今日の朝日新聞朝刊の「天声人語」に、「やばい」について間違っていることが書かれていました。
大学教員などでも知らない人が多いのですが、「やばい」が良い意味にも悪い意味に使われるのは、何も最近の若者言葉に限ったことではありません。少なくとも、私が若かった頃から「すごい」などの意味で使われることはありました。
おそらく、今回の「天声人語」の担当者は、山下洋輔さんのエッセイを読んだことがないのでしょう。私は高校生時代から大学生時代にかけて『風雲ジャズ帖』、『ピアニストを笑え!』、『ピアニストを二度笑え!』などを買い、よく読んでいました。どの本であったかは覚えていないのですが、ジャズマンなどは「やばい」を「すごい」などの意味で使っていたということがしっかりと書かれています。
言葉の意味の変化をたどるのは難しいものですね。
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