8マン、幻魔大戦…SF作家・平井和正さん死去
漫画「8(エイト)マン」の原作や大河小説「幻魔大戦」シリーズなどで知られるSF作家、平井和正(ひらい・かずまさ)さんが17日午後8時5分、急性心不全のため神奈川県鎌倉市内の病院で死去した。76歳。
(読売新聞WEBより)
そうですか、亡くなられましたか。学生時代に「ウルフガイシリーズ」を夢中になって読んだものです。 アダルトウルフガイシリーズは、大藪春彦の主人公みたいで、かっこいいんですよね。
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内容はもちろん、「あとがき」に読者投稿欄があって、最高に面白んですよ。
あと、「8マン」。
![]() 8マン 完全版 1 マンガショップシリーズ / 平井和正 【コミック】 |
これも、少年マガジンを毎週買って読みました。
作画の桑田次郎さんが拳銃不法所持で逮捕されてしまい、急遽別の人(アシスタントらしい)が書いたため、最終回の絵が全然違う絵で、更に唐突に話が終わるという、子供心に不満が残る状況で、より記憶に残っています。
また、8マンが電子頭脳のオーバーヒートを抑えるために、ベルトのバックルに入っている「タバコ型冷却剤(強化剤)」を吸う描写(今考えても斬新な設定ですよね)が青少年に悪影響を与えるとして、物議を醸したなど話題に事欠かなかった漫画でした。
そう、そう、丸美屋の「のりたま」の中に8マンのシールが入っていてうれしかった記憶や、8マンのソノシート(漫画と音声ドラマが合体したミュージックブック。後に殺人罪で逮捕された克美しげるさんがアニメのテーマソング歌っています)を擦り減るほど聞いたなど、なんだ、私の人格形成に平井和正さんの8マンは大きくかかわっているような感じですね。
平井和正さんのご冥福を祈ります。