MY LIFE AS A FOOTBALL

ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

荷台にのった少年

2007年10月14日 | A DAY IN THE LIFE

もう朝はちょい寒だ。

朝、私の前を軽ットラが通過していく。
荷台に少年を乗せて・・・

今どき珍しい光景だ。
昔はよくある光景だったけど。

少年の日のトラックの荷台は、心ときめく経験のひとつだ。
チャリやバイクのタンデムシートもなかなかだけど。

今朝の少年は、薄手のパーカーを着て眠そうに座っている。
そのかたわらには、バックパックと赤いキャップ・・・

日曜日に親父さんの仕事の手伝い って雰囲気だ。

信号待ちで追いついて荷台をよく見ると
バックパックは荷物ではなく、赤いキャップをかぶった人間だった^^

赤いキャップをかぶった、もひとりの少年が、
腹ばいになってマンガを読んでいたのだ。

たぶんパーカー少年の弟だと、勝手に想像する。

軽ットラが止まったので、頭を上げてキョロキョロし、
まだ目的地までは遠いぞ、と判断して、またマンガに戻っていった。

弟くんはお気楽だ。(弟じゃないかもしれないのに … )
あのシチュエーションで、よく読めるもんだ。

カーブじゃ右へ左へ振られるだろうし、
キツめのブレーキ踏まれたひにゃ、運転席の壁にヘディングするぞ

軽ットラはスピードを上げ、土手の上をかっ飛んでいく。
座った少年は、微動だにしない^^ 大仏か

“軽ットラの荷台”より少年を夢中にさせるマンガ・・・
たぶん「ナルト」だな^^

そーいえば先日、千葉戦が始まる前、小瀬競技場のスタンドで、
いい年して「ナルト疾風伝」を読みふけっていたのは私です。

恥を知りなさい、あなた。