■メイン写真
斜瀑が連続する、丸滝谷が最も美しいところ
■今回のコース
石筆橋→入渓点→(丸滝谷)→6m直瀑(石ブテ東谷二俣)→(斜瀑群)→下ノ丸滝→上ノ丸滝→
中尾合流点→(中尾の背)→6m直瀑(石ブテ東谷二俣)→石筆橋
下界は猛暑続き。何度か信州等の高所に逃げるにしても、ふだんはそうもしておれない。
なので、日帰りの低山遊びは渓流で水遊びするに限る。
沢登りレベルはしんどいので、すぐ横が登山道である丸滝谷を沢靴で歩くのがちょうどいい。
石筆橋を渡ると、大きなオニユリが咲いていた。
いやー真夏やなー。
ヤブミョウガも花期を迎えていた。
舗装林道が途切れ、入渓するが今回は水量が少なすぎる。流れのあるところは水深5cmから
10cm程度。それでもこの日は幾つものパーティが続々と遡行していく。
最初の滝場。いっちょまえの渓流の雰囲気がいい。
イワタバコも紫色の花をつける時期。あちこちで咲いていた。
石筆東谷との二股。東谷には6m直瀑がかかる。
それにしても水が少ないな。
右の丸滝谷へ入る。しばらくすると斜瀑が連続して現れる。
登山道は滝のすぐ横を巻いているが、なかなか微妙なラインになっており、
沢靴で滝をそのまま行くほうが簡単なのだ。
赤い岩質の滝が多い。
次々に出て来る小滝。
クサアジサイ。
下ノ丸滝。登りたいけれど…
青ミズの群生。斜面一面に山菜が。
奥ノ丸滝。この谷の「ラスボス」である。落差約25m。
この日はほとんど水が流れていない。
登りきると水は枯れて、風化花崗岩でズリズリ滑る急斜面を詰める。
キツリフネ。
上り詰めたところが中尾の背の分岐。遡行終了である。
あとは急峻な中尾の背を用心深く下るのみ。
尾根の右(東側)は人工林だが、左(西側)は自然林でじつに美しい。
石筆東谷と丸滝谷の二股に戻ってきた。もう一度涼むメンバーも。
石筆橋に戻るころ、雨がぱらぱらと降り始めた。
うまく下りてきたものだ。