世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

人生面白過ぎ

2023年02月08日 | ライフスタイル



生まれ変わっても、

「この人生を何度繰り返してもいい」と思えるか!?

と、『ツァラトゥストラ』の中でニーチェは問う。


答えは、

"Yes" である。






自分のなしたことを後悔することはない。


「別なふうに行動していれば

もっとよい結果を得たはずだったのに

と考えるのならば、

それは

超地上的な空想世界に生きることになる」

と彼は言う。






したがって、いっさいの現実を肯定する。


だから、

この人生が

そっくりそのままくり返される永劫回帰が起きたとしても

充分に耐えられる。


※ 「永劫回避」とは、
生への強い肯定の思想であると同時に、
「一回性の連続」という概念であり、
絶対的肯定に転じる 。


つまり、

生まれ変わっても全く同じ人生を繰り返す、

というもの。








というよりもむしろ、

そうであったことすべてを、

それは自分が欲していたものだと肯定できる。



思い返せば

確かにそうだ。



やりたいことを

すべてやり切った者しか達しない境地。




それを彼は、

『超人』と呼ぶ。



「超人は大地の意味である」


つまり、『超人』とは、

神、天使、理性、精神、霊、幸運、あの世、輪廻、歴史、などといった

非大地的なものを棄てさり、

現実の事柄のみを引き受けて生きていく人を指す。



したがって、

『超人』は救われた人でもあるのだ。



このニーチェ的思考の下で生きている。