このブログに「六本木のサテンドールが2020年12月末日をもって閉店!」という記事を載せたのは2020年11月21日のことでした。
その後、実際には貸切専門で営業を続けている旨がサテンドールのサイトに示されており、2021年2月17日に「ライブレストラン営業再開の御案内」が同サイトに掲載されました(現在は閲覧不能)。その後、実際に営業を再開しましたが、昨日(2024年5月2日)の朝に、何となくサイトを開いたら、先月に「六本木 サテンドール 閉店のお知らせ」という文書が掲載されていたことを知りました。
閉店の理由は「諸般の事情」としか書かれていません。ただ、COVID-19以前よりライヴは少なくなっていたようですし、苦しい状況が続いていたのでしょうか。すぐ近くの六本木五丁目再開発計画と何らかの関係があるのかなとも思いましたが、おそらく違うでしょう。
サテンドールは1974年に神戸市の北野町で開業したそうで、1976年に六本木に移転したようです(六本木サテンドールのロゴにはsince 1976と書かれています)。私がスイングジャーナルを読んでいた1980年代には銀座にもサテンドールがあり(銀座のほうが先に開店したのかもしれませんが、詳しいことはわかりません)、ライヴスケジュールが掲載されていたことを覚えています。銀座のほうに行ったことはないのですが、いつの間にか六本木のみになっていました。何度か移転しているようで、私が知る限りでは六本木四丁目の俳優座劇場の真裏、同じく六本木四丁目で東京ミッドタウンの近く、そして六本木六丁目の現在地です。このうち、現在地だけ入ったことがありません(すぐそばを何度か通っているので場所は知っています)。
2020年の時には事業を受け継ぐ会社があったということでしょうが、今回はどうでしょうか。再復活はないかもしれません。ただ、サテンドールが続けられるとしても、六本木にこだわる必要はないという気もします。
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