2020系への置き換えが進んでいる8500系ですが、2021年1月の時点ではまだ何編成かが運用されています。しかし、2021年か2022年には東急線から姿を消すことでしょう。今回は「いつまで走るか 元TOQ BOX号 その1」でも取り上げた8634Fを再び取り上げます。
こちらは下り側(中央林間側)の先頭車(10号車)のデハ8500形8534号です。デハ8800形(9号車)とユニットを組みます。
8500系は、1975年にデビューしてから田園都市線(当時は大井町〜すずかけ台。)で4両編成、間もなく5両編成となりましたが、東横線では6両編成→7両編成→8両編成、新玉川線(現在は田園都市線の渋谷〜二子玉川)では6両編成でした。増備とともに新玉川線・田園都市線で編成が組み替えられ、1980年代に新玉川線・田園都市線で10両編成となり、東横線で運行されていた車両も田園都市線に移りました。このため、編成中の各車両の末尾が揃っていません。東急で編成中の車両の末尾が揃うようになったのは9000系からです。
8500系の10両編成は、1号車→10号車の順にデハ8600形・デハ8700形・サハ8900形・デハ8800形・デハ8700形・デハ8800形・デハ8700形・サハ8900形・デハ8800形・デハ8500形となっています。
こちらは上り側(渋谷側)の先頭車(1号車)のデハ8600形8634号です。デハ8700形(2号車)とユニットを組みます。8631F以降は軽量車体ですので、この編成も軽量車体となっています。なお、東急初の軽量ステンレス車である8090系は、1980年に東横線でデビューしましたが、2013年5月に大井町線での運用を終え、東急線から引退しています。
8634Fは、現在、1号車→10号車の順にデハ8634・デハ8778・サハ8967・デハ8894・デハ8789・デハ8886・デハ8790・サハ8968・デハ8887・デハ8534となっています。
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