日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

交流戦4連勝!オーティズマジで凄いっす。

2009年05月25日 | HAWKS

交流戦を4試合終えて3勝1分け、未だ無敗で単独首位の福岡ソフトバンクホークスは、日曜日からアウェー・東京に乗り込んで東京ヤクルトスワローズと読売ジャイアンツと対戦します。まずは交流戦3カード目・ヤクルト(@神宮球場)との2連戦。24日は雨の予報がありましたが、試合開始時には雨も降っておらず通常通り実施となりました。この日は交流戦通算5勝の大隣が先発、自信ありの打撃でもヒットが出たのか?

この日のスタメン
1(二)本多雄一
2(遊)川崎宗則
3(三)オーティズ
4(左)松中信彦
5(一)小久保裕紀
6(中)長谷川勇也
7(右)多村仁志
8(捕)田上秀則
9(投)大隣憲司
好調のオーティズは3番サードに入り、松中は4番レフト、多村は7番ライトで3試合連続スタメンです。

この日のヤクルトVSソフトバンク戦は、ヤクルト球団40周年記念の一環として、始球式に元国鉄スワローズの金田正一さんが始球式を務め、ヤクルトの選手たちは国鉄の復刻版ユニフォームを着用して試合に臨みました。
ソフトバンクは初回、川崎の内野安打と松中・小久保の連続四球で2死満塁と先制の大チャンスを迎えましたが、長谷川がレフトフライに倒れて3者残塁。その裏の大隣は、先頭の川島慶三に内野安打の後、宮本の犠打で1死2塁のピンチを迎えますが、青木を空振り三振に仕留め、ガイエルには遊撃フライと後続をしっかり抑えて無失点のスタートとなりました。
2回は両チームとも3者凡退に終わりましたが、3回に試合が動き出し、ホークスは先頭の本多が左中間への2塁打を放つと、続く川崎の犠打をヤクルト捕手・相川が3塁に投げるも悪送球。本多は本塁生還して1点を先制します。なおも無死1塁の場面でオーティズが、ヤクルト先発・川島亮の初球の高めのストレートを捉えると、打球はホークスファンの待つレフトスタンドの中段に飛び込む2ラン本塁打!この回本多の長打を皮切りに3点を先取します。
5回、先頭の川崎が四球で出塁しますが、松中の場面で盗塁に失敗。2死となり、松中のセンター前ヒットの後、小久保が初球ストレートをレフトへ!滞空時間の長い小久保らしい2ランが飛び出して2点追加。6回には田上の2塁打、2つの四球で2死満塁。この場面でオーティズがレフトへのタイムリー2塁打で2点を追加。打ったオーティズは2塁に止まって天を指さしていました。これで7-0と一方的な展開に。
先発の大隣は、3回以降ヒットによる走者を出すもののヤクルト打線に反撃を与えず、5回まで無失点に抑えますが、6回に青木のヒット、ガイエルの2塁打で2死2,3塁の後、飯原のセンター前タイムリーを浴び、3連打で2点を返されます。7回は3者凡退に抑えて立て直しましたが、8回に川島慶と宮本の連続2塁打で1点を失うと、青木のバントヒットで3連打を許したところで降板。2番手で登板した水田は、ガイエルの犠牲フライで1点を失いますが、飯原を併殺打に打ち取って悪い流れを断ち切りました。
6回に7点差あったはずがヤクルトの猛反撃で3点差となり、試合は9回に突入。ソフトバンクは松中と小久保が倒れて2死となりますが、長谷川がヤクルト3番手・橋本の2球目をライトに弾き返すと、右中間スタンドへの2号ソロを放って4点差とします。その裏にファルケンボーグが登板し、4点差を守りたいところだったんですが、デントナの代打・川端にヒットを許すと、1死後に田中浩康の2塁打で1点を返されました。ファルケンボークにとっては来日初失点です。なおもピンチが続きましたが、後続をしっかり抑えて試合終了。ソフトバンクが3~6回の7得点が効いて4連勝を飾りました。


交流戦 2009/05/24(日)
ヤクルト-ソフトバンク 1回戦 
(ソフトバンク1勝、神宮、18:00、16518人)
Sh 003 022 001    8
Ys 000 002 021    5
【投手】
(ソ)大隣、水田、ファルケンボーグ-田上
(ヤ)川島亮、李恵践、橋本-相川
【責任投手】
(勝)大隣7試合2勝3敗
(敗)川島亮7試合3勝3敗
【本塁打】
(ソ)オーティズ6号2ラン(3回、川島亮)、小久保5号2ラン(5回、川島亮)、長谷川2号ソロ(9回、橋本)


終盤はヤクルトの猛反撃に遭いましたが、なんとか逃げ切って4連勝を飾りました。この試合は3回にオーティズ、5回には小久保、9回に長谷川と3本のホームランが飛び出しました。一時は7点差あって快勝ムードだったんですが、最後は3点差で終了。また3点差以内での勝利ですか…。交流戦5試合終えて4勝1分けと単独首位をキープ、そしてチームも久々の貯金生活に入りましたっ!首位の日本ハムが中日に敗れたため、4.5差に縮まっています。4.5って遠いよ~。今は連勝を続けて貯金を積み、日ハムとの差を少しずつでもいいから縮めるのみ。
今季2勝目を飾った大隣ですが、8回途中まで打者30人に対して112球で被安打10・4奪三振・無四球・4失点という内容。2ケタ安打打たれたのに、無四球とはねえ。打撃の方は3打数無安打2三振、第3打席では四球で出塁しました。交流戦はこれで6戦6勝、今回は内容が悪かったので、次はしっかり抑えてください。水田はこの日も相手に傾いた試合の流れを断ちましたが、ファルケンが遂に初失点を喫しました。とうとうこの日が来ましたか。
打撃陣は9安打で8得点。先発全員安打ではなく、「全員出塁」でした。この日もオーティズが大活躍でした。3回に先制2ランを放てば、6回には満塁から2点タイムリー2塁打。この日は5打数2安打4打点、3日間で8打点叩き出してますよ!「チームも自分も好調だよ」そうです。オーティズがホークス4連勝の原動力になっていますから。「神宮はヤフードームより小さいし、みんなここで打ちたいと思うのではないでしょうか?」の言葉通り、小久保と長谷川にホームランが出たんだよね~。その長谷川は2安打1打点のマルチヒット。
月曜日も神宮でのヤクルト戦、先発予想は杉内かホールトンのどちらか。杉内は巨人戦で投げるかも。対するヤクルトは石川雅規が出るんじゃないかと思います。現在セリーグの最多勝が相手ですか…。うーん、攻略できるか難しい試合となりそうです。5連勝できるんかいな。


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女王は絶対にあきらめない!ブエナビスタがオークスも勝利して2冠達成!

2009年05月25日 | 競馬

牝馬クラシック第2戦・第70回オークス(優駿牝馬)が24日、東京競馬場で行われました。桜花賞を勝って1冠目を獲得した⑦ブエナビスタは、初めての東京&2400mと2冠制覇の課題はありますが、それらを克服してオークスも制覇するのか?対する「STOP THE ブエナビスタ組」は、桜花賞2着の③レッドディザイア、3着⑭ジェルミナル、東京での重賞を2勝している⑧ディアジーナ、2400mのレースで勝った事がある⑮ハシッテホシーノ、2戦2勝でGI初挑戦の⑰デリキットピースが出走しました。

直前の単勝オッズでは、やはりブエナビスタが断然の1番人気(1.4倍)、2番人気はレッドディザイア(6.0倍)と10倍以下は2頭のみ。以下はディアジーナが3番人気(10.3倍)、ジェルミナル、デリキットピースと続きました。
スタート前、本馬場入場で⑯ワイドサファイアが岩田康誠騎手を振り落として放馬するアクシデントが発生。ワイドサファイアは係員の制止を振り切って東京コースを暴走、約4キロの距離を走り、ゲート前でようやく立ち止まって馬体検査を行った結果、疲弊のため競走除外。これにより今年のオークスは17頭で争われることになりました。
まずスタートでディアジーナが好スタートを切り、④ヴィーヴァヴォドカとデリキットピースが先行争いを繰り広げます。ブエナビスタはやはり後方に下げてゴール板を通過しました。2コーナーから向正面に入り、ヴィーヴァヴォドカが単独の先頭、2番手にデリキットピース、3番手のディアジーナ、ハシッテホシーノは5番手、7番手以降はジェルミナル、武豊騎手騎乗の⑩ツーデイズノーチス、レッドサファイア、⑬ブロードストリートが中段の位置で続き、ブエナビスタは3コーナー時点で15番手。
3コーナー中間点でブエナが外側に持ち出したことは、追撃態勢に突入。残り600mから最後の直線に入り、ディアジーナと⑫ダイアナバローズが加わり、先頭争うは4頭が並ぶ展開。ホシーノも外に持ち出した。そしてブエナは大外から一気に飛んで行った!残り200で今度はレッドディザイアが先頭、ブエナはジェルミナルをかわし、逃げるディザイアを追いかける!残り100mで逆転は厳しいかと思われたが、ゴール前でディザイアとブエナが並ぶような態勢でゴールイン!わずかにブエナビスタが届いたように見え、写真判定の結果ブエナビスタが1着になり2冠達成です!


最終成績&払戻金
1⑦ブエナビスタ     2:26.1
2③レッドディザイア   ハナ
3⑭ジェルミナル      3
4⑬ブロードストリート  1.3/4
5⑧ディアジーナ     1.1/2
6⑰デリキットピース   2.1/2
7⑫ダイアナバローズ   ハナ
8⑮ハシッテホシーノ   クビ
9⑤ダノンベルベール    2
10④ヴィーヴァヴォドカ  クビ
11⑥フミノイマージン   クビ
12⑱サクラローズマリー  クビ
13⑨ルージュバンブー   1.1/2
14①マイティースルー   2.1/2
15⑩ツーデイズノーチス  1.3/4
16②パドブレ        1.3/4
17⑪イナズマアマリリス   3/4
  ⑯ワイドサファイア    除外
単勝 7 140円
複勝 7 110円 3 140円 14 290円
枠連 2-4 310円
馬連 3-7 320円
馬単 7-3 440円
ワイド 3-7 180円 7-14 480円 3-14 780円
3連複 3-7-14 1,250円
3連単 7-3-14 2,430円

府中の長い直線を活かしての末脚が爆発し、逃げるレッドディザイアをゴール地点で差し切ったブエナビスタ、桜花賞に次ぐGI勝利で牝馬2冠を達成しました。牝馬2冠は2003年のスティルインラブ以来6年ぶり11頭目です。レッドディザイアはまたも2着惜敗、今回はハナ差で負けたんだから前回以上に悔しいと思います。上位3頭は桜花賞と全く同じ順位、ディアジーナは5着、デリキットピース6着、ハシッテホシーノは8着に終わりました。
ブエナビスタに騎乗した安藤勝巳騎手は今季GI2勝目でオークス初制覇。松田博資調教師は同競走3勝目、93年のオークス馬・ベガも2冠に輝いていました。道中はいつもの様に後方待機、最後の直線に入った時は他の馬に比べて脚力が違って、まるで飛んでいるかのようで、もしかしたら負けるんじゃないかと思ったら、最後の最後で差しました。東京コース初体験、2400mという長い距離、馬体重が446キロと過去最軽量という3つの不安面がありましたが、それら払拭してみせました。今年秋に行われる「凱旋門賞」の1次登録もしているとのことで、オークスを制したんだから参戦することでしょう。凱旋門が参戦不可能の場合は、牝馬3冠→エリザベス女王杯というプランになるかもしれません。できればブエナには世界に挑戦してもらいたい。あとウオッカとの女王対決も実現してほしい。

いよいよ来週は日本ダービー!皐月賞馬・アンライバルドの2冠挑戦に注目が集まっておりますが、皐月賞のリベンジに燃えるロジユニヴァースとリーチザクラウン、NHKマイルカップ王者・ジョーカプチーノ、トライアル組のアプレザンレーヴとケイアイライジンも参戦予定。今週はブエナビスタが牝馬2冠を達成しましたが、アンライバルドも続く事ができるのか?年に一度しかない競馬の祭典、皆さんもこの一戦をお楽しみください!


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