■メイン写真
放射状に生え、最下羽片に特徴があり、十文字型の葉身になるジュウモンジシダ
奈良県吉野町を拠点にシダの自然観察エコツアーなどで活躍する木下茉実さんのご協力を得て、
吉野山で「シダさんぽ」を実施した。
木下さんは、「しだのすみか」というシダ植物専門の小さな植物園を自宅の庭に作る、
筋金入りのシダ愛好家で、シダ愛にあふれた解説トークが魅力だ。
あいにくの雨模様だったが、傘をさせばなんとかなる程度。シダはこの湿気で、むしろ
ゴキゲンな様子なので期待が持てる。
この日のルートは、いわゆる珍種はないが、ポピュラーな種類を30種ほど見せていただけると
いう。シダの「初心者」にも覚えやすい、特徴的な種もあるのでとっつきやすい。
ヤブソテツ。
ゼンマイ。新芽が山菜として有名なヤツ。
こういう天気の日はコケも元気。タマゴケとシダの共存。
クジャクシダ。確かに孔雀の羽を思わせる。
分かりやすい説明に、聞いている側も思わず身を乗り出す。
斜面にはワラビがびっしり。
吉野山ではサクラを守るため、定期的に下草が刈られているが、このことがワラビにとっては
有利な環境になっている。
クラマゴケ。地を這うシダらしくないフォルムと、コケのような名前。
でも、これも立派なシダ。
中千本の五郎平茶屋で昼食。このあとは雨もほとんど気にならない程度になった。
五郎平茶屋の休憩所の下で、午前中に見たシダのおさらい。
うー、憶えられない~(笑)!
ユキノシタは今が旬。
古ケヤキの大木。
人家の脇になると、園芸にも使われる品種も観られるようになる。
カタヒバ。
シダにとっては石垣も居心地のいい場所。
これはシダには珍しいつる性のカニクサ。
そぞろ歩いて、金峯山寺の蔵王堂。
そして、よく立ち寄る柿の葉寿司の「ひょうたろう」さん。
七曲りから駅にかけても、まだまだシダがみられる。
イワガネソウ(まだ小さい)。
ミツデウラボシ。
頭の中がシダまみれになって、吉野駅に戻ってきた。
一日中、アハ体験の連続。ふだんあまり気に留めていなかったシダの多様性、個性に
夢中になった。
放射状に生え、最下羽片に特徴があり、十文字型の葉身になるジュウモンジシダ
奈良県吉野町を拠点にシダの自然観察エコツアーなどで活躍する木下茉実さんのご協力を得て、
吉野山で「シダさんぽ」を実施した。
木下さんは、「しだのすみか」というシダ植物専門の小さな植物園を自宅の庭に作る、
筋金入りのシダ愛好家で、シダ愛にあふれた解説トークが魅力だ。
あいにくの雨模様だったが、傘をさせばなんとかなる程度。シダはこの湿気で、むしろ
ゴキゲンな様子なので期待が持てる。
この日のルートは、いわゆる珍種はないが、ポピュラーな種類を30種ほど見せていただけると
いう。シダの「初心者」にも覚えやすい、特徴的な種もあるのでとっつきやすい。
ヤブソテツ。
ゼンマイ。新芽が山菜として有名なヤツ。
こういう天気の日はコケも元気。タマゴケとシダの共存。
クジャクシダ。確かに孔雀の羽を思わせる。
分かりやすい説明に、聞いている側も思わず身を乗り出す。
斜面にはワラビがびっしり。
吉野山ではサクラを守るため、定期的に下草が刈られているが、このことがワラビにとっては
有利な環境になっている。
クラマゴケ。地を這うシダらしくないフォルムと、コケのような名前。
でも、これも立派なシダ。
中千本の五郎平茶屋で昼食。このあとは雨もほとんど気にならない程度になった。
五郎平茶屋の休憩所の下で、午前中に見たシダのおさらい。
うー、憶えられない~(笑)!
ユキノシタは今が旬。
古ケヤキの大木。
人家の脇になると、園芸にも使われる品種も観られるようになる。
カタヒバ。
シダにとっては石垣も居心地のいい場所。
これはシダには珍しいつる性のカニクサ。
そぞろ歩いて、金峯山寺の蔵王堂。
そして、よく立ち寄る柿の葉寿司の「ひょうたろう」さん。
七曲りから駅にかけても、まだまだシダがみられる。
イワガネソウ(まだ小さい)。
ミツデウラボシ。
頭の中がシダまみれになって、吉野駅に戻ってきた。
一日中、アハ体験の連続。ふだんあまり気に留めていなかったシダの多様性、個性に
夢中になった。