四万六千日

2019年07月09日 | 東京のお散歩
四万六千日。約126年。
 
観世音菩薩縁日は、平安時代より毎月18日を縁日としてきましたが
室町時代末頃から、これとは別に功徳日と呼ばれる縁日が設けられ
この日に参詣すると、何倍もの功徳が得られるとされるようになりました。
 
浅草寺では、元禄の頃から7月10日をその最大の功徳日として
126年分である4万6千日分の功徳が得られる日として定着しましたが
何せ気の早い江戸っ子のことですから、前日の9日から観音様に参詣し
いつの間にか7月9日と10日の両日が功徳日となったようです。
 
四万六千日の由来は不明ですが、人間の寿命の限界が126年である説や
米一升における米粒の数が46,000粒である(一升=一生)説など
定かではありません。
 
 
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