MY LIFE AS A FOOTBALL

ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

たとえ家庭が崩壊しても・・・

2007年10月02日 | A DAY IN THE LIFE

雨がしとしと降る日曜の夜
同級生の弾くギターを聴きに、葦のランプが灯る街へ行く。

会場に着くと、古い友人たちもチラホラと。

前の席から振り向いて、私を見上げた顔は・・・
な、なんと、酔った勢いで高校生だった私のクチビルを奪った女

つまりなんちゅーか、初キスの相手・・・らしい 
なんせ、こっちもダウンしていて記憶がない。
後から友達に教えてもらって判明したわけで、なんちゅーか 不本意!


・・・んなことはどーでもよく^^

出てきて、イスに座り「こんばんは」もなく、いきなり
♪ロング・アンド・ワインディングロードを弾きだす。

ガットギターの音色はやさしげで、この日の雨のようだ。
んんが、ミスタッチもけっこうあって、こっちが緊張する。

聴衆を凍らせるなっ! 沢尻エリカか!

高校時代、試合で放送禁止用語を連発していたゴールキーパーがアガっている。
人前で弾くという行為は、非日常そのもので、なかなか経験できない。

いくつになっても、たとえ恥をかいても
人の前に出て行くことを選んだ我がキーパーはたいしたもんだ。

「 家庭が崩壊しても
   恋人に捨てられても
    犬に笑われてもギターを弾きつづけるのです 」

これが彼のモットーというか、キャッチフレーズというか、
ほとんど実話なんですが・・・

いつでも聴きにいくぞ。