二上山の奈良県側は、いろいろなサブルートがある。
眺めのいい大岩があるルートは、取付点を知っていないとアプローチが
難しいが、今回、久しぶりにそこを探索してきた。
お昼近くまで寝ていても行けるのが、近場の山の魅力だ。
あわよくば岩の下側に回って登攀しようと考え、ザイルや登攀具一式を
ザックに入れてきた。
祐泉寺へ向かう林道の途中にある裏向不動が、取付点の目印。
いきなりの急な尾根をひたすら登ること15分。その大岩がある。
眺めはすばらしい場所なのだが、今日はあいにくの曇り空で、いまいち。
振り仰げば二上山が紅葉真っ盛りだ。
登攀の可能性を調べたが、ホールド、スタンスはそれにりにありそうなものの、
トップの支点を確保できるものに乏しい。基本的に勝手に人工物を打ち込みたくはない。
遠い記憶に、この上にもう一つ岩場があったような気がして、
さらに尾根を登ることにした。
珍しく上から下山してくるパーティにすれ違う。
「この道で人に会うとは!」というと、先方も「こちらもです」。
「二上山ふるさと公園ふたかみパーク」へ下りる登山道との分岐に
着いてしまい、記憶は間違いだったと確信。
今度は一つ東の尾根に入ってみる。
ここは以前、迷い込んでみたことがあるが、そのときは深い藪に
阻まれ引き返したことがある。
しかし、この尾根には2.5万図の破線が記載されている。
薄い踏み跡の道だ。激下りのあと、尾根をはずれ東の谷筋に下りる。
GPSの軌跡は、2.5万図とは若干ずれているが、大きな見方を
すれば、だいたい合っている。
ただ、植林と自然林の境目でバンド状になっているところで
一旦南にトラバースするのには驚いた。前回はここでルートをロストした。
うまく谷筋に下り、登山道に合流した。
祐泉寺から馬の背に突き上げるメインルートだ。
時間も体力も残っているので、馬の背に登り返す。
根っこだけで懸命に上体を支えている木が面白い。
小沢沿いの歩きやすい道である。通行量も多い。
途中、大イチョウの木の下は、黄金のじゅうたんになっていた。
雌岳に寄って、岩屋峠経由で祐泉寺に下りる。
祐泉寺の紅葉は今が真っ盛りだった。
眺めのいい大岩があるルートは、取付点を知っていないとアプローチが
難しいが、今回、久しぶりにそこを探索してきた。
お昼近くまで寝ていても行けるのが、近場の山の魅力だ。
あわよくば岩の下側に回って登攀しようと考え、ザイルや登攀具一式を
ザックに入れてきた。
祐泉寺へ向かう林道の途中にある裏向不動が、取付点の目印。
いきなりの急な尾根をひたすら登ること15分。その大岩がある。
眺めはすばらしい場所なのだが、今日はあいにくの曇り空で、いまいち。
振り仰げば二上山が紅葉真っ盛りだ。
登攀の可能性を調べたが、ホールド、スタンスはそれにりにありそうなものの、
トップの支点を確保できるものに乏しい。基本的に勝手に人工物を打ち込みたくはない。
遠い記憶に、この上にもう一つ岩場があったような気がして、
さらに尾根を登ることにした。
珍しく上から下山してくるパーティにすれ違う。
「この道で人に会うとは!」というと、先方も「こちらもです」。
「二上山ふるさと公園ふたかみパーク」へ下りる登山道との分岐に
着いてしまい、記憶は間違いだったと確信。
今度は一つ東の尾根に入ってみる。
ここは以前、迷い込んでみたことがあるが、そのときは深い藪に
阻まれ引き返したことがある。
しかし、この尾根には2.5万図の破線が記載されている。
薄い踏み跡の道だ。激下りのあと、尾根をはずれ東の谷筋に下りる。
GPSの軌跡は、2.5万図とは若干ずれているが、大きな見方を
すれば、だいたい合っている。
ただ、植林と自然林の境目でバンド状になっているところで
一旦南にトラバースするのには驚いた。前回はここでルートをロストした。
うまく谷筋に下り、登山道に合流した。
祐泉寺から馬の背に突き上げるメインルートだ。
時間も体力も残っているので、馬の背に登り返す。
根っこだけで懸命に上体を支えている木が面白い。
小沢沿いの歩きやすい道である。通行量も多い。
途中、大イチョウの木の下は、黄金のじゅうたんになっていた。
雌岳に寄って、岩屋峠経由で祐泉寺に下りる。
祐泉寺の紅葉は今が真っ盛りだった。