日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

UEFAチャンピオンズリーグFINAL マンチェスター・ユナイテッドVSバルセロナ

2009年05月28日 | soccer

これからお休みになる方も、そしてお目覚めの方も、UEFAチャンピオンズリーグの決勝戦がいよいよやって参りました!今年の決勝はマンチェスター・ユナイテッドVSバルセロナという組み合わせ、場所はローマ・オリンピコ!マンUはビッグイヤー防衛&今季4冠、バルサは3年ぶりの欧州制覇&年間3冠をかけて戦います。最高のチーム同士による、欧州最強を決める戦いがいよいよ開戦です!

両チームのスタメンはご覧の通り
バルセロナ            
GK 1 ビクトル・バルデス
DF 3 ピケ       
DF 5 プジョル
DF 16 シウヴィーニョ
DF 24 Y・トゥレ         
MF 6 シャビ
MF 8 イニエスタ
MF 28 ブスケツ
FW 9 エトー
FW 10 メッシ
FW 14 アンリ

マンチェスターU
GK 1 ファン・デル・サール
DF 3 エヴラ
DF 5 ファーディナンド
DF 15 ヴィディッチ
DF 22 オシー
MF 8 アンデルソン
MF 10 ルーニー
MF 11 ギグス
MF 13 パク・チソン
MF 16 キャリック
FW 7 クリスティアーノ・ロナウド
バルサはメッシ・エトー・アンリの3トップ、マンUはルーニーとロナウドが先発出場、パク・チソンも決勝でスタメン入りを果たしました!


さあキックオフ!マンUは白のユニフォーム、バルサは赤と青のユニフォームです。開始1分、アンデルソンが倒されてFK獲得。このFKをロナウドがいきなり無回転!バルデスが弾いたこぼれ球をパク・チソンが押し込めない!序盤から決定的なシーンを迎えましたか。開始5分を経過し、今のところはマンUがボールを支配しています。7分、ロナウドが強烈なロング!これも無回転だ~。8分、左サイドでエブラとルーニーが崩して、またもロナウドがシュート!早くも今日3本目です。すると9分、バルサはイニエスタが中央で突破して、最後はエトーが決めたー!早くも試合が動いた!先制されたマンU、バックパスがラインを割ってCK、そのCKをショートで繋ぐが、メッシが合わせられない…。マンUは先制された事が尾を引いているのか、ミスが相次いでいます。まだ切り替えられる時間がたっぷりあるが…。
15分、ロナウドがドリブルで持ち込んで、ピケに倒されてFK獲得。このファウルでピケは警告。絶好の位置でのFK、ギグスが左足で狙うもバーの上。19分、バルサはエトーが左サイドで持ち込んだ後、メッシが強烈シュート!枠を捉えられなかったが、惜しい。今度はチソンが突破するもGKに倒される。次はロナウドが狙うも決められない~。バルサGK・バルデスが膝を痛めましたが、大丈夫でしょうね。21分、ルーニーが左サイドを駆け上がってクロス→相手に当たってCK、CKはロナウドが頭で合わせるもダメ。バルサは中盤でパスを回し続け、マンUDF陣追いつけない。この華麗なパス回しはマネできない。26分、バルサのFKをシャビが狙うが、僅かに枠の上。28分、メッシが突破を図るが相手に倒されてFK。FKはチャンスに至らず。
30分を経過していますが、バルサの中盤の動きにマンUがついていけない状態と言えそう。34分、トゥレがドリブルで持ち込んで、プジョルのクロスは相手に当たってCK。そのCKをショートで繋いだが、エヴラがクリア。今度は右のCKにピケが飛び込むも合わせられず。36分、ロナウドが久々にボールを持ち込むが、相手に止められる。38分、ルーニーが左サイドでキープ、しかしエヴラへのパスが通らない。40分、マンUはパスを繋いでいくもルーニーがオフサイド。バルサはマンUの攻撃を完璧に封じています。40分過ぎからマンUがペースを握ろうとしてますが、決定的なチャンスが全く来ません。一方のバルサはパス回しからチャンスを狙うも…。44分、メッシが左サイドでドリブル→シュート性のクロスはファン・デル・サールが防いだ。前半ロスタイム、イニエスタが浮き球のパスを出し、アンリが飛び込むも届かず。そして前半終了、バルサが1点リードで折り返します。

前半立ち上がりはマンUペースだったんですが、エトーのゴールでバルサが試合の流れを掴みました。中盤のパス回しで相手を翻弄し、ロナウドを中心としたマンU攻撃陣を封じ続けています。マンUにとっては予想外の内容、後半の巻き返しはあるんでしょうか?対するバルサ、後半も相手の守備を崩しまくって追加点で勝利を確実にしたい。次の1点が勝負の分かれ目になるだろう後半、1-0でそのまま終わるってことはないでしょう。

運命の後半、マンUはアンデルソンに代えてテベスを投入。この交代策は吉と出るか?チソンは左サイド、ルーニーは右サイドにチェンジです。バルサはイニエスタ→シャビ→アンリが相手をかわしてシュートするが、GKが足で止めた。4分、詩うビーニョのクロスにエトーが合わせられない。5分、エトーのスルーパスにメッシが!エリア内で倒されるもファウルはなし。またバルサが息を吹き返したか。6分、イニエスタがドリブルからエリア付近でテベスに倒されてFK。FKをシャビが低めに狙って来た!しかし、ポストに直撃!さあ次はマンUの逆襲、右サイドからチャンスを作ろうとするが、バルサの壁は厚い。
10分、マンUはルーニーのクロスにロナウド、チソンが合わす事が出来ない。後半も13分経過、マンUの時間帯が続いてますが、まだ同点ゴールが生まれません。16分、マンUはギグス→ロナウドと繋いで、ルーニーが走り出すもラインを越える。18分、ルーニーが突破してクロスを入れようとするが、相手の足に当たってCK。CKはビディッチが合わせるも高い。マンUはベルバトフを2枚目のカードに入れようとしています。バルサは19分、イニエスタがドリブルで持ち込んで倒されるもファウル無し、今度はロナウドが反撃するもシュートが打てない。20分、アンリが左の位置でシュートするが、GKがキャッチ。マンUはチソンを下げてベルバドフを入れました。なりふり構わず攻めに行く!
20分過ぎましたが、マンUは2人交代したのに対し、バルサはまだ交代枠を使っていません。バルサは24分、メッシがルーニーと1VS1となりますが、ルーニーの勝ち。25分、バルサはシャビのクロスにメッシのヘッドが決まって2点目!マンUベンチは茫然自失…。バルサはアンリを下げてケイタ投入。26分、マンUがすぐさま反撃、ギグスのシュートのこぼれ球をロナウドが押し込もうとするもGKが防ぐ。CKはラインを割った。
28分、プジョルがクロスを入れようとしたところ、ロナウドが気迫のスライディングタックル!右サイドでのFKをシャビがセンタリング、プジョルがダイビングヘッドするもファン・デル・サールがキャッチ。マンUはギグスに代えてスコールズ投入。後半30分を経過、マンUは前線でのパスがラインを割る。ロナウドはイライラしてるのか警告を受けた。35分、イニエスタがドリブルからシュート、ボールはGKがキャッチ。マンUは中盤でパスをつなぐが、ゴールには結びつかない。バルサはパスで時間を使っていく。39分、スルーパスにプジョルが抜け出すも、GKがブロック。今度はマンUが反撃に出るも、ルーニーがオフサイド。バルサはここで異常事態、プジョルが交代を要求するも大丈夫。
勝負は残り5分、マンUは左サイドでCKを獲得すると、ショートで繋ぐもロナウドのヘッドは決められず。今度は右CKをベルバドフがヘッド、バーの上だ。43分、ロングキックからテベスが抜け出そうとするが、ピケがついていた。44分、ルーニーのパスをプジョルがカット。ロスタイムは3分、ルーニーのクロスはテベスに合わせられず。バルサはメッシが飛び込むが、シュートは打てない。バルササポーターはもう勝利を確信。ボールを奪ったルーニーだが、パスがダメ。バルサはイニエスタに代えてペドロを投入。47分、メッシとビディッチが接触。ビディッチが警告。そしてタイムアップ!バルセロナが3年ぶり3度目の欧州制覇!世界王者・マンUを圧倒してビッグイヤー奪取です!



バルセロナが国王杯・リーガに次ぐタイトルを獲得。メッシは今大会9得点で大会得点王を獲得しました。そしてグアルディオラ監督は就任1年目で3冠達成の偉業を成し遂げました。新米監督がこのビッグタイトルを獲ることは凄いことだと思います。決勝は内容で圧倒、イニエスタが再三にわたりチャンスを演出し、エトーとメッシのFW陣が揃ってゴールを決めました。そしてマンUの反撃をプジョルを中心としたDF陣が封じ、ルーニーとロナウドにゴールを割らせませんでした。
敗れたマンUは連覇の夢が断たれ、今季は3冠に終わりました。一時は5冠の夢も出たんですが、FAカップとCLで獲得できず。序盤にペースを握っていたのに、エトーの先制弾で全てが狂い出しました。後半はテベスとベルバドフを入れたのに、1点も奪えず。完敗に終わった事で、昨年から続いた無敗記録が25でストップしてしまいました。
3冠達成で歴代最強チームとなったバルセロナは、「ドリームチーム」と言われた90年代、ロナウジーニョがいた頃とは全く違うチームに生まれ変わり、新たな黄金時代の幕開けを迎えたと言って良いでしょう。もちろんメッシがチームの顔です。今年12月のクラブワールドカップは、強くて美しいバルセロナのサッカーを見せてくれると思います。バルサの選手の皆さん、そしてサポーターの皆さんおめでとうございます!



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交流戦6連勝!この勢いは止まらない。

2009年05月28日 | HAWKS

交流戦を6試合終えて5勝1分け、未だ負けなしの首位の福岡ソフトバンクホークス。4カード目は東京ドームでセリーグ首位の読売ジャイアンツとの対戦です。この2連戦はセリーグと交流戦の首位同士の対決、27日の第1ラウンドはソフトバンクがホールトン、巨人はグライジンガーが先発しました。

ソフトバンクは初回、先頭の本多がレフト前ヒットを放って出塁。続く川崎が三振のあと、好調のオーティズを迎えましたが、結果は遊撃ライナー→1塁走者・本多が飛び出してダブルプレーに終わりました。その裏、マウンドに上がったホールトンは、好調の坂本を空振り三振にすると、小笠原には直球で見逃し三振に仕留めて3者凡退の好スタートを切りました。
2回は両チームとも無得点に終わり、3回にホークスは田上とホールトンが凡退して2死後、本多がチェンジアップをレフトへ弾き返し、あと少しで本塁打というフェンス直撃の2塁打で先制のチャンス。続く川崎がグライジンガーの5球目のチェンジアップをすくい上げ、打球は右中間を破り本多が生還。川崎の3塁打で先制します。4回には、松中の四球と小久保のヒットで無死1,3塁の場面で長谷川がレフト前タイムリーを放つと、2死1,3塁で田上がレフトへの犠牲フライ→本塁でのクロスプレーがセーフとなり、ホークスが更に1点を追加し、この回2点を奪いました。5回、本多とオーティズのヒットで1死1,3塁、松中凡退の後に小久保がセンター前タイムリーを放って4点目。この一打でグライジンガーがKOされました。長谷川四球で満塁となり、多村の場面で巨人2番手・久保が暴投してホークスに1点が加わりました。
先発のホールトンは、4回まで巨人打線を2安打無失点の好投を見せますが、5回にピンチが訪れます。阿部のヒットと2つの四死球で2死満塁。一発が出れば1点差という場面で、巨人は久保に代えて大道典嘉を代打で起用。大道といえば、昨年の交流戦で杉内の完封を打ち砕く同点アーチを放った憎くて許し難い男。ホールトンは大道に対してカウント2-3、自身101球目となる8球目のストレートを2塁フライに打ち取って3者残塁。試合の流れを変えるかもしれない最大のピンチを凌いだホールトンは、6回を投げ終えたところでマウンドを降りたのでした。
終盤に突入した7回、ホークスは1死から小久保・長谷川・多村の3連続ヒットで満塁の大チャンス。しかし田上が遊撃ゴロ併殺打に倒れてしまいました。その裏、2番手で登板した摂津が巨人打線を相手に3者連続三振の好投。三振はシンカーではなく全てストレートでした。8回には1死から本多が2塁打、2死3塁の追加点のチャンスにオーティズが登場しましたが、空振り三振に倒れました。8回裏に3番手・ファルケンボーグが登板するんですが、坂本と木村拓也の連打で1死1,2塁、小笠原を1塁ゴロに打ち取って2死2,3塁の場面で、ラミレスにレフト前タイムリーを許して2点を失いました。
3点リードで迎えた9回、ホークスは4番手に守護神・馬原が登場。その最初の打者・亀井の2球目をライト上段まで運ばれる特大の一発を浴びてしまいます。1死後、谷佳知に2塁打を浴び、途中出場・工藤を打ち取って2死3塁のところで勝負強い・坂本を迎えます。ホームランで同点にされ、ホールトンの白星が消えるところでしたが、最後はフォークで空振り三振に仕留めてゲームセット!終盤に反撃されたものの、何とか逃げ切り勝ち!巨人に先勝し交流戦6連勝です!


交流戦 2009/05/27(水)
巨 人-ソフトバンク 1回戦
(ソフトバンク1勝、東京ドーム、18:00、43050人)
H 001 220 000   5
G 000 000 021   3
【投手】
(ソ)ホールトン、摂津、ファルケンボーグ、馬原-田上
(巨)グライシンガー、久保、福田、豊田-阿部
【責任投手】
(勝)ホールトン8試合3勝3敗
(S)馬原15試合1勝9S
(敗)グライシンガー10試合5勝4敗
【本塁打】
(巨)亀井3号ソロ(9回、馬原)


この日も終盤に反撃されてヒヤヒヤムードだったんですが、馬原が相手の反撃を止めてホークスが勝利しました。グライジンガーを攻め立て、3回に川崎の3塁打で先制すると、4回には長谷川のタイムリーと田上の犠牲フライで2点追加。小久保の好走塁が2点目を生んだといっていいでしょう。これでチームも6連勝を飾り、交流戦の無敗記録が継続されました。ホークスの6連勝は実に2年ぶりだそうです。今のホークスの勢いは止まりそうにありませんよ。巨人ファンであるウチの親父は相当イライラしてるだろうよ。
さてさて、今回の先発・ホールトンは、6回まで打者23人に対して110球、被安打3・5奪三振・2四死球・無失点で今季3勝目を飾りました。ホールトンの勝利は4月22日の日本ハム戦以来、約1か月ぶりとなりました。どんなに好投しても味方の援護が無くて黒星先行となっていましたが、今回はみんなが援護してくれました。序盤は毎回の5奪三振、特に坂本から2打席連続三振に仕留めたのは素晴らしいですね。5回には満塁のピンチを凌ぎ、次の6回には3者凡退で立ち直ってました。中継ぎ陣では、摂津が3連続三振を見せたのに対し、ファルケンボーグがまたも失点を許してしまいました。無失点記録の反動が出てるんでしょうか?9回の馬原は交流戦に入って4セーブ目です。
打撃陣はチーム全体で12安打放ち、その内グライジンガーから8本放ちました。小久保が5打数3安打1打点、長谷川は3打数2安打、川崎は5打数2安打1打点、そして本多は5打数4安打の固め打ちを見せました。本多とグライジンガーの相性は本当に良いですね~。バットも復調した事で、打線もより元気づくんじゃないかと思います。4試合連続で打線を稼いでいたオーティズですが、この試合は打点無し。でも3打席目にヒットを放ったので6試合連続ヒットとなりました。
木曜日は和田が先発予定。WBCを外された和田が原監督の前で見返すことができるのか?一方の巨人はゴンザレスが登板すると思います。ゴンザレスは4勝負けなしの好成績を挙げています。こりゃ難敵ですな。チームは6連勝で貯金3、首位との差が2.5に縮まっています。今後も勝利と貯金を積み重ね、差を徐々に縮めておきましょう。それに、摂津とファルケン、馬原を出さずに勝てる努力もしてください。



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