どなたが書かれているのか、詳しいことは知りませんが、今日(2019年6月22日)の朝日新聞朝刊10面13版Sに掲載されている「経済気象台」の「軽はずみな政治家」は、短いながら興味深い内容です。
「バイトテロ」に引き付けて「軽はずみな言動が問題になるという点では、政治家でも同様の事例が後を絶たない」と始まるこの記事は、失言対策マニュアルなるものが作成されていることもあげて「事の本質は、第2次安倍内閣が2012年に発足後、長期政権化するなか、閣僚としての自覚が欠如し、仲間内の甘え意識がある人物が目立っているのではないか」と書かれています。
しかも、ということで記事の延長を書くなら、都合の悪いことには蓋をする、というより「なかったことにする」という姿勢も顕著です。これでは良い政策が生まれる訳もありません。
この点では、最近刊行された熊倉正修『日本のマクロ経済政策—未熟な民主政治の帰結』(岩波新書)が参考になります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます