日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

杉内の好投で西武に勝ち越し!3位浮上で久々のAクラス!

2009年05月11日 | HAWKS

金曜日はオーティズの逆転サヨナラ2ランで勝利したものの、土曜日は新垣が3回5失点の乱調で完敗を喫しました。(新垣はその後2軍落ちが決定。もう雁の巣から帰って来ないで。ヤフードームのマウンドに2度と上がらないでくれ)日曜日は埼玉西武ライオンズとの3連戦最終日。この日は「5月男」の杉内が先発。11連勝を飾って単独4位、日本ハムVSオリックスの結果次第で3位浮上となったのか?

先発の杉内は初回、西武の上位打線を3者凡退に仕留める好スタートを切ると、2回には1死からG.G.佐藤に2塁打を浴びたものの、後続を連続三振。この回は全てのアウトが三振でした。3回も2つの三振を奪い、序盤の3イニングは素晴らしいピッチングを見せます。4回には中島にヒットを許しましたが、おかわり中村の場面で中島を狭死させると、ストレートで見逃し三振に仕留めました。
打線の方は西武先発・野上亮磨の前に1,2回は3者凡退に倒れましたが、3回に1死から田上が高めの球を捉え、レフトスタンドに飛びこむホームランを放って1点を先制します。4回には2つの四球と松中のヒットで無死満塁のチャンス。長谷川凡退で1死後、オーティズがレフト線を破るタイムリー2塁打で2点を追加し、西武先発・野上をKO。なおも1死2,3塁の場面で柴原がセンター前タイムリーを放って更に2点追加。この回は連続タイムリーで4点を奪いました。
ソフトバンク打線は6回以降も得点を刻みます。6回には1死からオーティズが西武3番手・大沼の2球目のカーブをすくい上げ、打った瞬間本塁打とわかる当たりはレフト上段まで飛んで行きました。ひぇぇ~っっ!7回には2死2塁から小久保がライトフェンス直撃の2塁打で1点追加、8回には無死満塁から本多の遊撃ゴロの間に1点を追加して8点目。
杉内は5回と6回に2イニング連続で3者凡退に抑え、7回には疲れが見えたのか中島の2塁打と平尾の四球で2死1,3塁とピンチを迎えましたが、G.G.佐藤を捕手フライに打ち取って2者残塁。7回まで無失点の杉内でしたが、8回に2死からボカチカにライトへの本塁打を浴びて1点を失いましたが、失点はこの一発のみ。8回を投げ切ったところで役目を終え、9回はファルケンボーグが西武打線を3者凡退に抑えてゲームセット。ソフトバンクが8-1で快勝、西武との3連戦を2勝1敗で終えました。


パシフィック・リーグ公式戦 2009/05/10(日)
ソフトバンク-西 武 9回戦 
(西武5勝3敗1分、ヤフードーム、13:01、30337人)
L 000 000 010  1
H 001 401 11X  8
【投手】
(西)野上、土肥、大沼、星野、岩崎-銀仁朗、野田
(ソ)杉内、ファルケンボーグ-田上
【責任投手】
(勝)杉内6試合4勝1敗
(敗)野上4試合2敗1S
【本塁打】
(西)ボカチカ9号ソロ(8回、杉内)
(ソ)田上4号ソロ(3回、野上)、オーティズ4号ソロ(6回、大沼)


今回の試合は田上とオーティズの一発もあって8得点、杉内が8回1失点の好投で西武に完勝です!杉内は今季4勝目で5月の連勝記録を11に伸ばしました。この日は8回まで打者28人に対して126球、散発の4安打・12奪三振・1四死球・1失点(被本塁打1)とエースらしいピッチングを見せてくれました。2回から8回まで毎回三振、特におかわり君から3連続三振を奪いました。要注意人物に何もさせなかったのは本当に大きいですね。
打撃陣は10安打で8得点、着実に得点を重ねていき、4回には4得点、6~8回には3イニング連続得点を叩き出しました。6回に本塁打を放ったオーティズは4打数3安打3打点の大活躍。12試合で4本塁打、打率は.356と絶好調です。3回に先制アーチを打った田上は、守備面でも杉内を好リード。「杉内なら誰が捕手でも抑えられる」と語っていましたが、2人の息が合っていたからこそ12個の三振を奪ったんだと思います。これからは杉内が投げる時は田上がマスクを被るというのはどうでしょうか?
西武に勝ち越して単独4位となったソフトバンク、札幌ドームでの日ハムVSオリックス戦でオリックスが敗れたため3位に浮上しました。久々のAクラスなんだけど、まだ借金が2つ残ってるんだよな…。早く借金を完済し、貯金生活でAクラスを実感したいですね。月曜日は移動日で火曜日からは千葉ロッテとの3連戦。ローが2軍に落ちたため、先発に上がる人は未定です。誰が投げるかは、火曜日になってのお楽しみ…。先発ローテの穴を埋める人が出てくるのを待ってます。これからのホークスは、打線はいつものように「フリキレ!」、投手陣は「アナウメェ~!」です。



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今週も波乱だ!ジョーカプチーノ&藤岡康太が番狂わせを起こす!

2009年05月11日 | 競馬

今週から東京競馬場でGI5連戦!その第1弾となる10日は、3歳マイル王決定戦・第14回NHKマイルカップが行われました。「3歳世代最速馬」を決めるこのレースですが、昨年はディープスカイがマイルカップ&ダービーの2冠を達成したことで、「ダービーのステップレース」と化していきました。今年は共同通信杯以来3カ月ぶりのレースとなる⑯ブレイクランアウト、毎日杯優勝の⑥アイアンルック、ニュージーランドトロフィー優勝の④サンカルロ、スプリングステークスで皐月賞馬・アンライバルドを苦しめた⑬レッドスパーダ、⑱フィフスペトル、⑦ワンカラットの桜花&皐月リベンジ組も参戦してきました。

レース直前の単勝オッズでは、1番人気はブレイクランアウトで3.3倍、2番人気にはアイアンルック(3.7倍)、サンカルロが3番人気(6.9倍)、4番人気以降はフィフスペトル、レッドスパーダと続きました。
スタートでブレイクランアウトが好スタートを切れば、②ミッキーパンプキンがやや立ち遅れてしまいます。先行争いでは①ゲットフルマークスが果敢に飛び出し、2番手に③ジョーカプチーノ、レッドスパーダが3番手につけ、フィフスペトルは5番手、ランアウト、アイアンルック、サンカルロの人気上位3頭が11~13番手と横一線で固まり、ワンカラットは最後方付近からの競馬となります。
前半800mを46秒台で通過し、先頭を行くゲットフルマークスは2番手以降を引き離し、2番手のジョーカプチーノと3番手集団も差がある展開。残り600mから最後の直線に入っても差は全く変わりませんでしたが、400mでジョーカプチーノが先頭に立つ!ブレイクランアウトとサンカルロ、アイアンルックは伸びてこない。2番手争いでは⑩グランプリエンゼルとレッドスパーダの叩き合いからスパーダがが抜け出す。カプチーノはその後もリードを守り切って1着ゴール!7番人気ジョーカプチーノが鮮やかに快勝!そして藤岡康太がデビュー3年目でGI初勝利です!

最終成績&払戻金
1③ジョーカプチーノ  1:32.4
2⑬レッドスパーダ    2
3⑩グランプリエンゼル  2
4⑨マイネルエルフ    クビ
5⑱フィフスペトル   1.1/4
6⑦ワンカラット     ハナ
7⑭タイガーストーン   クビ
8⑥アイアンルック    クビ+クビ
9⑯ブレイクランアウト  ハナ
10②ミッキーパンプキン  1/2
11⑫ラインブラッド    クビ
12①ゲットフルマークス  3/4
13⑤ツクバホクトオー   クビ
14⑮ティアップゴールド  1.1/2
15⑧スガノメダリスト   アタマ
16⑰アドバンスヘイロー   1.1/4
17⑪ダイワプリベール    2.1/2
18④サンカルロ      (8位降着)
単勝 3 3,980円
複勝 3 1,120円 13 380円 10 2,850円
枠連 2-7 1,320円
馬連 3-13 14,180円
馬単 3-13 39,660円
ワイド 3-13 3,920円 3-10 19,610円 10-13 11,750円
3連複 3-10-13 318,540円
3連単 3-13-10 2,381,660円


7番人気のジョーカプチーノが見事な快走ぶりで3歳最速王に輝きました。鞍上の藤岡康太騎手はデビュー3年目の20歳、GI2度目の挑戦で初GIを獲得しました。アイアンルックは8着、1番人気のブレイクランアウトは9着、サンカルロは8位に入線しましたが、進路妨害で18着に降着。人気勢が総崩れ、13番人気のグランプリエンゼルが3着に入ったことで3連単は238万円台の波乱決着となりました。
優勝したジョーカプチーノは父がマンハッタンカフェ、母父がフサイチコンコルドという血統。今年3月にはファルコンステークスで重賞初勝利を飾っています。これで通算成績は9戦4勝、藤岡騎手とのコンビでは3戦3勝と息はピッタリです。優勝タイムの1分32秒4は、NHKマイルカップのレースレコードを0.1秒更新する好記録。以前のレコードホルダーは2004年優勝馬のキングカメハメハで、彼もNHKマイルカップを制した後にダービーも勝ちました。ジョーカプチーノの次なる目標はもちろんダービーに挑戦。変則2冠が達成すれば、藤岡康太騎手は最年少ダービージョッキーとなるチャンス。個人的には2400mと長い距離だから無理はしてもらいたくないんですが…。どちらかと言えば短距離&マイル路線の方が適切だと思います。
ブレイクランアウト、アイアンルック、サンカルロの上位人気3頭は揃って惨敗。やはりゲットフルマークスとジョーカプチーノのオーバーペースについて行けなかったことが敗因でしょう。アイアンルックはサンカルロに妨害されたことが痛かった。そのサンカルロは最後の直線で2度も斜行し、ダイワプリベールの進路を妨害したため18着降着。吉田豊騎手は4日+4日の8日間騎乗停止処分。4週間も馬に乗れず、来週のヴィクトリアマイル・オークス・ダービー・安田記念はアウトとなりました。8日間の騎乗停止なんて前代未聞ですよ。吉田さん、しばらく騎乗できないのはつらいかもしれませんけど、しっかりと反省してください。

来週は春の女王決定戦・ヴィクトリアマイル。昨年の年度代表馬・ウオッカが半年ぶりの国内レース、カワカミプリンセス、リトルアマポーラ、レジネッタ、ポルトフィーノも出走予定となっています。ウオッカは昨年2着に惜敗しているので、今年はリベンジしたいところ。勝てばGI5勝目、ライバルだったダイワスカーレットのGI勝利数を超えるチャンスとなります。2週連続で波乱決着となった春のGIシリーズ、来週も波乱は起きるのか、それとも久々の鉄板決着か?



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