MY LIFE AS A FOOTBALL

ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

恋は水色

2007年10月12日 | A DAY IN THE LIFE


わが街(県庁所在地)でも医師不足は深刻で …

まだ新しくてデカい市立病院でさえ、産科は予約診療ができなくなった。
ましてや、ちょっと田舎へ行くと・・・

この国は、もう子供をまともに産むことさえできなくなっている。


 マイケル・ムーアの新作は、医療問題(保険)を扱っている。

恐るべし!アメリカ 
9・11のヒーローたち(消防士や看護士)さえ、平気で見殺しだ。

ちゅーことは、カネのない人間はゴミと同義語になり、
必然的にゴミは捨てられるのだ。

支払い能力がないと分かると、大きな病院はタクシーに患者を無理やり乗せ、
貧しい地区の医療機関の前で患者を捨てるのだ! 
もちろん、どこの病院の仕業か分からないよう工作までして。 ビバ!アメリカ

じゃあフランスはどーかな?
と、ムーアが巨体をゆすってパリを歩くシーンに流れるのが♪恋は水色だ。

そう、フランスはまるで・・・パラダイス!
在仏アメリカ人が言うのだ、恵まれすぎていて申し訳ないほどだ、と。

実際、フランスは少子化など、どこ吹く風
出生率も右肩上がりだ。

このくだりを観ていると・・・
日本人でいることが情けない、ちゅーか恥ずかしくなる。

まちがいなく日本はアメリカにより近い。こわいヨ~

医療先進国として出てくる、フランス、イギリス、キューバと、
りっぱな医療後進国であるアメリカと日本の違いは・・・

前者が“政府が国民を恐れている国”なのに対して、
後者はその逆、“国民が政府を恐れている国”という指摘は痛い。

そりゃフランスだって、決してパラダイスじゃないし、
“恋は水色”とはまったく違う側面も持っているでしょうけど。

 
ただ、フランスが少子化を食い止めるモデルケースになるとしたら、
とてもじゃないけど、マスゾエひとりがシャカリキになって済むような問題じゃない。

もうね、ほんと 凄まじい改革が必要だなぁ と。

今回、マイケル・ムーアは静かに語る。
だから、笑いと感動も静かにやってくる。

傑作だと思う。


いっそ死ねと・・・

2007年10月12日 | 木曜日のボール
 セルティック・サポ

ひとりのファンが酔っぱらった代償は …

チーム(セルティック)に、執行猶予付きで罰金600万円
ジーダには2試合の出場停止
そして当の酔っ払いには、ホームゲーム生涯観戦禁止!

“個人”にいちばんキツい裁きが下った。
これは熱狂的なサポーターにとっては“死の宣告”に等しいでしょう。

『これからの人生、何をしろと!』

そう、すべてを失くし、彼には何もない。
ただただ茫漠たる人生が待っているだけだ。 ご愁傷さま