■メイン写真
五光の滝に、小さな虹がかかった!!
■今回のコース
金胎寺→(行場ルート)→迎え行者→行場の辻→東覗→西覗→胎内潜→千手の滝→
五光の滝→護摩壇→鐘掛→平等岩→蟻の戸渡→行場の辻→迎え行者→金胎寺
定番の岩場ルート、和束町・鷲峰山金胎寺の行場道に今年もやってきた。
ここは本来、修験の行場なのだが、300円の入山料を払い、一般登山者も
入山できる。しかし、あまりに急峻なため事故も多い。
我々はいつもヘルメット、ハーネス装着の完全武装で、やばい箇所では
ロープで確保しながら臨んでいる。
寺務所で安全を祈願してから出発。
迎え行者でも手を合わせ、いよいよ行場エリアへ。
アカガシの大木が待つ行場の辻。左が順路だ。すぐに急な下り坂になる。
東覗。樹木が茂って、あまり「覗ける」ところはないが、足元はスッパリ切れ落ちている。
西覗。西側の風景は見えないが、南側に和束の茶畑がわずかに見える。
約30m続く急な岩場を下降する。ここは念のため、フィックスロープを張る。
万一足元が滑っても、大きく転落しないようにプルージックで確保し下降。
皆さん、慣れない手つきで、中間支点のダブルカラビナを操作して通過していった。
続いては、胎内潜。狭い岩の間をすり抜けなければならない。
くぐり終えた先でも安心できない難所だ。
谷筋に下りて少し下り、千手の滝を見る。
幾筋にも分かれた流れを千の手に例えたのだろう。
さらに下ると、五光の滝が登場。滝の直下を渡渉して、少し広くなった平坦地で
遅めのランチ。
木橋の手前で再び沢を渡り、いよいよ後半戦だ。
護摩壇の役行者像。これ以降、険しい岩場を登り返すことになる。
足の置き場(スタンス)、手の置き場(ホールド)の分かりにくいところは、赤ペンキで
示してある。これが感心するほど妥当なところにつけられている。
鐘掛。ほぼ垂直の岩に、鎖一本がぶら下がる。我々は右から巻き登ったが、それでも
結構な高度感がある。
小鐘掛は、尖った岩のヤセ尾根を抜ける。少しテクニカルなムーブが求められる。
平等岩の正面壁。ツルツルで、とてもこれは登れそうにない。
山伏さん向けには、岩の上に鎖が隠してあり、修行の時だけぶら下げるようだ。
中央の凹ルートを、念のためロープで確保しながら一人ずつ登る。
途中、左の岩に逃げるところがちょっとコツがいる。
なお、このルートのさらに右に、もう少したやすい巻き道がある。
平等岩を登り切ると、そこは大絶景ポイントだ。
遥か彼方に曽爾や台高の山々が見える。鋭峰・高見山も見えているはずだが、
ここからは尖った形に見えないのでイマイチよくわからない。
その後も手ごろな難度の急登が続く。午前中、こんなに下ったかなと思うくらい登り返す。
最後の行場、蟻の戸渡は切り立った岩の左を歩くのでたやすい。
展望台でふたたび景色を愉しみ、ここまでの奮闘を称えあう。
もう岩場はなく、行場の辻に戻ってくる。往路を戻って寺務所に到着したら、
扉が開いていた。不動明王に、山行の無事を報告。
この日は和尚さんが来られたようで、あいさつできてよかった。
五光の滝に、小さな虹がかかった!!
■今回のコース
金胎寺→(行場ルート)→迎え行者→行場の辻→東覗→西覗→胎内潜→千手の滝→
五光の滝→護摩壇→鐘掛→平等岩→蟻の戸渡→行場の辻→迎え行者→金胎寺
定番の岩場ルート、和束町・鷲峰山金胎寺の行場道に今年もやってきた。
ここは本来、修験の行場なのだが、300円の入山料を払い、一般登山者も
入山できる。しかし、あまりに急峻なため事故も多い。
我々はいつもヘルメット、ハーネス装着の完全武装で、やばい箇所では
ロープで確保しながら臨んでいる。
寺務所で安全を祈願してから出発。
迎え行者でも手を合わせ、いよいよ行場エリアへ。
アカガシの大木が待つ行場の辻。左が順路だ。すぐに急な下り坂になる。
東覗。樹木が茂って、あまり「覗ける」ところはないが、足元はスッパリ切れ落ちている。
西覗。西側の風景は見えないが、南側に和束の茶畑がわずかに見える。
約30m続く急な岩場を下降する。ここは念のため、フィックスロープを張る。
万一足元が滑っても、大きく転落しないようにプルージックで確保し下降。
皆さん、慣れない手つきで、中間支点のダブルカラビナを操作して通過していった。
続いては、胎内潜。狭い岩の間をすり抜けなければならない。
くぐり終えた先でも安心できない難所だ。
谷筋に下りて少し下り、千手の滝を見る。
幾筋にも分かれた流れを千の手に例えたのだろう。
さらに下ると、五光の滝が登場。滝の直下を渡渉して、少し広くなった平坦地で
遅めのランチ。
木橋の手前で再び沢を渡り、いよいよ後半戦だ。
護摩壇の役行者像。これ以降、険しい岩場を登り返すことになる。
足の置き場(スタンス)、手の置き場(ホールド)の分かりにくいところは、赤ペンキで
示してある。これが感心するほど妥当なところにつけられている。
鐘掛。ほぼ垂直の岩に、鎖一本がぶら下がる。我々は右から巻き登ったが、それでも
結構な高度感がある。
小鐘掛は、尖った岩のヤセ尾根を抜ける。少しテクニカルなムーブが求められる。
平等岩の正面壁。ツルツルで、とてもこれは登れそうにない。
山伏さん向けには、岩の上に鎖が隠してあり、修行の時だけぶら下げるようだ。
中央の凹ルートを、念のためロープで確保しながら一人ずつ登る。
途中、左の岩に逃げるところがちょっとコツがいる。
なお、このルートのさらに右に、もう少したやすい巻き道がある。
平等岩を登り切ると、そこは大絶景ポイントだ。
遥か彼方に曽爾や台高の山々が見える。鋭峰・高見山も見えているはずだが、
ここからは尖った形に見えないのでイマイチよくわからない。
その後も手ごろな難度の急登が続く。午前中、こんなに下ったかなと思うくらい登り返す。
最後の行場、蟻の戸渡は切り立った岩の左を歩くのでたやすい。
展望台でふたたび景色を愉しみ、ここまでの奮闘を称えあう。
もう岩場はなく、行場の辻に戻ってくる。往路を戻って寺務所に到着したら、
扉が開いていた。不動明王に、山行の無事を報告。
この日は和尚さんが来られたようで、あいさつできてよかった。