スウェーデンといえば・・・
・・・当然、イブラヒモビッチでしょう、体育会系サッカー小僧方面にとっては。
これが文科系読書方面になると、今はMillennium(ミレニアム)でしょう。
書店に行き、平積みしてあった本書を手に取り、オビを見ると
こうあります↓
Millennium
大反響、各紙誌で賞賛の嵐!
児玉 清氏 (俳優) 大絶賛!
面白いという言葉を百回繰り返しても
まだ足りないほど心を奪われた。
これぞ最高のミステリーだ。
う~~ん、そこまで言う。 じゃ、ま読んどくか。 アタックチャンス!だもんな
渋い俳優であり、大の読書家としても有名な児玉さんの推薦だ。 いっとくか、と。
ただ「ミレニアム」、3部作でそれぞれ上下巻があり計6冊!
児玉さんを信用しないわけではないが、全面的に、というわけでもない^^
ここは1発目の「ドラゴン・タトゥーの女」だけにしとこうっと・・・
・・・さっそく本を開くと、別紙が1枚付録でもれなく。
登場人物が書いてあります。 おぉ、これ便利なのな、前のページに戻らなくてすむし。
んんが、別紙が必要なほど登場人物が多いともいえるなぁ。
確かに、多い。
上から下までビッシリと。 サッカー選手以外、なじみのない名前がズラーっと
ミカエル・ブルムクヴィスト
エリカ・ベルジェ
ハンス=エリック・ヴェンネルストレム
ドラガン・アルマンスキー
ホルゲル・パルムグレン
ニルス・エリック・ビュルマン
リスベット・サランデル
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こんな感じで50名ほど クーッ
でもここで挫折しては男がすたる。 いってみよう
・・・結論としては、さすが児玉 清。 当たりです。
速攻読了し、速攻2,3を買いに走り、速攻読了する。
登場人物の多さなど、ま ったく気になりませんから大丈夫。
ヒロインの名は、リスベット・サランデル
壮絶な過去と共に生きる、15歳にしか見えない小柄で華奢な女。
心と体に大きな傷を負ったタフで孤独なリスベットの戦い。復讐と再生の物語。
えーと、主人公は別にいて、ミカエルという女ったらしのジャーナリスト。
この男がまた誰とでもベッド方面へ行くんだ、速攻で^^
リスベットとミカエルの関係もなかなかビミョーで・・・
う~ん、早く4作目が読みたいところなんですが・・・・・・不可能になりました。
そこらへんの事情もまた、小説同様、劇的です。
ともあれ、一読をおすすめします。
おもしろさは、龍馬の父上が太鼓判押してるんですから。
「ミレニアム Millennium」 スティーグ・ラーソン著 早川書房