みいちゃんといっしょ

みいちゃんとみいちゃんのパパの日記

久しぶりに試写会に行ってきました。

2015年04月17日 | 日記

 何年ぶりでしょうか、試写会に行ってきました。

 北野武 監督作品の映画『龍三と七人の子分たち』です。

  (Copyright© トレンドニュースサテライト)

 武監督のバイオレンス映画は好きじゃないのですが、今回はコメディーということで、ちょっと期待して、ニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」による映画試写会に応募したら運良く当選、霞が関のイイノホールまで出かけてきました。

 開場(18:00)15分前ぐらいについたのですが、既に招待客500人のうち300人ぐらい並んでいました。若い人から高齢者まで、北野映画の支持層の広さが窺えます。

 司会は、ニッポン放送の新保友映アナウンサー。さすがラジオのアナウンサー。テレビの素人タレントアナウンサーと違って、安心できる司会ぶりでした。

(ニッポン放送 WEBより)

 上映前の前説は松本明子さんと松村邦洋さんの「電波中年コンビ」。松村が得意の北野監督や今回の映画の近藤正臣と中尾彬の掛け合いシーンのモノマネをやってくれました。映画の宣伝とはいえ、大サービスですね。

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 さて、『龍三と七人の子分たち』は、ベテラン俳優(平均年齢72歳だそうです)が扮する引退した元ヤクザのジジイたちが、オレオレ詐欺や悪徳訪問販売でやりたい放題の暴走族あがりのチンピラと対決するさまを描いたコメディーです。

 (Copyright© トレンドニュースサテライト)

 バイプレーヤーのカミソリのタカ役の吉澤 健さんと五寸釘のヒデ役の伊藤 幸純さんが、良い味出していました。ギャグも武監督が普段言ってそうな話が散りばめられていて、結構面白かったです。

 特に面白く感じられたのが、この主人公たちが、「3匹のおっさん」みたいに決して正義の味方ではなく、あくまでもヤクザだという場面が、いくつも出てくるところです。やっぱりヤクザは歳をとっても、真っ当な人間にはなれないという、悲しさが出ていて興味深かったです。
 アメリカ映画によくある、ただギャグをとばすだけというコメディー映画とは異なる面白さがありました。 

 あと、イイノホールの係の女性たちの対応の洗練されたワザに感心しました。手慣れた雑踏警備は機動隊を上回るものがあります(ホールは4階だし、エスカレータは細いし、有象無象の観客をほっておいたら危険な構造なのをスマートにさばいていました)。

 また、試写会の機会があったら行って見たいと思います。

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