世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

卒業

2009年03月04日 | 教育
下の娘が高校を卒業した。


一区切りつき肩の荷物が一つ下りた気がして、正直ホッとした。


卒業式は人生のドラマの大きな部分を占める。

それは終わりの日というより、むしろ旅立ちの日という色彩が濃い。

惜別の悲しみ中に、新たな決意が見られる。

涙の中に夢と希望が光る。


達成感と未知の世界への期待と不安が入り混じる。

子供から青年への過渡期でもある。


語りつくせない感情が交錯して、青春がほとばしる。


「毎日バレエと勉強を両立させて、3年間よくがんばった。
時々居眠りすることもあったが、マ、仕方ないかと思っていた」

とは、担任の先生の弁。


「みんなをブロードウエイの観客席に招待できるようガンバル」

娘の言葉に、嫁に出す親父の気持ちに似た高ぶりが襲い、不覚にも目頭を押さえてしまった。


Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする