jpg)
北横岳へ向かう道も、序盤から中盤にかけて岩場の障害物競走のよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/b8/a9d4ea08a50c0c70b9ee378ed23e4a7c.jpg)
終盤は急傾斜。唯一の鎖場は、見た目ほど難しくはない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/94/e404f32524f0f38fd1437dcbdbd87676.jpg)
七ツ池と、三ツ岳を展望する。三ツ岳も、ゴロゴロ火山岩の、面倒な道の山である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/0a/d60573b7026e8af15506074824170797.jpg)
大岳から2時間近くかかって、北横岳に到着。ここで昼食をとる。
ここまで標準コースタイム2時間40分のところを5時間かかってしまった。
このままでは下山が17時を回ってしまい、関西に帰れなくなる。
苦肉の策でパーティを分け、ともちゃんに岩場が苦手なお客様を引率してもらい、
坪庭経由、北八ヶ岳ロープウェイで下山してもらうことに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/00/5fcfa70dfdc9ea7459af077fba9fda3f.jpg)
その他のお客様は、予定通り亀甲池に向けて、浮石が歩きにくい急坂を一気に下る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/4e/870d0d8bdbcebb619953a4b41845b555.jpg)
亀甲池は、池の底に、火山岩が亀の甲の配置で沈んでいるという。不思議だ。
渇水状態なのか、池はずいぶん小さくなっていた。
天祥寺原からは、緩やかな坂を大河原峠へ登っていくが、暑いササ原に体力が消耗。
まったく、この標高までやってきても、暑さからは逃げられないとは。
クルマをロープウエイの駅に回し、ともちゃんご一行をピックアップ。
小斉の湯でさっぱりしてから、奈良に戻ったが、そこそこ遅い時間になってしまった。
今回の山行見かけた花、植物たち。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/51/1105cf473adf9dee0c30da689858ac73.jpg)
■ハクサンフウロ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/a2/085f0492a1c80a6441ec1dd385607504.jpg)
■シロバナニガナ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/82/a1d27de3a0c4d4ab2b750ef588ae6925.jpg)
■ホソバノキソチドリ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/a9/984a70348cfe8a9bdb8b375dbc0d8f72.jpg)
■カイカサネラン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/66/1078953b091ac38b4b967c5e57a91f48.jpg)
■クガイソウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/42/f3402ca56e4cd6eb281bd62561056a86.jpg)
■キバナノヤマオダマキ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/68/c8329a7916f8f42976f049b3b7addee0.jpg)
■ギンリョウソウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/14/61b2d0a3f0d6a60fd94bd8a1b29dfbdb.jpg)
■ムラサキミズゴケ?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/be/92311a8a4b6bba269b8dc95664a55401.jpg)
■ゴゼンタチバナ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/e0/3ab2c749b02331e5cf8030844ff736ad.jpg)
■コケモモ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/14/a8d96ac16fd14078d2ce2e7fa60aa72e.jpg)
■タカネニガナ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/9f/6e75fc128f6d007c5891235c767cbdee.jpg)
■コイチヨウラン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/59/d18253502d8bc171ba8e988bd2439fdd.jpg)
■イチヤクソウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/51/e1440b145babae03fe2478fa30b15c3d.jpg)
■アキノキリンソウ.
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/1d/b11716c3d273d7918e4cbb1cf88d4fb8.jpg)
■オヤマリンドウ
双子山から見た大岳
■今回のコース
2日 大河原峠→双子山→双子池ヒュッテ[泊]
3日 双子池ヒュッテ→大岳→北横岳→亀甲池→天祥寺原→大河原峠
8月到来。暑さも強烈。
少しは涼しい、標高2,000mを超えた世界にお気軽に行くことが、酷暑を乗り切る解決法
なのかどうかは知らないが、そういうことで北八ツ(双子山、大岳、北横岳)である。
火山岩がゴロゴロした岩場をすり抜け、よじ登って進むフィールドアスレチック的要素が、
大岳の魅力だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/2e/f5e129eedf1a4a8b2db7b45a9ab1832e.jpg)
大河原峠までクルマで入れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/05/19c79ea752ae53c166b5d0a8497e73fc.jpg)
背の高いササが茂る道。直射日光が暑い。途中で一度、針葉樹林の中に入ったときに
若干の涼しさを感じた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/e5/49dda9beb09f89c2316dca2bfa74c7fc.jpg)
ほどなく二子山の頂上に到着。頂上といっても平坦で広い。
少し先に、石でできた小さな祠がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/c3/9586c64586fa6e9844a3fc2208e83feb.jpg)
初日の宿、双子池ヒュッテに到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/df/e45fbad177229fb3304bdb84d1eee7e5.jpg)
コロナ対策で、大部屋の中に1人用テントをびっしり張ってあり、中に布団が用意してある。
違和感を持つも、いざ中で寝ると、妙な安心感で熟睡できた。
食事は夕食、朝食とも、洒落ているだけでなく非常に美味だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/12/7ef79f4454f67f2bf4347a5f9717c691.jpg)
双子池ヒュッテは、文字通り双子の池、雄池、雌池のほとりに建つ。
雄池の静かなたたずまいに癒される。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/00/91aab969231f5d5dbad3956c9cef3e1a.jpg)
雄池は、ヒュッテの貴重な水源だけでなく、サンショウウオの住処でもある。
体長1.5cm程度のゲンゴロウのような水生昆虫もたくさん泳いでいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/0b/d9571ca3001979d1f58ede887cda450d.jpg)
対岸にはシカの群れが草を食んでいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/33/7bbd4a7acd1478afa63fa7d2b8fe49e2.jpg)
雌池のほとりにはテント場がある。テント場から汚れた水を流す者があるのか、
こちらは少し濁りがあり、サンショウウオの姿も見なかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/a6/c5263e38f811d686d2de90916f11fc0b.jpg)
翌朝、大岳へ向かう。ゴロゴロした火山岩の間を縫うように進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/a8/6865667c3d5814a4c7e77894f96bcac9.jpg)
北八ツらしい、コケが美しい区間もある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/ed/01108b5bf199c42075f9d2f2b4f99d13.jpg)
やがて平坦な場所に出る。天狗の露地だ。日本庭園のような岩と緑の絶妙な配置。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/12/387970365143762ace9da5ed6f6900fe.jpg)
クライミングのような岩場ではないが、岩場歩きに慣れていないと、想像以上に
手こずるルート。
足の置き場、置き方、3点確保を、それこそ一歩ずつ指示しながら、標準コースタイムで
1時間40分ほどのところを、倍の3時20分かけて大岳に到着した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/4e/9660b6c73f6bbc5bc7bba162001d8fb8.jpg)
大岳直下から見た蓼科山。去年、あちらも登ったが、同じような火山岩のルートだったな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/7b/4bd1b3dc60fa008a3aa28f23349a60f6.jpg)
北横岳へ向かう道も、序盤から中盤にかけて岩場の障害物競走のよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/b8/a9d4ea08a50c0c70b9ee378ed23e4a7c.jpg)
終盤は急傾斜。唯一の鎖場は、見た目ほど難しくはない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/94/e404f32524f0f38fd1437dcbdbd87676.jpg)
七ツ池と、三ツ岳を展望する。三ツ岳も、ゴロゴロ火山岩の、面倒な道の山である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/0a/d60573b7026e8af15506074824170797.jpg)
大岳から2時間近くかかって、北横岳に到着。ここで昼食をとる。
ここまで標準コースタイム2時間40分のところを5時間かかってしまった。
このままでは下山が17時を回ってしまい、関西に帰れなくなる。
苦肉の策でパーティを分け、ともちゃんに岩場が苦手なお客様を引率してもらい、
坪庭経由、北八ヶ岳ロープウェイで下山してもらうことに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/00/5fcfa70dfdc9ea7459af077fba9fda3f.jpg)
その他のお客様は、予定通り亀甲池に向けて、浮石が歩きにくい急坂を一気に下る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/4e/870d0d8bdbcebb619953a4b41845b555.jpg)
亀甲池は、池の底に、火山岩が亀の甲の配置で沈んでいるという。不思議だ。
渇水状態なのか、池はずいぶん小さくなっていた。
天祥寺原からは、緩やかな坂を大河原峠へ登っていくが、暑いササ原に体力が消耗。
まったく、この標高までやってきても、暑さからは逃げられないとは。
クルマをロープウエイの駅に回し、ともちゃんご一行をピックアップ。
小斉の湯でさっぱりしてから、奈良に戻ったが、そこそこ遅い時間になってしまった。
今回の山行見かけた花、植物たち。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/51/1105cf473adf9dee0c30da689858ac73.jpg)
■ハクサンフウロ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/a2/085f0492a1c80a6441ec1dd385607504.jpg)
■シロバナニガナ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/82/a1d27de3a0c4d4ab2b750ef588ae6925.jpg)
■ホソバノキソチドリ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/a9/984a70348cfe8a9bdb8b375dbc0d8f72.jpg)
■カイカサネラン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/66/1078953b091ac38b4b967c5e57a91f48.jpg)
■クガイソウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/42/f3402ca56e4cd6eb281bd62561056a86.jpg)
■キバナノヤマオダマキ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/68/c8329a7916f8f42976f049b3b7addee0.jpg)
■ギンリョウソウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/14/61b2d0a3f0d6a60fd94bd8a1b29dfbdb.jpg)
■ムラサキミズゴケ?
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■ゴゼンタチバナ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/e0/3ab2c749b02331e5cf8030844ff736ad.jpg)
■コケモモ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/14/a8d96ac16fd14078d2ce2e7fa60aa72e.jpg)
■タカネニガナ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/9f/6e75fc128f6d007c5891235c767cbdee.jpg)
■コイチヨウラン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/59/d18253502d8bc171ba8e988bd2439fdd.jpg)
■イチヤクソウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/51/e1440b145babae03fe2478fa30b15c3d.jpg)
■アキノキリンソウ.
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/1d/b11716c3d273d7918e4cbb1cf88d4fb8.jpg)
■オヤマリンドウ