かなり前から気になっていた、滝畑の「猿の前栽」と、横谷の奥立岩に
行くことにした。
しかし、あまりに急な予定になったうえ、ともちゃんが風邪をひいてしまい、
こりゃ無理かなと思っていたら、しかし、ノブちゃん、T橋クンが
ありがたくも同行してくれることになった。
しかも土曜日にクルマをぶつけてしまい、修理に出したことから、
T橋クンのフォレスターの出動をお願いするハメに。いかんいかん。
林道の路肩を探し、路駐。
まず露出した赤土壁が目印のところ、ガードレールを越えて、
フィックスロープが張ってある植林の急斜面を谷筋に下りる。
下りたところにある、見事な滝が、権現滝である。
高さは10mあるかないかかな?
右手のじめっとした支谷に入るが、すぐに赤テープとタイガースロープに
導かれ、右岸の急斜面の登りに取り付く。この急なこと。
足場が柔らかく、崩れやすいので登り専用にしか使えそうにない。
支稜に出たらほどなく、待ってましたと岩場が出てくる。
今日はザイルも持参し、登攀準備はバッチリだ。
ここは一応、古いロープがかかっているが、そんなに頼ることなくフリーで登れる。
岩場をしのぎ、振り返ると横谷の岩場群が見渡せる。
登攀欲をそそられる。
このあとも息切れするほどの急斜面が続き、ひーひー言ってたら
松の木と岩が鎮座する小ピークに出た。通称、権現山と言われるピークか?
そこから南に30mほどで、岩が露出した「猿の前栽」に着く。
いやー、すばらしい眺め。
編笠山、岩湧山、上山、猿子城山方面がよく見える。
足元には滝畑ダムのおだやかな深緑の水面が光る。
さらに南へ足を延ばす。
猿の前栽からの下りはザレた岩場で慎重さが要求された。
しかしそのあとは、ルートは一転して平和な雑木林の緩い尾根に変わる。
レークサイドパークへの分岐を直進し、進路は南に。
丸い傘のような、キノコのような休憩所を、さらに右手に進めば、
同じ傘がある展望台に出た。
展望台とは名ばかりで、樹木が茂り、わずかに北北西が開けている。
焼却場のタワーだけが見えて、ガッカリ。
先の傘まで戻り、梨ノ木峠を目指す。
踏み跡はしだいに薄くなるが、尾根筋を外さなければOK。
美しい黄葉や、幾つか見られる巨木を愛でながら、
いつしか植林となったところに4つ辻。これが梨ノ木峠。
左に下りると、梨ノ木トンネルの脇に出た。
なかなかバラエティに富むハイキングを終え、林道を元に引き返す途中、
沢を渡渉し、奥立岩を目指す。
テープを頼りに、ものすごい急斜面を登れば、適所に確保点が打ち込まれた
手入れされた岩場に出る。
今日は全体の雰囲気の調査のみ。いきなりメインゲレンデの登攀はせず、
右端の潅木帯から攻めるが、最後は行き詰まり、どうしても登攀となる。
Mr.Dashが10m強の岩場をフリーで登り、上部で支点を設置。
後続にザイルを投げて乗り切った。
スタンスが細かい上にやや脆く、ホールドも心もとなかったので、
久しぶりに緊張した。
あとのザイルワークは、セカンドで登ってきたT橋クンがすべて
こなしてくれたので助かった。彼の成長はウチの山岳部にとって大変大きい。
このおかげで、ラストを登るノブちゃんの奮闘ぶりをカメラに収めることができた。
岩場の最上部からは、横谷の林道が真下に見え、高所恐怖症でなくても
足がすくむ。
岩尾根の、少し広くなっているところで昼食。
すぐ上に、「ゴジラのテラス」と書かれた板切れがかかっていた。
ここからの岩湧山方面の眺めはすばらしい。
尾根を少し上がれば、南斜面に踏み跡がついており、簡単に林道に
下りられる。この間道がなければ、一徳防山の主稜線まで登らないと
いけないだけに、ありがたかった。
行くことにした。
しかし、あまりに急な予定になったうえ、ともちゃんが風邪をひいてしまい、
こりゃ無理かなと思っていたら、しかし、ノブちゃん、T橋クンが
ありがたくも同行してくれることになった。
しかも土曜日にクルマをぶつけてしまい、修理に出したことから、
T橋クンのフォレスターの出動をお願いするハメに。いかんいかん。
林道の路肩を探し、路駐。
まず露出した赤土壁が目印のところ、ガードレールを越えて、
フィックスロープが張ってある植林の急斜面を谷筋に下りる。
下りたところにある、見事な滝が、権現滝である。
高さは10mあるかないかかな?
右手のじめっとした支谷に入るが、すぐに赤テープとタイガースロープに
導かれ、右岸の急斜面の登りに取り付く。この急なこと。
足場が柔らかく、崩れやすいので登り専用にしか使えそうにない。
支稜に出たらほどなく、待ってましたと岩場が出てくる。
今日はザイルも持参し、登攀準備はバッチリだ。
ここは一応、古いロープがかかっているが、そんなに頼ることなくフリーで登れる。
岩場をしのぎ、振り返ると横谷の岩場群が見渡せる。
登攀欲をそそられる。
このあとも息切れするほどの急斜面が続き、ひーひー言ってたら
松の木と岩が鎮座する小ピークに出た。通称、権現山と言われるピークか?
そこから南に30mほどで、岩が露出した「猿の前栽」に着く。
いやー、すばらしい眺め。
編笠山、岩湧山、上山、猿子城山方面がよく見える。
足元には滝畑ダムのおだやかな深緑の水面が光る。
さらに南へ足を延ばす。
猿の前栽からの下りはザレた岩場で慎重さが要求された。
しかしそのあとは、ルートは一転して平和な雑木林の緩い尾根に変わる。
レークサイドパークへの分岐を直進し、進路は南に。
丸い傘のような、キノコのような休憩所を、さらに右手に進めば、
同じ傘がある展望台に出た。
展望台とは名ばかりで、樹木が茂り、わずかに北北西が開けている。
焼却場のタワーだけが見えて、ガッカリ。
先の傘まで戻り、梨ノ木峠を目指す。
踏み跡はしだいに薄くなるが、尾根筋を外さなければOK。
美しい黄葉や、幾つか見られる巨木を愛でながら、
いつしか植林となったところに4つ辻。これが梨ノ木峠。
左に下りると、梨ノ木トンネルの脇に出た。
なかなかバラエティに富むハイキングを終え、林道を元に引き返す途中、
沢を渡渉し、奥立岩を目指す。
テープを頼りに、ものすごい急斜面を登れば、適所に確保点が打ち込まれた
手入れされた岩場に出る。
今日は全体の雰囲気の調査のみ。いきなりメインゲレンデの登攀はせず、
右端の潅木帯から攻めるが、最後は行き詰まり、どうしても登攀となる。
Mr.Dashが10m強の岩場をフリーで登り、上部で支点を設置。
後続にザイルを投げて乗り切った。
スタンスが細かい上にやや脆く、ホールドも心もとなかったので、
久しぶりに緊張した。
あとのザイルワークは、セカンドで登ってきたT橋クンがすべて
こなしてくれたので助かった。彼の成長はウチの山岳部にとって大変大きい。
このおかげで、ラストを登るノブちゃんの奮闘ぶりをカメラに収めることができた。
岩場の最上部からは、横谷の林道が真下に見え、高所恐怖症でなくても
足がすくむ。
岩尾根の、少し広くなっているところで昼食。
すぐ上に、「ゴジラのテラス」と書かれた板切れがかかっていた。
ここからの岩湧山方面の眺めはすばらしい。
尾根を少し上がれば、南斜面に踏み跡がついており、簡単に林道に
下りられる。この間道がなければ、一徳防山の主稜線まで登らないと
いけないだけに、ありがたかった。