Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2019年9月29日(日) 小川八幡神社から生石高原、秋の花々を楽しむ!!

2019年09月30日 | 山登りの記録
■メイン写真
生石高原のススキと秋の青空


■今回のコース
登山口駐車場→小川八幡神社→(桜の小径)→一本松→旧札立峠(狼岩)→地蔵尊祠→
生石神社→生石ヶ峰→火上げ岩、笠石→レストハウス「山の家 おいし」→龍王水→
不動辻→押上岩→登山口駐車場


数日前から天気予報はずっと雨を告げていたが、明けてみると和歌山は青空。
関西百名山にも選ばれているススキの名所、生石高原へは直下までクルマで
行けるが、我々は北麓の小川八幡神社から歩く。



桜の小径へ入る。



アキノギンリョウソウ。ギンリョウソウモドキともいう、秋咲きの銀竜草だ。



桜の小径の最高点には、あずま屋と祠がある。
それにしても日差しが暑い。広場のイロハモミジも青いまま焼け枯れてきていた。



農道に出ると、ゲンノショウコが路傍に咲いていた。



ミカン、カキ、サンショウなどが栽培されている、のどかな山里風景の中を行く。



再び山道に入る。鎖場や岩場などの険しいシーンはないものの、じわじわ効いてくる。
暑いので水分補給をマメに、休憩もしっかりとりながら登る。



舗装林道が横切る旧札立峠を西に30mほど寄り道すると、巨大な狼岩がある。
人間の赤ちゃんを、狼が育てたという伝説が残る。



地蔵堂に到着。この前で昼食をとった。



これはラッキー! アケボノソウが咲いていた。
芸術的なデザインだ。



ツルリンドウ。



アキチョウジ。



当ルートの標識はアルミ板を巧みにプレスしてあり面白い。



生石神社に到着。989年、一夜にして高さ約48mの立岩が出現したという。
「生石大明神」として崇められ、生石高原の名の由来となった。



三角の葉が特徴的なミヤマタニソバ。



葉はフモトスミレなのだが、通常、フモトスミレは白花で、しかも春に咲く。
スミレは同定が難しい。



神社のすぐ奥の登山道脇にも大岩があり、クライミング用のボルトが打ってあった。
登山道を巻き登ると、その岩のてっぺんに出る。なんという絶景!



樹林帯が突然なくなり、山頂部のススキの台地に出る。
ヤマジノホトトギスが咲いていた。



一等三角点の生石ヶ峰の山頂に到着。
雨の中か、ガスガスの風景を想像していただけに、360度の展望が嬉しい。
西は淡路島、北は大阪湾が眺められる。



東の彼方には大峰山系も見える。右奥の三角形が釈迦ヶ岳。



稲村ヶ岳と大日山も見えた。
八経ヶ岳、弥山には雲がかかっていた。

高原の散策路にはファミリーやカップルなど観光客が大勢いた。
むしろザックを背負った完全登山装備の我々が浮いてしまうほど。



ツリガネニンジン。



マツムシソウ。
高山植物のタカネマツムシソウよりはずいぶん小ぶりだが、美しい。



火上げ岩。かつて雨乞いの護摩焚きが行われた場所だが、今はSNS映えの名所。
「映え」とい敢えて違うアングルで撮ってみた。

レストハウスを経て、龍王水へのルートで下山する。
登山道は大雨で大量の水が流れた跡がみられ、以前より歩きにくかった。



不動辻には、昭和58年時点で樹齢380年以上というシラカシの巨木がある。



農道を降りていくと、シュウカイドウが咲いていた。



弘法大師の押上岩。修業時代にここを通りがかった空海が、道をふさいでいた巨岩を
押し上げたとき、岩に手の窪みが残ったという。



ヒガンバナはちょうど盛り。晩夏から初秋の花をこれほど多く見られるとは思わなかった。
寄ってくる蚊を払いのけながら駐車地に戻った。


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