■メイン写真
ブナなどの落葉広葉樹林の尾根を歩く
■今回のコース
八知山林道駐車場→迷岳登山口→稜線出合→口迷岳→桃ノ木平→展望岩→迷岳→(往路を戻る)
→八知山林道駐車場
この日は雨の予想のため、明神平への山行を中止にしたものの、前日の夜にどうも降らない
かもしれないと思い始め、急遽、プライベートで迷岳に登ってきた。
大台町の八知山林道で、できるだけ上までクルマで上がる、手抜きラクチンコースである。
目的は未舗装の八知山林道を、4WD車でどこまで入れるかを見極めること。
林道は荒れてはいるが、今のところ、ダート道に慣れた人が気をつければ入れることを確認した。
予定通りの駐車地に無事到着。これだけでこの日の山行は90%成功したようなものだ。
100m戻り、三叉路の、西へと続く林道を進む。
ルリソウが1株だけ咲いていた。
林道の分岐。迷岳登山口の標識が立つ。ここから上は、幅は1.8mほどあるが、
クルマは絶対無理な斜度と切り返しの作業林道となる。
美しい自然林。若い樹が多いので、たぶん二次林だろう。
プナがイキイキとしている。
作業林道を離れ、いよいよ稜線へと向かう。
伐採地は、ほんの少しの距離だが日影がなく暑い。
樹がないおかげで、台形の仙千代ヶ峰と、三角形の古ヶ丸山が見える。
背後にそびえている大台ヶ原は、ギリギリ雲に隠れている。
稜線に出るとアキアカネが多かった。
稜線を西へ。再びブナ、カエデ、ヒメシャラなどの落葉広葉樹林になる。
コケがきれい。
口迷岳のピークは目立たないところ。
暑く、湿度が高い。ここで水をガブ飲みした。
シロヤシオの古木が多いのも、この尾根の魅力だ。花期にもぜひ歩いてみたい。
突然、左側(南側)に平坦地が現れる。桃ノ木平だ。幕営したら気持ちよさそう。
展望岩。石灰岩の平らな岩から、南側のワイドビューが得られる。
ツルッと滑り落ちないようにね。
迷岳といえば「二重山稜」だ。尾根筋が並行したまま2つに分かれ、間に窪地ができている。
霧の時などに道を見違えやすいわけだ。カルスト的な地質で、間が陥没したなかな?
迷岳の直下から見た口迷岳。
最後は標高差100m到ほどを一気に登るが、それほど急登感はなく、むしろ
二重山稜の地形に見惚れている間に山頂に到着する。
山頂からは、ほとんど展望は得られないのが残念だが、木立に囲まれたやさしい雰囲気だ。
虫がまとわりついて大変だったが、蚊取り線香を焚くとその数は急減。
クールダウンしながらランチを広げた。
帰りは「奥伊勢フォレストピア宮川山荘」で温泉入浴。
皮膚がなめらかになるという、含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉。
薬草風呂もある。かなり汗だくになったので、そのあとの温泉は最高だった。
ブナなどの落葉広葉樹林の尾根を歩く
■今回のコース
八知山林道駐車場→迷岳登山口→稜線出合→口迷岳→桃ノ木平→展望岩→迷岳→(往路を戻る)
→八知山林道駐車場
この日は雨の予想のため、明神平への山行を中止にしたものの、前日の夜にどうも降らない
かもしれないと思い始め、急遽、プライベートで迷岳に登ってきた。
大台町の八知山林道で、できるだけ上までクルマで上がる、手抜きラクチンコースである。
目的は未舗装の八知山林道を、4WD車でどこまで入れるかを見極めること。
林道は荒れてはいるが、今のところ、ダート道に慣れた人が気をつければ入れることを確認した。
予定通りの駐車地に無事到着。これだけでこの日の山行は90%成功したようなものだ。
100m戻り、三叉路の、西へと続く林道を進む。
ルリソウが1株だけ咲いていた。
林道の分岐。迷岳登山口の標識が立つ。ここから上は、幅は1.8mほどあるが、
クルマは絶対無理な斜度と切り返しの作業林道となる。
美しい自然林。若い樹が多いので、たぶん二次林だろう。
プナがイキイキとしている。
作業林道を離れ、いよいよ稜線へと向かう。
伐採地は、ほんの少しの距離だが日影がなく暑い。
樹がないおかげで、台形の仙千代ヶ峰と、三角形の古ヶ丸山が見える。
背後にそびえている大台ヶ原は、ギリギリ雲に隠れている。
稜線に出るとアキアカネが多かった。
稜線を西へ。再びブナ、カエデ、ヒメシャラなどの落葉広葉樹林になる。
コケがきれい。
口迷岳のピークは目立たないところ。
暑く、湿度が高い。ここで水をガブ飲みした。
シロヤシオの古木が多いのも、この尾根の魅力だ。花期にもぜひ歩いてみたい。
突然、左側(南側)に平坦地が現れる。桃ノ木平だ。幕営したら気持ちよさそう。
展望岩。石灰岩の平らな岩から、南側のワイドビューが得られる。
ツルッと滑り落ちないようにね。
迷岳といえば「二重山稜」だ。尾根筋が並行したまま2つに分かれ、間に窪地ができている。
霧の時などに道を見違えやすいわけだ。カルスト的な地質で、間が陥没したなかな?
迷岳の直下から見た口迷岳。
最後は標高差100m到ほどを一気に登るが、それほど急登感はなく、むしろ
二重山稜の地形に見惚れている間に山頂に到着する。
山頂からは、ほとんど展望は得られないのが残念だが、木立に囲まれたやさしい雰囲気だ。
虫がまとわりついて大変だったが、蚊取り線香を焚くとその数は急減。
クールダウンしながらランチを広げた。
帰りは「奥伊勢フォレストピア宮川山荘」で温泉入浴。
皮膚がなめらかになるという、含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉。
薬草風呂もある。かなり汗だくになったので、そのあとの温泉は最高だった。