いろいろ悩んで、あえてアイロボットではなく、ゲットしたロボット掃除機 Panasonic の 「RULO(ルーロ)」。この4月で使用3年になろうとしているのですが、最近「バンパーが動いていません」というエラーがでて、途中で止まってしまう症状が頻発するようになりました。
ネットを漁ると、結構同じ症状で困っている方がいらっしゃいました。
うちだけじゃないとすると
これ、欠陥商品じゃないか~!!
の疑惑が。
Panasonic はこれに対して、なんの対応もしていないみたいです。
修理でお金を取られるのもばかばかしいので、ネット記事を参考に分解修理に臨みます。
ネット記事は断片的で、今一つ核心が分かりにくいので、ここに決定版を出しておきたいと思います(本当に完全に治っていればですが....)。
① まず、バッテリーを外します。コネクターがあるので、そろそろと取り出します。
② 左右の回転ブラシ(左右がありますので、戻すとき注意)とダストボックスを外したのち、本体裏側の五ヶ所のネジを外します。
本体上面のカバー(これをバンパーと呼んでいるらしい)は、3本のコネクター(白青茶の順)でつながっているので、位置を憶えたうえ、これを外して、下部本体とバンパーの2つに分割します。
カチカチと音のするスイッチは、下部本体に2つ、上部バンパーに2か所ついています。
まず、ネットで原因であろうとされている、上部バンパーのスイッチと、それを支えているばねを観察すると、バンパーが壁に当たって後ろに押されると、スイッチが押されて、壁に当たったことをコンピューターに伝える仕組みのようです。
そこで、推定される原因が以下のとおり(価格COMのクチコミ1)。
1)バンパーを定常位置に戻すバネが弱る
2)バンパーが定常位置まで復元しないので、ルーロ本体が前進するときに、バンパーが後ろに引きずられて、定常範囲を外れてしまう
3)バンパーのスイッチが押された状態が継続し、「バンパーが動いていません」のエラーメッセージが出る
そこで、この解決方法に挙げられていたのが3つ。
①スイッチについている金属板のテコに少しだけ曲がりぐせをつけて、若干スイッチの反応開始を遅らせる。
②クリップをほぐして、うまいこと両側のスプリングにさらに強化する。バンパー自体の動きをスムーズにするようにバンパーを支えている天板のボルト部分もゆるくした(価格COM のクチコミ2)
③バンパーを分解し、全体にゴミ・ホコリ落とし、ボディからバンパーを支えている、小さな突起4つの古いグリスをきれい掃除し、再度グリスアップして組み直す。(みんカラ 白忍者@イバラードさんのブログ)
自分の技術と安全性を考えて取った方策は以下の通り。
ばねは、縮めれば反発力が強くなるので、ばねが引っかかっている支柱に細く切ったフェルトを挟んでビニールテープで固定しました。
更に、バンパーを固定しているワッシャーのついたネジも緩く留め、バンパーが自由に動きやすいようにしておきました。
下部本体もよく観察してみると、おかしなところがあります。
左右で違う品質のばねがつけられており、普通に床に置いてみると、片方(色に黒いほうのばね)のスイッチは押されているのに、もう片方(銀色に光っている方のばね)のスイッチは離れているのです。
このスイッチは、駆動ローラーが上下することにより、入ったり切れたりするしくみになっています。
どういう役目なのかわかりませんが、左右の状態が違うのはおかしいと思い、こちらも、上記と同じ方法で弱いばねの補強をしておきました。
ということで、もとに戻し、掃除をさせてみたところ、きょうは1度もエラーが出ずに掃除を終えてくれました。
過去、その日の調子でうまくいく日もあったので、しばらく様子を見たいと思います。
しかし、もしこの「ばねのへたり」が原因だとしたら
完全に欠陥商品ですよ~!!
Panasonic よ!! 中国共産党なんかといつまでもつきあっていないで、日本人のユーザーを大事にしないと、先細るぞ~!!