■メイン写真
有史以前の磐座信仰を想起させる、天理市にある八つ岩
■今回のコース
桃尾の滝前バス停→桃尾の滝→大親寺→岩屋への分岐→大国見山→(薮あり、踏み跡薄い)→
林道終点→八つ岩→長滝町への分岐→桜峠への分岐→上入田バス停
※下見時の模様は、「ここをクリック」!!
昨日に続いて、心配な空模様。午後の降水確率は70%というから、歩いているうちに
降られるだろうと思いながら、この日の登山教室が始まった。
この日は、初めて参加される方もおられるので、いい天気だったらホントに良かったのだが、
そこは自然相手のアクティビティ。やむを得ない。
天理駅からタクシーで、桃尾の滝前バス停へ。
路線バスの本数は極端に少なく、ハイキングに適した時間に便がないのだ。
(天理市のコミュニティバスを利用する手もあるが、車輛がハイエースなので、
多人数のパーティには対応できない。)
落差23mの桃尾の滝。
説明板に「大和高原の西端を南北に走る春日断層崖の中では最大の滝」と書かれている。
7月の第3日曜には、修験の水行「滝開き」が行われる。
コンクリート舗装されているが、却って滑りやすい坂道を登っていく。
道すがら、古い石仏や梵字が入った岩が見られる。
ほどなく大親寺に到着。一面に広がる苔が美しい。
ここにはかつて、修験の寺・龍福寺があり、1km×650m程度の大伽藍を誇る規模が
あったのだが、明治5年の修験禁止令により廃寺となり、現在は大親寺となった。
不動堂の中は照明がともされていた。不動明王の威圧感がすごい。
大国見山に続く山道に入ると、植林の杉が何本か倒れてしまっていた。
通行には問題ない。
岩屋(ふもとの集落名)への分岐は、尾根をそのまま直進する。
坂の途中にある巨岩。
あっけなく、大国見山の山頂に到着。標高500mの低山なので余裕、余裕。
山頂からは、奈良盆地が見下ろせるのだが、うっすらガスがかかっていた。
ここで、ともちゃんが登山靴の異変に気がついた。右が崩壊寸前。
これは珍しいケースだということで、日本てぬぐいを裂いて、爪先に巻く応急処置を
皆さんに披露。
テーピングテープをぐるぐる巻くという方法もよく見るのだが、あれは歩くとよく滑るので
よくないのだ。
この先は、あまり知られていないルートだ。西へ続く尾根筋をたどる。
おっ、いきなりベニナギナタダケを発見。
踏み跡は薄いうえに、下見時にはなかった倒木が行く手をさえぎる。
まったく、ハイキングというより探検のようだ。
尾根もまっすぐ続いているのでなく、逆S字にくねっているので、読図は必須。
やがてクマザサの薮を抜けると、廃林道に飛び出す。
少し進んだところに、八つ岩への分岐がある。最後の急坂にも倒木があり苦労する。
たどり着いた八つ岩の前で記念写真。
「あと少しで、舗装道に着きますよ~」と、現在地を確認。
こんな急斜面を下りて、作業林道に戻る。
舗装道に出ると、巨大な倉庫か工場が出来つつある。
「景気ええな-」「いや、巨大な工場建設は危険や。会社をつぶしかねん」と、
深~い会話。
路線バスが来る1時間前に、バス停に到着。
バス停前にある喫茶店でコーヒーを頼み、待たせていただいた。
芝居された雨はほとんど降らず、ラッキーだった。
おまけ。
ともちゃんの靴は、終盤に左足もパックリ。で、今度は針金での応急処置を披露。
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!
有史以前の磐座信仰を想起させる、天理市にある八つ岩
■今回のコース
桃尾の滝前バス停→桃尾の滝→大親寺→岩屋への分岐→大国見山→(薮あり、踏み跡薄い)→
林道終点→八つ岩→長滝町への分岐→桜峠への分岐→上入田バス停
※下見時の模様は、「ここをクリック」!!
昨日に続いて、心配な空模様。午後の降水確率は70%というから、歩いているうちに
降られるだろうと思いながら、この日の登山教室が始まった。
この日は、初めて参加される方もおられるので、いい天気だったらホントに良かったのだが、
そこは自然相手のアクティビティ。やむを得ない。
天理駅からタクシーで、桃尾の滝前バス停へ。
路線バスの本数は極端に少なく、ハイキングに適した時間に便がないのだ。
(天理市のコミュニティバスを利用する手もあるが、車輛がハイエースなので、
多人数のパーティには対応できない。)
落差23mの桃尾の滝。
説明板に「大和高原の西端を南北に走る春日断層崖の中では最大の滝」と書かれている。
7月の第3日曜には、修験の水行「滝開き」が行われる。
コンクリート舗装されているが、却って滑りやすい坂道を登っていく。
道すがら、古い石仏や梵字が入った岩が見られる。
ほどなく大親寺に到着。一面に広がる苔が美しい。
ここにはかつて、修験の寺・龍福寺があり、1km×650m程度の大伽藍を誇る規模が
あったのだが、明治5年の修験禁止令により廃寺となり、現在は大親寺となった。
不動堂の中は照明がともされていた。不動明王の威圧感がすごい。
大国見山に続く山道に入ると、植林の杉が何本か倒れてしまっていた。
通行には問題ない。
岩屋(ふもとの集落名)への分岐は、尾根をそのまま直進する。
坂の途中にある巨岩。
あっけなく、大国見山の山頂に到着。標高500mの低山なので余裕、余裕。
山頂からは、奈良盆地が見下ろせるのだが、うっすらガスがかかっていた。
ここで、ともちゃんが登山靴の異変に気がついた。右が崩壊寸前。
これは珍しいケースだということで、日本てぬぐいを裂いて、爪先に巻く応急処置を
皆さんに披露。
テーピングテープをぐるぐる巻くという方法もよく見るのだが、あれは歩くとよく滑るので
よくないのだ。
この先は、あまり知られていないルートだ。西へ続く尾根筋をたどる。
おっ、いきなりベニナギナタダケを発見。
踏み跡は薄いうえに、下見時にはなかった倒木が行く手をさえぎる。
まったく、ハイキングというより探検のようだ。
尾根もまっすぐ続いているのでなく、逆S字にくねっているので、読図は必須。
やがてクマザサの薮を抜けると、廃林道に飛び出す。
少し進んだところに、八つ岩への分岐がある。最後の急坂にも倒木があり苦労する。
たどり着いた八つ岩の前で記念写真。
「あと少しで、舗装道に着きますよ~」と、現在地を確認。
こんな急斜面を下りて、作業林道に戻る。
舗装道に出ると、巨大な倉庫か工場が出来つつある。
「景気ええな-」「いや、巨大な工場建設は危険や。会社をつぶしかねん」と、
深~い会話。
路線バスが来る1時間前に、バス停に到着。
バス停前にある喫茶店でコーヒーを頼み、待たせていただいた。
芝居された雨はほとんど降らず、ラッキーだった。
おまけ。
ともちゃんの靴は、終盤に左足もパックリ。で、今度は針金での応急処置を披露。
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