今まで使っていたパワーアンプ(YAMAHA A100 キーボード等に使用)やコンポ(YAMAHA AST-R7)のレシーバー兼アンプが相次いで調子が悪くなって、何か代わりのいいものが無いか探していました。
すると、SmartNews で(このごろ情報源がほとんど SmartNews なのが恐ろしい)、2~3千円で買えるプリメインアンプがあるという記事を発見。
しかも、音は数十万するアンプと遜色ないとかいう評判です。
その話題のデジタルアンプ Lepai LP-2020A+ は既に生産中止(と言うかICチップ TA2020の会社が倒産して部品が存在しない?)ということで、プレミア価格となっているか、名前だけで、中身が違うものしかなかったので、評判のいい後継機のアナログアンプ、LEPY LP-V3S(BOSE社パワーIC使用という触れ込み)を買いました。
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なんと、1,790円でした(アダプター無)。
届いてみると、評判通り、箱には「LP-2020A」の表記が......。
裏返すと、LP-V3Sの表記がされているというエコ仕様。
中身は間違いなく、 LP-V3S でした。
ノブなどの部品も、評判通りのチープさ。説明書も保証書も一切ありません。扱いはジャンク品ですね。
家には、腐るほどいろいろなスピーカーがあるので、いろいろとつなげて音を聴き比べてみましたが、最後まで残ったのが、BOSE 101MM と、今回の購入のきっかけとなった、壊れたYAMAHA のコンポについている、スピーカーでした。
BOSE 101MM は、びっくりするほど低音域が強調されて鳴りますが、高音域がちょっと雲がかかったような感じです。もっと、大音量で鳴らせるアンプがあっているのかも。
YAMAHA のスピーカー(YST-DFS11)は、低音は出ませんが、クリアでナチュラルな音がして、LEPY LP-V3S とは、相性がいいようでした。
さて、そこで、この LEPY LP-V3S に、これも先日ゲットした、ハイレゾウォークマン NW-A25 をつなげて、実力のほどを確かめてみます。
びっくりです。
少なくても、1,790円 の音ではないですね。昔、持っていた 山水(SANSUI AU-607) や
SONY (TA-4650)で聴いていた、
「ステレオ」の音がします。しばらく聞いてなかった懐かしい音です。更に音源が、 96kHz/24bit のハイレゾですから、更に聞いたことのない非常にクリアーな音がします。
1,790円で、こういう雰囲気を味合わせてくれるなんて、評判は大げさじゃないような気がします(1,790円なのにこんな音という価値基準がそう思わせるだけかもしれませんが)。
ただ、スピーカーのインピーダンスが大きいのか、LEPY LP-V3S のボリュームを60%以上にしないと、迫力ある音にはなりません。もともと、カーオーディオ用を想定したアンプに見えますので、もっと能率の良い小さいスピーカーが合っているのかもしれません。
とにかく、昔を思い出すような面白い製品です。