先日、デスクトップPCが無理やり、承諾もなしに Windows8.1 にアップデートされてしまったことを書きましたが、Windows 8.0 のサポート期間は、8.1がリリースされてから24か月、すなわち、2016/01/12 までになるようです。
したがって、それ以降サポートを継続して受けるには 8.1 へのアップグレードが必須ということで、結局残っていた、据え置きノートPCの HP Pavilion g6-1300AU も Windows8.1 にアップデートすることにしました。
強制的にアップデートされても問題なく動いたことが背中を押した感じで、Microsoftの企みは功を奏しているということですね。
そういえば、強制アップデートの件、全然騒ぎになりませんね。日本人はみんな優しいから、現実を受け入れてしまうのでしょうか。ひどい話だとは思うのですが...。
ところで、この据え置きPCの HP Pavilion g6-1300AU は、デスクトップPCのHP Pavilion 500 よりも古いPCで、もともと Windows7 搭載のPCなので、多少の不安があります。
Windows 8.1が動作するPCには以下の条件が課せられています。
Windows 8.1 は、Windows 8 が動作するハードウェアで動作します:これはOKですよね。今動いているのだから。
CPU: 1 GHz 以上
メモリ: 1 GB (32 ビット) または 2 GB (64 ビット)
ハード ディスクの空き領域: 16 GB (32 ビット) または 20 GB (64 ビット)
グラフィック カード: WDDM ドライバー搭載の MicrosoftDirectX 9 グラフィックス デバイス
【特定の機能を使用するための追加要件】:これが調べてもよくわからない。
64 ビット版の Windows 8.1 をインストールする場合:CMPXCHG16b、PrefetchW、LAHF/SAHF もサポートしている CPU.
そこで、用心(になるかどうかは分かりませんが)に、思いつくドライバを最新のものにアップデートしておいてから、Windows8.1 へのアップデートに臨みました。いったん8.1にアップデートすると、リカバリでクリーンインストールする以外元の環境に戻す手立てはないようです(そうするとWindows7に戻ってしまうことになります)。
強制アップデートは止めてあったので、Microsoftストアからのアップデートになります。
いったんダウンロードが始まると、インストールも自動で行われ、もう後には戻れない仕様です。
PCの能力に比例するようで、3時間半かかりましたがインストール自体は無事に終わりました。
しかし、次のような変な画面が現れます(USERのところは、今ローカルアカウントで使っている名前が表示されます)。
パスワードなんか設定していないのに、パスワードを入れないと「次へ」を押しても、進ませてくれません。普通はパスワードが存在しないのだから空欄のまま「次へ」を押せばスルーしてくれるような画面ですが、今回は頑なに拒否されます。
はたと困りました。下のほうをみると、「(自分の設定したローカルアカウント名)ではありません」との表示が。自分がMicrosoftから否定されたようで悲しくなる表示です。
ところが、これをクリックすると、なんと先に進めるのです。なんじゃそりゃ !!
人を馬鹿にした仕様です。「パスワードを設定していない方はここをクリックしてください」とか書いておけばいいじゃないですか!!ローカルアカウントを設定しなおさなきゃいけないかと不安になりましたが、問題なくインストール作業は進みます。
ひでぇなあと思いながらも、インストールは終了し、Windows8.1が立ち上がりました。ローカルアカウント名もそのままです(じゃ「~ではありません」というのはどういう意味だったのでしょうか。腹たつなぁ!!)。
やった~っ!!無事にアップデートが終わりました。HP Pavilion g6-1300au はWindows8.1にも耐えうるんだと喜んだのもつかの間、画面に次のような警告パネルが出現しました。
やっぱり、問題が出るんじゃん!!
しかし、PC歴うん10年のPCオタクおやじは、慌てません。
LogiLDA.dll という名前からしてロジテック(ロジクール)の関係のモジュールでしょうから、以前使った無線マウス、キーボード関係のソフトもしくはドライバーということが思い当りました。
そこで、タスクマネージャーからこのdllの読み込みを無効化する方法もありますが、現在無線マウスは使っていないので、「logicool unifying software(無線マウス・キーボードのユーティリティーソフト)」をアンインストールしたところ、以後このメッセージはでなくなりました。
しかしおかしいですね、デスクトップPCのHP Pavilion 500の方は、まさに「logicool unifying software」を使用しているのにこのようなメッセージが出ませんでした。ソフト自体にアップデート機能があるので、頻繁に使うほうは、Windows8.1用にアップデートされていたのかもしれません。
ということで、とうとう年貢の納め時で、自宅にあるPCは、Windows7(Gateway SX2311 H-42C/L)とWindows8.1(HP Pavilion 500 と HP Pavilion g6-1300au)に落ち着くことになりました。
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