浅草 遍照院

2019年07月12日 | 東京のお散歩
浅草六丁目の遍照院は、金龍山浅草寺の支院のひとつで
創建は不明ながら安土桃山時代に中興されたと言われています。
 
当初は安楽院と称し、浅草寺山内の住職の火葬所でした。
 
宝暦十二年(1762)に遍照院と改号し、十七世照遵和尚が
江戸城紅葉山廟所の御祈祷僧に選出されたのを契機として
一山寺院の寺格に発展させました。
 
 
嘉永の頃には境内西側に長屋があり、葛飾北斎が住んでいました。
北斎はこの頃、画狂老人卍と名乗っており、ここを終の住処とし
嘉永二年(1849)に90歳(満88歳)で没しています。
 
 
 
 
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