MY LIFE AS A FOOTBALL

ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

カモナ、マイハウス

2007年10月29日 | A DAY IN THE LIFE

 嵐の夜、天然の女が運転するクルマに乗るのは・・・


新築祝いにド田舎に行った。
そりゃあ、山梨自体が田舎ですけど。

その田舎の中にも田舎はあるわけで。
そんなド田舎のくせに、豪邸を新築したのだ^^

おりから、急に発生し急接近した台風の夜だ。
雨も風もだんだん強くなってくる・・・

おやおや?私を拾いにきたクルマの運転席には・・・天然女の姿が!

「あれ、旦那は?」

「これから仕事なのよぉ」

ひょっとして、これはピンチじゃないのか?
でもま、ここは明るく振る舞うことにしよう。

「あんたの運転に乗るの、初めてだなぁ」

「あらそーだっけ? よりによってこんな夜にねぇ」

本人、少しは自覚してるらしいぞ^^

彼女のよくできた娘を助手席に、私とも一組のご夫婦をバックシートに、
合計5人を乗せた白いデリカは、ド田舎への遥かな道のりを行くのだ。

えーと、ブレーキが遅い。怖いよ~
前のクルマのテールランプがいっきに近づいてくる恐怖よ!

前の席の母娘は、ノーテンキに会話を楽しんでいるが、
後ろの3人は、カラダにチカラがはいりまくる。
ここは一応、注意をうながしておこう。

「あのさ、ブレーキ遅くねぇ?」

「あらそぉ? 遅いぃ?」

・・・『 テメ、 しばくぞっ! 』


でもま、ド田舎への道は空いているのが救いだ。
あとね、ナレるのね。 人間、たいがいのことには慣れるのだ。

だから、嵐の夜、天然女の運転するクルマに乗る恐怖より
そんなことにも慣れてしまう神経が怖い、とも言えるのだ。
・・・んな大げさな^^

そーこーしているうちに、ド田舎の大豪邸が見えてきた。
無事に着いてよかったね。

新築の豪邸の模様はまた次回・・・