ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

二子一丁目に

2018年08月17日 08時22分00秒 | まち歩き

 最近は三業地という表現をあまり聞かなくなりましたが、川崎市では新丸子や二子新地がそうでした。

 新丸子のほうには、まだ三業地の痕跡が残っているとも言えますが、二子新地のほうはと言えば、駅名にその名残がある程度です(地名としては二子、瀬田、諏訪)。この何年かで新たに飲み屋などが増えていますが、これは多摩川の対岸、二子玉川(世田谷区玉川)の影響であると考えられます。

 さて、その二子新地ですが、最近もマンションなどが増えているとは言え、木造の家屋が多い所です。国道246号は片側2車線の道路ですが、その脇道はいずれも狭く、しかも入り組んでいます。車で通ることができない道路も少なくありません。徒歩か自転車でまわってみるべき場所です。

 私は、時々、二子新地駅周辺を歩きます。気晴らしのための散歩なのですが、今でも小さな発見をすることがあり、楽しんでいます。たいていは旧大山街道から東側、二子新地駅から二子二丁目、瀬田、諏訪、二子三丁目と歩いて二子四丁目、五丁目と歩いて行くのですが、先日、二子一丁目の旧大山街道より西側を歩いてみました。

 うちから国道246号に出て、東急バス高津営業所、トナミ運輸川崎営業所、佐川急便世田谷営業所(名称と異なり、川崎市高津区溝口にあります)の前を通り、少し脇に入ってサンジェルマンの工場の跡に建てられた大型マンションのそばを通ります。マンションの反対側は木造の家屋、アパートが並んでおり、何とも不思議な所だと思いながら歩いていると……

 料亭がありました。二子新地におそらく一軒だけ残っている店です。高津区に生まれ育った私ですが、この辺りのことをあまりよく知らないため、驚きました。夜なのでよくわからなかったのですが、敷地も建物もそれなりに広く大きそうです。


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