★ 自転車ツーキニスト
チャリで通勤する人をこう呼ぶんだと。
私もそのひとりだ。
山梨は文化三流県だから、エコに目覚めた賢い人はまだ少なく、
どいつもこいつも、ピカピカのクルマで排ガスを撒き散らしている。
雨の日と、ひょっとして降りそうな日は私もそのひとりに加わるが。
・・・それじゃダメじゃん
んが、甲州人は流行りもんに弱い習性もあるから、
自転車ツーキニストが増える可能性もある。
スーパーからトコロテンが消えた現象と同じ意味で。
さて、通勤途中、荒川を渡る橋があるのだが、
その土手まで上る階段が強敵だ。
真ん中がスロープになっていて、通常、チャリを押して上る。
老いも若きも男も女も、チャリから降りて黙々と …
ところがある日、我が目を疑う場面に出会う。
年の頃なら20代後半、様子のいい男がスロープを一気に駆け上がったのだ。
オーマイガッ
しかも、男が乗っているのはママチャリだ!
オーマイガッ 再び
実は、私も何回かチャレンジしたことはあるのだが、
階段の中ほどにある“踊り場”にさえ到達しない情けなさ。
ちゅーか、絶対無理! と、思っていたのに・・・
そして、今朝も個人的な“ウワサの男”と遭遇。
あらためてじっくり見ると、30代後半の若作り顔、と判明。
ヤツは、階段の手前10メートルに止まり、
息をととのえ、静かに精神を集中し、階段を見上げている … やる気だな
… 実は、おばちゃん達がノロノロと上るのを待ってるだけなのだ^^
おばちゃんたち・・・遅いんだ、これが。
で結局、シビレを切らしたヤツは・・・
おばちゃんたちの後について、押して上がっていきました^^
うーん、期待してたのにぃ
で私、ハタと気がついた。
あーゆー急坂には、ママチャリの方が向いているんじゃねーの、と。
つまり、構造上ママチャリだと、体重のすべてがペダルに掛かるわけです。
立ちこぎでプルパワーをペダルに集中させれば・・・
そーか、私のスキルの問題ではなかった。
それに私の最新式21段ギア仕様の愛車のせいでもなかったのだ。
じゃあ、オメーもママチャリでやってみれば、ってハナシですけど。
やりたいのはヤマヤマだけど、ないのよママチャリ。
残念だ。