Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2021年1月17日(日) [六甲]有馬から百間滝へ。紅葉谷道で山越えし、石切道で下山

2021年01月18日 | 山登りの記録
■メイン写真
わずかに氷が残っていた有馬・百間滝


■今回のコース
有馬温泉駅→ロープウェイ有馬温泉駅前→筆屋道分岐→白石滝→百間滝→似位滝→極楽茶屋跡
→六甲ガーデンテラス→石切道出合→住吉道出合→エクセル東バス停


毎冬、寒い日が続くと凍る裏六甲の百間滝。氷瀑を観ようと訪れるハイカーも多い。
今年は年始早々の寒波で、一時は完全に氷結したようだが、ここ2日の暖かさで
どうなっているだろうか。心配していたが、かろうじて氷が残っていた。



崩壊のため長らく通行できなかった紅葉谷道も復活し、もう筆屋道から迂回しなくてすむ。



白石滝は、あいかわらず下に倒木や岩がたまったまま。かつての優美な雰囲気は
戻らないのか。



距離は短いが、最大の難所であるミニゴルジュ帯へ。屏風の絶壁をへつる。



続いて左右に逃げようのない難所。左岸のトラロープは、手で触るだけで動く
ハーケンだけで固定され、頼りないこと。できるだけ岩を握って通過すべきだが
そのムーブができる人は少ない。
足場がなく、これまた頼りない丸太が岩に渡してあるだけ。ドボンすると膝下までの水。
新しい丸太をぶちこんで、下山してきたお兄ちゃんと力を合わせて再設置。
ビクトリノックスの多機能ナイフについていたノコギリが役に立った。



たどりついた百間滝。かろうじて、氷が張り付いている感じ。
ネット情報ではほんの3日前までは、なかなかの凍り具合だったようなので残念。
だが、少しでも凍っていてまだよかったと思うべきかな。
似位滝は水流が強いので、氷はほとんど残っていなかった。



百間滝の落ち口を経て、紅葉谷道へ合流するまでの間は一ヶ所崩壊して通れないので
ヤセ尾根を迂回するようになっている。急斜面は地元の有志のおっちゃんたちが
ロープや丸太を組んで通れるようにしてくれている。



歩きやすい紅葉谷道に出ると、もはやハイキングだ。ぽつぽつとブナの姿が出てくる。



標高を上げていくと、林床はササに覆われる。シカがいない六甲山系。昔の低山の
趣を残す。



極楽茶屋跡の手前の平地には、植樹されたブナが順調に育っている。



意外なところに大きなヒラタケが生えていた。びっくり。



六甲ガーデンテラスに到着。一部店舗が閉鎖されたり冬季休業中のため、
なんだか寂しい。ウッドデッキの展望台もがらーん。



まだ黄砂が残っているのか、この日の空気は少しモヤっていた。



下山は、今回は石切道にした。
古くは豊臣秀吉が大坂城を築城するため花崗岩を大量に切り出した山。
良質な花崗岩は、出荷された港の名をとって御影石として名を馳せ、今に至る。



下山途中。やや小さめの岩がうず高く積まれている。
値打ちがない程度のサイズのものを集めた捨ててあるのか、よくわからない。

途中で林道に絡むが、ふたたび山道に入って一気に住吉道との分岐に下る。
エクセル東バス停では、かわいいサイズの「くるくるバス」が待っていた。

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