電子辞書ゲットしました。
シャープ 電子辞書「Brain」シリーズ PW-GC610。
発売は2010年1月。当時は3万8千円ぐらいの価格だったようですが、中古でこれを、税・送料込み2,000円でゲットしました。
カラー液晶(タッチパネル)搭載で、動画再生、MP3 再生等多機能です。
この PW-GC610 という機種は、高校生に特化したモデルで、辞書のほかに英検やTOEICの対策用コンテンツなどが付加されています。
いまさらなぜ、電子辞書かといえば、なんと、この電子辞書、Windows CE のOSで動いていて、Windows CE のソフトを動かすことができるのです。
正式名称は、「Windows Embedded CE」。 Microsoft社が開発した、情報家電、自動車など様々な機器への組み込み用のOS(Embedded=埋め込み)。
Handheld PCやPocket PCなどのPDA(personal digital assistant)でセンセーショナルにアナウンスされていた時期を憶えていていて、懐かしく、つい、いじって見たくて買ってしまいました。
1996年11月発売 CASIO「CASSIOOPEIA A-10」
まだ、ホンハイに買収(2016年)されていないころのシャープは、さすがに「目の付け所が違」ったのか、Windows CE で動く辞書を出したため、一部のマニアの間で、Windows で動くPDA として使おうという動きが盛り上がった時期があったようです(当時は全然認識がありませんでした)。
情報は「コジコジのオタク文化 情報局」さんから仕入れました。
【魔改造】まさか電子辞書がWindows化!!名作DOOMも動く!?改造方法手順・紹介
せっかく、Windows CE で動いているなら、それっぽい画面で使いたいので、タスク管理・アプリケーションランチャー機能を持つ仮想デスクトップ生成アプリの「ceOpener」を入れてみました。
バージョンが様々あり、いろいろと試したのですが、PW-GC610 にぴったりで、サクサク動いたのは、第二世代・第三世代用(Grain氏制作)のものでした。
プラグイン(電源管理やキー割り当て等)も初めから入っているので便利です。
壁紙もそれっぽいものを入れて遊んでいます。
アプリとしては、MIDI 演奏や青空文庫リーダーもあるようなので、更にいろいろ試してみたいと思います。