2011年8月22日、西武池袋線を利用して西武秩父まで行きました。その際に、西武池袋駅で撮影した写真です。
最近はJR東日本の車両などと基本設計を同じくする私鉄車両が多くなりました。東急ですと5000系シリーズがそうで、JR東日本E231系と共通の部品を使用しています。東急5000系はそれでもJRや他の私鉄と区別がつきやすいのですが、他の私鉄は没個性化が進む傾向にあるようです。上の写真の西武20000系は東武50000系とほとんど同じような形をおり、色が違わなかったら前照灯の位置で見分けるしかないくらいです。それもそのはず、西武20000系も東武50000系も日立製作所のA-Trainの一種なのです。
こちらは西武で最多の両数となっている2000系です。西武所沢工場製が多いのですが、東急車輛製もあります(後期の車両はほとんどが東急車輛製です)。新交通システムの山口線、地下鉄と直通する西武有楽町線、孤立路線の多摩川線を除く全線で活躍しており、とくに新宿線でよく見かけます。ただ、ワンマン運転区間では走行しないようで、多摩湖線の国分寺~萩山では見たことがありません。
5000系に続く特急用車両、通称New Red Arrowが10000系です。池袋線・西武秩父線の特急「ちちぶ」、「むさし」、新宿線の特急「小江戸」に使用されています。5000系(通称レッドアロー)の置き換え用として登場したのですが、5000系や101系などの機器が流用されています。
池袋から西武秩父まで行くには、快速急行という手もなくはないのですが、飯能から先が各駅停車というのも時間がかかるだろうということで、やはり特急「ちちぶ」に乗ることとしました。特急に乗るのは、5000系が活躍していた1970年代中頃、私が小学校1年生か2年生の時以来、約35年ぶりですが、その時も特急の発着ホームはここでした。わかりにくいかもしれませんが、特急専用の改札口が右側の奥のほうにあります。
車内で撮影しました。停車駅は、池袋⇔所沢⇔入間市⇔飯能⇔横瀬⇔西武秩父です。
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