朝日新聞社のサイトに、今日(12月20日)の0時1分付で「ドイツを代表する指揮者、クルト・マズアさん死去」(http://www.asahi.com/articles/ASHDM7SW4HDMULZU008.html?iref=comtop_list_obi_n01)という記事が掲載されていました。88歳であったとのことです。
長らくライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の指揮者などとして大活躍されました(私も何枚かCDを持っています)。その一方で、ドイツ民主共和国(東ドイツ)でホーネッカー体制が崩壊する直前、反体制運動に対して当局側が発砲して弾圧しようとしていたことを知るや、これをやめるように当局に対してメッセージを送ったことも知られています。もし、彼の行動がなかったら、東ドイツでもルーマニアなどのような事態が生じていたかもしれません。
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