ひろば 研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

ヘッドセット

2020年07月28日 09時00分00秒 | デジタル・インターネット

 オンライン講義が続くのでヘッドセット(ヘッドフォンとマイクが一体となっているもの)を梶ヶ谷で買ったのは、たしか5月のことでした。サンワサプライの製品で、3000円を出せばお釣りが来るというものです。

 当初はヘッドセットを4月か5月上旬に買うつもりでしたが、在宅勤務が急に増えたせいか、近くの電器屋になかったのです。あっても「えっ?」と思うような値段ですが(私にとっては5桁かそれに近い値段で「えっ?」となります)、量販家電店(うちの近所だとK、Nなどとなります)の店員さんに尋ねると「在宅勤務の方が増えたので……」という答えが返ってきました。USB接続のマイクロフォンもなく、カラオケ用のマイクしかないということもありました。

 実は、講義だけであれば、うちのMacBook Proでもマイク機能とスピーカー機能は十分なのです。或る程度試してよくわかりました。それに、講義などの際には、随時、ZoomやWebexで音量メーターをチェックしていますから、よほど通信環境が悪くなければ私の声は十分に聞こえるでしょう。マイクに声が乗るように発声しているからです。

 私は、大分大学時代に200人ほど入る教室でもマイクなしで講義をやっていたくらいなので、声量には多少の自信があります。今でも大分大学にあるのかどうかわかりませんが、教育学部の建物にある比較的大きな教室(301教室だったと思います)でマイクを使ったらスピーカーの音が割れたこともありました。大東などでは、或る程度大きな教室でマイクを使うようにしていますが、動きながら講義をするので、ワイヤレスしか使いません。

 それなら何故ヘッドセットを使うのかといわれるかもしれません。一つには指向性のマイクのほうがよいということ、もう一つは演習科目などを担当していることです。学生の声を聴き取りにくいことがあり、ヘッドフォンが必要であるということがわかりました。それならマイクもついているほうが便利だということになります。

 お断りしておきますが、皆の声が聴き取りにくいという訳ではありません。人によって、聴き取りやすい場合とそうでない場合がある、ということです。発声の仕方の問題である、と考えていただければよいでしょう。マイクがあるからどのような人であっても拡声機能が働く訳ではないのです。

 ヘッドセットを買ってから、こちらで聞く声については或る程度楽になりました。しかし、普段はヘッドフォンやイヤフォンを使いませんので、ヘッドセットを使うと疲れることがあります。密閉型であるからかもしれません。あるいは、多少とも重いからかもしれません。また、暑くなるとダメです。

 そこで、7月に宮内でBluetooth接続のヘッドセットを買いました。横浜DeNAベイスターズのデザインで、イヤーピースとマイクが付いています。iPhoneやiPadに向いているものなのですが、試しということで買いました。

 軽いので、暑い季節でも対処できます。ただ、これは講義に使えません。iPhoneやiPadでなら大丈夫らしいのですが、MacBook Proでは音が途切れたりすることもあるからです。購入日の翌日に講義で使いましたが、途中で密閉型のヘッドセットに変えました。

 既に、後期の講義も原則としてオンラインとする大学があります。ヘッドセットを使ったり使わなかったりと、気候などに応じて対処しなければなりません。ただ、今月、通信制限がかかったという学生が何人かいますので、いつまで続けることになるのかと考えてしまいます。 


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