Mr.Dashのぶろぐ館

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2024年12月25日(水) [相生]天下台山、「四神相応」の龍穴から、オーシャンビューの山頂へ!

2024年12月26日 | 山登りの記録

■メイン写真
天下台山から見た相生湾

■今回のコース
岩屋谷公園駐車場→那波野墓地登山口→(北尾根コース)→とんび岩→烏帽子岩→水戸大神本宮→
天下台山→岩屋谷コース分岐→東尾根コース分岐→(東尾根コース)→P286→岩屋谷公園駐車場


相生市街のすぐ南東、標高わずか321mの天下台山だが、北尾根ルートの奇岩・とんび岩や
修験のパワースポットとされる磐座と龍穴がある水戸大神本宮など、途中にみどころが多い。
岩尾根を歩いてたどり着く天下台山には、すばらしいオーシャンビューが待っている。

那波野墓地の端っこから登り始める。北尾根コースの登山口だが、小さな私製道標しかない。

最初の短い急登をこなすと、送電線鉄塔の下から相生の市街が手に取るように見える。

尾根道をしばらく進むと、とんび岩に着く。
帰りに歩く東尾根が向こうに延びている。直下には岩谷池も見える。

とんび岩は、反対側から見ると、嘴のように突き出ている。
これをあらかじめ知っていたら、怖がって登れなくなる人も出てくることだろう(笑)。

少し先で、とんび岩を振り返る。

岩稜の道は、フリクションがしっかり効いて歩きやすい。展望岩、烏帽子岩を快調に過ぎる。

天下台山のひとつ北の偽ピークからは、六甲山系、明石海峡大橋、淡路島と、逆側に
小豆島も見える。ここで時間が来たのでランチタイムとしたが、この日は風もなく、
まったく寒さを感じない日和で、食事中は上着を着る必要もなかった。

開放的な露岩を下る。

偽ピークを越えると、2mほどの幅の参道に出る。 5分ほど下りたところに
水戸神社本宮がある。ここから西尾根を下った麓には、修験の寺、荒神瀧不動尊があり、
「四神相応」のパワースポットだという。

張り出した巨岩の下に、祠がめり込むように建てられている。
中を覗くと、奥はオーバーハングした岩屋がむき出しになっている。

参道を登り、電波反射板へ。山頂はもう、すぐそこだ。

天下台山の山頂に到着。あー、晴れてよかった!!
絶景を目の前に、テンションが上がる。

前回に来た時はなかった案内看板。地図が描かれているのはいいことだ。
半円形の展望台は老朽化していたが、コンクリートで塗りこめられてしまっていた。

この説明板も、今春に設置されたばかり。

春のような陽気の中、まったりとした時間を過ごした。

下山は、東尾根をたどることにしている。まずは岩屋谷コース分岐へ向かう。
公園化されたような幅広の遊歩道、木段が整備され、両側にツバキが植栽されている。

岩屋谷コース分岐から直接、谷道を岩屋谷公園に下ると最短だが、
東尾根コースへ回る。もう遊歩道ではなく、背の低いアカマツとコシダの薮の
間についた山道をたどる。

286mピークに到着。展望はまったくなく灌木に囲まれている。
ここは東へ、黍田富士へ続く道とのジャンクションでもある。

少し単調な尾根道を北上し、P220の寸前で左に転じる。小ピークを越えたら、
ラストは固定ロープが張られた強烈な下り坂だ。
多少、風化してきているので石車に乗らないようフラットフッティングで、
必要に応じ三点確保、正対しながら下る。慣れないお客様は悪戦苦闘だが、
基本のムーブができていたら、さして困難なところではない。

ひとつ北の支尾根には、地衣類のダイダイゴケがついている。
あちらにはルートはないのが残念だ。

下山後、相生駅前の江戸屋さんで「打ち上げ」。
相生は牡蠣の産地だ。姫路おでんとセットで楽しんだ。


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